塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて考える見た目と機能の両立

2020-12-13 21:54:34 | 日記
 かつて落合正勝先生は

 「機能を最優先させると美意識が崩れる」

 とおっしゃっていた記憶があります。

 ブルックス・ブラザーズのポロ・ボタンダウンシャツ
 リーバイスの501
 コンバースのプロレザー

 など、復刻やリニューアルされる名品は、この反比例する事柄を巧みに両立させているからこそ、21世紀の現在でも愛用されていると言えます。

 昨年、コンバースが1989年に発売されたERX400と言うバッシュを復刻しました。

 御覧になった方は、どうしてこんな無骨なハイカットを、コンバースと立案したマジック・ジョンソンは手掛けたのかと思うはずです。

 このような無骨な靴はナイキも同様で、もはや復刻など絶対に登場しないであろう「エアー・プレッシャー」、エアー・フォース180など、ハイカットが最大の魅力と謳っていました。

 しかし業界2位のリーボックは

 シャキール・オニールに提供のシャック・アタック 
 ディー・ブラウンに提供のDタイム

 に代表されるバッシュで、機能と見た目を鮮やかに両立させます。

 特にポンプの多くは「オレンジ色」であり、バスケットボールそのものが靴に搭載されている、その視覚効果は抜群でしたね。

 今のサッカー・スパイクが昔を変化したのは、ニットという素材を最大限に活用する形で見た目と機能を両立させていることに成功している点でしょうか。

 アディダスが名品F50、2014年に登場し大きな人気を得たスパイクを、わずか6年というインターバルで

 「F50ゴースト」

 という名称で復刻させたのは、それだけ再登場が熱望されていただけでなく、アディダスが最新の機能をデザインをまとめられると考えたに違いありません。

 やはり無骨さは今、あまり必要ないように思えますね。
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CR7、炎の体育会TVにゲスト出演

2020-12-13 21:36:20 | 日記
 映画、歌謡、スポーツに限らずやはりスターと言う存在は格別ですね。

 昨日放送の「炎の体育会TV」に、ポルトガルからクリスティアーノ・ロナウドが、帝京平成大学女子サッカー部の皆さんとコミュケーションを取りました。

 彼がテレビ画面に映った瞬間の絶叫ときたら!!

 それはそうですよね。

 長年目標に掲げてきた選手
 世界中の誰よりも、重圧や批判に耐えてきた名手
 代表でもクラブでも、自身に課せられた責任を背負い続けてきた名手

 クリスティアーノ・ロナウドと画面越しではありますが、対面しているわけですから。

 ロナウドが2018年、ユヴェントス移籍のためにトリノに降り立った瞬間から、トリノを超えイタリア全土で狂騒が巻き起こります。

 セリエAはプレミア・リーグ、リーガ、ブンデスリーガと並ぶ、欧州4大リーグの要ですし、ユヴェントスには将来を担うであろうアルゼンチン代表のパオロ・ディバラが在籍しています。

 しかし、ロナウドの到着がこれほど騒がれたのは

 1.ユヴェントスに移籍するとは考えもしなかったため
 2・そもそもオペレーション自体に無理があると考えられていた

 そして何より、かつてスターが躍動した時代はすでに過去の名誉と皆が思っていた、これが一番喧噪の理由かと思います。

 1980年代 マラドーナ、ジーコ、プラティニにルンメニゲ
 1990年代 ルイ・コスタ、ファン・バステン、ジョルジュ・ウエアそしてロナウド

 2000年代にもルイス・フィーゴ、アンドレイ・シェフチェンコにイブラヒモビッチと名手が在籍してきました。

 しかし、イタリア経済やリーグの凋落が要因となり、過去の華やかさは遠い出来事となっていた、まさにその時、ポルトガル代表のスーパースターが移籍した。

 これは盛り上がりますよね。

 スターは夢を与えてこそスター。

 ロナウドの信念を皆が知っている、そして実行しているからこそファンは熱狂するのですね。
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自分の立ち位置を比較すること

2020-12-13 21:11:51 | 日記
 日本シリーズでセリーグがパリーグに全く歯が立たないことを受けて、野球ファンはどうすればセリーグが日本一に輝けるのかを思案しています。

 ただ、大リーグではアメリカンとナショナル、どちらが優位化という議論はされていませんし

 NBA ウエスタン・カンファレンスとイースタン・カンファレンス
 NFL AFCとNFC

 における地区編成でも、戦力均衡やフランチャイズは考慮されているは思いますが、極端な実力差は無いように思えます。

 大リーグの場合は

 1・アメリカンには指名打者制がある
 2・ナショナルにはサスペンデッドがなく、試合終了まで試合続行が原則
 3・ストライク・ゾーンの違いはあり、一般的にナショナルの方が投手優位

 とは囁かれます。

 日本の場合、パリーグは伝統的に投手が変化球で「交わす」のではなく、勝負所でも直球で三振を取りに行く形が多かった、従って打者もつられて成長したと指摘があります。

 野茂英雄 近鉄バファローズ
 村田兆治 ロッテ・オリオンズ
 渡辺久信 西武ライオンズ

 はその代名詞のように思えます。

 Jリーグファンも、その多くが

 「Jリーグとkリーグと中国スーパーリーグ、とこが一番魅力的な運営をしているだろうか」
 「今後、アジア枠で選手を獲得するならば、どの国が良いだろうか」
 「欧州リーグと比べたならば、どのリーグに接近しているだろうか」

 とは考えたこと、ありますよね。

 ある意味、その物差しといえるのが現在カタールで神戸が奮闘しているAFCチャンピオンズ・リーグのように思えます。

 イタリアやスペイン、ドイツの関係者もチャンピオンズ・リーグでどれだけ自国クラブが残っているかで、現在の良しあしを確認していますし、出場すればステイタスもボーナスも得られますから。
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