塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

裏切られたと感じる理由は何でしょうか

2020-12-26 23:00:37 | 日記
 44歳未婚の僕から見ても、嵐の5人は全員年下ですが本当に素敵だと思います。

 しかし、ここ1か月ほど彼らを取り巻くテレビの状況を見ると、嵐5人が決断した「活動を一時休止」ではなく、まるで「解散」してしまうかのような錯覚を覚えます。

 テレビ局が嵐の功績をたたえて、これまでの歩み、秘蔵映像、未公開映像を出せば出すほど、ファンは

 「もう2度と5人で歌う姿が見られなくなるのかなあ」
 「もう一度、会えるよね」

 という疑念が生じる気がしませんか。

 逆に言いますと、それだけ嵐5人の人気がすごいということと、20年彼らが背負ってきた時代背景やその重みがすごかったという証でもあるのでしょう。

 恐らく、ファンは俳優や歌手との距離感や声援方法をもう一度、この機会に見つめなおしてはどうでしょうか。

 大野さんが一般女性と交際(している)と指摘された際、コンサートで応援グッズの団扇に

 「裏切り者」

 と「わざわざ」書いて持参した方がいると聞きますが、大野さんは何を裏切ったのでしょうか。

 二宮さんが結婚した際も、祝福よりもむしろ批判的な声が多かったようですが、石原さとみや松坂桃季が結婚したとき、誰か

 「裏切り者!!」
 「どれだけお金と時間を費やしてきたと思っているんだ!!」

 と罵声を飛ばしたでしょうか。

 俳優もしくはタレントという同じ文脈で語るならば、いずれの事例も批判的にならなければならないと思いますが、一方が良かったね、一方が最悪だと指摘されるこの事実。

 どうして嵐の5人は交際や付き合いでこんなにも批判されなくてはいけないのか。

 そうした声に疲れ果て、疑問に思い、一度「普通」に戻りたいという痛切な気持ちを、大野さんに抱かせたのではないでしょうか。

 繰り返しますが、彼女たちが嵐の「何に」裏切られたと感じるのか、本当に僕にはその正体がまったくわからないのです。

 サッカーもスーパーインフレに伴い、違約金も報酬も年を追うごとに急上昇しています。

 チェルシーに移籍したドイツ代表、カイ・ハベルツやティモ・ベルナーは今後、ウインターブレイクはないが冬の寒さはドイツ同様厳しいイングランドの過酷さを知るのでしょう。

 それはリールからナポリに移籍したナイジェリア代表オシメーンもそうですが、報酬の高さは比例して

 「すぐに結果を出せ」
 「順応期間など無いに等しい」

 という、選手たちの精神面に負荷をかけていると思います。

 「人間らしくやりたいな」
 
 開高健はサントリー・トリスでこう記しましたよ。
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今J1クラブが外国籍選手を獲得するならば

2020-12-26 20:42:43 | 日記
 柏レイソル首脳陣がマイケル・オルンガを獲得した際、さすがにリーグMVPと得点王に輝くとは考えなかったはずです。

 ただレイソルの方針が、他のJ1クラブに対して大きなメッセージを送ったように思います。

 ヴィッセル神戸が2017年にルーカス・ポドルスキ、翌年にはアンドレス・イニエスタを獲得し、シーズン・チケットホルダーやアウエイファンも興奮させましたよね。

 この方針は神戸が

 1・胸スポンサーとしてバルセロナを支援
 2・よりグローバルに打ってでるため、クラブの知名度と資産増加、そして戦力強化と同時に向上させる

 という形があったと考えます。

 一方でイニエスタに支払う報酬もかなりの金額になりますし、トーマス・フェルメーレンも含めて故障が多い、30代の「名手」に巨額を投じることは、一種の賭けに近い印象を受けます。

 2014年、セレッソ大阪とディエゴ・フォルランの事例も同様ではないでしょうか。

 オルンガの例は

 イニエスタのような世界的知名度は不要
 セビージャのように移籍させ、丁寧に向かい合うことで選手の資産価値を向上させる
 適切な段階で移籍させ、その資金で新しい選手を買う

 という形の方が、J1クラブには有意義であると示した気がします。

 ガンバ大阪で活躍するパトリックのように、日本でのプレイに満足し帰化して代表招集を受けたいと考える外国籍選手の方が稀ですよね。

 大抵の選手はJリーグ内でも移籍しますし、オルンガのように本場である欧州でやりたいという気持ちを止めることは出来ません。

 ですので無名であり、中堅国からの引き抜きでもやり方次第では選手にもクラブにも、大きなメリットをもたらした成功例として、オルンガの事例は非常に学ぶべき事柄ではないでしょうか。
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ケニア代表オルンガ、来季の舞台はイタリアか

2020-12-26 20:23:12 | 日記
 冬の移籍市場を歓迎しない指揮官がいます。

 確かホゼ・モウリーニョがそうで、恐らく夏とは異なり冬の移籍は応急処置のような形だからと推測します。

 インテルのデンマーク代表クリスティアン・エリクセン
 ユナイテッドのポルトガル代表ブルーノ・フェルナンデス

 明暗を分けている両選手ですが、後者のように短い期間ですぐさま手ごたえを得る方が、僕は稀だと思いますがね。

 その冬の移籍市場を柏レイソルはどう考えるべきでしょうか。

 1月4日にずれこんだリーグカップ決勝、それはネルシーニョ監督を筆頭に、レイソルがコロナ感染の影響を受けたために反論はできないでしょうが、既にケニア代表

 「マイケル・オルンガ」

 はイタリアに旅立つ準備をしているかもしれません。

 彼が欧州復帰を検討するならば、イタリアを目指すと考えているようで(ウエブ版の東京スポーツ参照)、このリーグMVPを戦力として考えるべきかが難しくなりそうです。

 慰留して彼を軸に攻撃を構築する
 売却して戦力を刷新する

 いずれにしてもレイソルにとってお金の使い道は重要になります。

 リーグMVPと得点王の個人2冠に輝いた選手を、安い報酬やボーナスで維持できるわけはなく、コロナの影響で減収に悩むならば、思い切って売却ということもあるでしょう。

 ただオルンガのように、Jリーグ独特の展開スピードに短期間で順応し、シュートを打ててターゲットマンにもなれるFWを探すことの方が難しいと思います。

 現状、残留か売却かは半々というところでしょうか。

 僕個人としては移籍し、新しい選手を招く刷新の方が良い気がします。

 またJ1MVPが欧州でどの程度評価され、活躍できるかの指針になり得る存在でもあるためです。

 
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