塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにおける不確定要素

2020-12-12 21:18:49 | 日記
 アーセナルは昨年ミケル・アルテタから、マッシミリアーノ・アレグリへの交代を模索していると言います。

 また、インテルもチャンピオンズ・リーグから脱落し、アントニオ・コンテがファビオ・カペロとひと騒動起こすなど、周辺が騒がしくなっています。

 昨年ウナイ・エメリの後任監督してアーセナルに復帰したアルテタ。

 グアルディオラの下、マンチェスター・シティで研鑽を積み、アーセナル就任初年度でFAカップで優勝するなど、その聡明さを再認識した「グーナー」も多かったのでしょう。

 だからこそ今季、オーバメヤンが残留しこれから更なる上昇を目的としたにもかかわらず、リーグ戦で15位と言う形に、フロントは慌ててしまっているのでしょう。

 勿論アルテタ本人が一番至らなさを痛感していると思いますが。

 今年の冬、スパーズからインテルに移籍したデンマーク代表のエリクセン。

 コンテが3-5-2から3-4-1-2に布陣変更した際、このデンマーク代表を軸にロメロ・ルカクとラウタロ・マルティネスでトライアングルを形成すると皆が考えました。

 しかし、今季のエリクセンは何が要因なのか、本当に出番が少なく、先日も交代出場した時間がわずか1分ということで、大きく騒がれました。

 コンテ自身は、感情的なしこりがエリクセンとの間にはないと語りますが、彼がインテルを離れたいと考えるなら容認するとフロントは考えていると言います。

 日本語では

 「渡る世間に鬼はいない」
 「一寸先は闇」

 など、人生における教訓が多々存在します。

 特にサッカーでは自身ではどうしようもできない不確定要素が大きく、逆にこの点がファンを結び付けている要因でもあるのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録が更新される瞬間を思う

2020-12-12 20:56:41 | 日記
 僕は大相撲に精通していません。

 それでも大鵬、輪島、千代の富士、双葉山など名横綱と呼ばれる人物の顔を連想できます。

 先日、メルセデスに在籍するルイス・ハミルトンが、皇帝と讃えられたミハエル・シューマッハの通算勝利数91勝を更新し、92勝目を挙げたことが話題となりました。

 大相撲もF1もそうですが、記録はいつか更新されるものです。

 今、横綱白鳳が最多優勝回数を誇りますが、だからと言って冒頭で紹介した名横綱の経歴、存在価値が薄れることなど一切ありませんし、理事長として奮闘した北の湖もそうですよね。

 ニキ・ラウダ、アイルトン・セナにアラン・プロスト。

 ハミルトンやキミ・ライコネンなど現役のドライバーたちは、先人たちが人気をきづいてくれたからこそ、現在のF1があり更に発展させてゆくべきと考えているに違いありません。

 僕たちは簡単に「遺産」と言いがちですが、そこに先人たちへの思いやりが必要です。

 もしかしますと、しばらく破られることは無いと考えていた遠藤保仁の代表通算出場数152を、長友佑都が更新するかもしれません。

 インテルからガラタサライへ
 そのガラタサライではリーグ優勝するも、登録上の関係で試合には出場できず
 そして今季からマルセイユに在籍

 というように、彼も地道な努力で現在の地位を得ています。

 遠藤もシドニー五輪は蚊帳の外でしたし、ブラジル・ワールドカップでは1次リーグを超えることができませんでした。

 しかし、遠藤の存在価値を誰もが認め尊重したことに間違いはありません。

 こうして記録は更新されてゆくのではないでしょうか。

 そのためには自分の力以上に、運や周囲の励ましも必要と思いますが、健康、怪我、病気と無縁であり続けることが最優先課題でしょうかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

難易度が高すぎるワールドカップ連覇

2020-12-12 20:43:27 | 日記
 予選10連勝で危なげなくロシアへ
 若手主体で臨みコンフェデ杯制覇
 新キャプテンは守護神ノイアーに

 これらはナンバー940号「動乱の時代のフットボール」における、ロシアワールドカップ出場国の格付けランキングにおける、ドイツを紹介する言葉です。

 この説明文から見ても、ドイツが1次リーグで姿を消すと考える人間は、皆無だったことがわかります。

 それだけワールドカップを連覇することが、どれだけの困難を伴うのかが一瞬で理解できます。

 現在、ワールドカップを連覇したのは、1958、62年のセレソンだけですからね。

 チャンピオンズ・カップからチャンピオンズ・リーグへ

 このクラブ最高峰の戦いも、「リーグ」になって以降は連覇するクラブが現れず、レアルが3連覇を果たすまで、ミランもバルセロナもその困難には抗えませんでした。

 ただ、連覇をできないという点に焦点に絞ると、代表の方がみじめですよね。

 フランス 1998年大会優勝 2002年大会は1次リーグで敗退
 イタリア 2006年大会優勝 2010年大会は1次リーグで敗退
 ドイツ 2014年大会優勝 2018年大会は1次リーグで敗退

 ちなみにロシアではスペインが、指揮官ロペテギが契約期間中でありながら、ワールドカップ終了後にレアル・マドリーに転身すると発表。

 このことに激怒した協会は、ロペテギをすぐに解雇し参謀として帯同していたフェルナンド・イエロを初戦2日前に監督に指名するも、当然結果は伴いません。

 僕らが思う以上に、現在の日本代表もそうですが、試合数が限られている代表戦は、代謝が進みにくく、当時に外国籍選手の補強、そして4年のサイクルで戦う周期。

 など、不確定要素が多すぎるわけです。

 日本代表も2022年大会で8強を目指すには、J1、AFCチャンピオンズ・リーグ、そして海外クラブと多くの場を経験し、同時にコンディションの良い選手を起用。

 という基本に立ち明ける必要がある気がしますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする