テレビでも週刊誌でもネットでも、霊能力の話題って、とっても多いよね。でも、霊能力って、ほんとにあるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『神秘の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
人間は、みな、ある程度、霊的器官を持っています。(中略)
たとえば、眉(まゆ)と眉のあいだの眉間(みけん)がそうです。(中略)眉間は念力が非常によく出るところです。念力は、かなり創造的で積極的な霊的作用の一つです。
眼も霊的な器官です。「霊眼が開ける」といいますが、霊眼が開けたかどうかは、眼を見れば分かります。(中略)眼にテカッとした光が入ると、霊的なものが見え、オーラが見えたり霊体が見えたりするようになります。(中略)
鼻を霊的器官として使う人は少ないのですが、「霊臭」という、霊的なにおいを嗅ぎ取る人もいます。(中略)
喉から口の部分は、説法をするときに使いますが、ここからも、ずいぶん光が出ます。言葉として光が出るので、ここも霊的な器官と言ってよいでしょう。(中略)
それから、手のひらにも霊的なチャクラがあり、ここからも光が出ます。「手かざしで病気を治す」ということがあるように、ヒーリングパワーがよく出ます。(中略)
心臓も霊的な器官です。ここは、外からの感情的な影響を非常に受けやすく、他の人の気持ちなどがズバッと入ってきやすいのです。一方、意志が強くなると、自分のほうから外部に影響を与えることができます。このように、心臓のところにも非常に霊的な力があります。
下腹部の丹田の部分も、大きな霊的中枢があるところです。心の平静、忍耐力など、心を調和することは宗教的に非常に大事なことですが、心を調和する力の霊的な中枢は下腹部のところにあります。
丹田の下には性的器官があり、男性には男性の性器や精巣、女性には女性の性器や子宮があります。ここも霊的な器官の一部であり、霊的な力が出ています。(中略)
精力、性欲が減退した状態では、悪霊などの侵入があっても防げません。精力が弱っているようだと、悪霊への抵抗力が落ちるのです。
一方、性的なパワーが高い状態にあると、強い念力パワーが出ます。念力を出すためのエネルギー磁場をつくり出しやすい状況になるのです。(中略)
禁欲していると、霊的なパワーがたまってきます。これを密教やヨーガのほうでは「クンダリニー」(とぐろを巻くもの)といいますが、性的なチャクラから出てくるエネルギーがあるのです。これは確かに、かなり強いものがあります。
このエネルギーは、善用すれば、悪霊を吹き飛ばしたり、悟りを促したりする強い力になりますが、悪用すれば、破壊作用として働くようになります。そういう両方の力を持っているのです。
このように、人間の体には、いろいろな霊的部門があり、その影響は誰もが受けているはずです。意識して開発すれば、それなりの力は出てくると思います。
(287~294ページ)
人間は、眉間、眼、鼻、口、手のひら、心臓、丹田など、みな、ある程度、霊的器官を持っているので、意識して開発すれば、それなりの力は出てくる。
性的器官も霊的な器官の一部なので、精力、性欲が減退した状態では、悪霊への抵抗力が落ちるし、性的なパワーが高い状態だと強い念力パワーが出る。
性的なチャクラから出てくるエネルギーがあり、禁欲していると霊的なパワーがたまってくるので、善用すれば、悪霊を吹き飛ばしたり悟りを促したりする強い力になるが、悪用すれば破壊作用として働くようになる──。
本書は、2005年に刊行された大川隆法先生の御著書です。
幸福の科学は「心を教え」を中心にして、人びとを幸福にすることに活動の重点があるので、霊能力についてはあまり強調されていません。
ところが、教えとして、密教やヨガの教えをも包摂した理論がある、ということが、けっこう早い段階からハッキリ出されていたわけです。
大川隆法先生のお教えの理論体系の広さと深さ、そしてその凄味に、改めて私は気がついた気がしているのです。
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『神秘の法』
大川隆法著 |
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