ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



フランスのルルドの泉で奇跡が起きたのは有名な話だけど、宗教を信じて病気が治る奇跡なんて、ほんとうに起きるのかなあ。そのメカニズムって、合理的に説明できるの。フランスだけじゃなく、日本でも起きるものなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『信仰のすすめ』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 ルルドの地に聖母マリアが現れ、その実証の一環として、「病気が治る」という奇跡が起きました。しかし、実は、ルルドの泉自体は、そこで起きる奇跡とは、まったく関係がないのです。泉の水の成分も関係がありません。
 ずいぶん多くの人が、その地に行っています。しかし、実際に病気の治る確率は百分の一もないでしょう。病気が治った例は、ごくわずかです。いろいろな人がルルドに行きますが、そのなかで、奇跡が必要な人には奇跡が現れてくるわけです。それが天上界の計らいなのです。全員が治るわけではありません。
 奇跡が必要な人とは、一つには、仏神の証明役として予定されている人です。もう一つには、奇跡が起きることによって、その後、大きな活動が期待できるような人です。この条件を満たす人に奇跡が起きるのです。(中略)
 その泉にまつわる高級霊たちが、伝道の観点から奇跡現象を起こしているのです。彼らは、奇跡が必要だと思われる人に対して奇跡を起こし、そうでない人に対しては奇跡を起こしません。(中略)
 場所も、水や木や砂なども、ほんとうは関係がありません。そういうものは、縁をつくっているだけのことで、奇跡とは関係がないのです。
 宗教の支援霊団、指導霊団は、「奇跡を起こそう」と思えば、いつでも、どこででも起こせます。ただ、彼らは賢いので、よく考えた上で、それを行っています。
 当会においても、あちこちで、そのような現象が起きていますが、あえて大きくは取り上げていません。
 たとえば、私の法話のビデオを観ただけで病気が治る人もいます。奇跡が当会の活動の中心になれば、そういうことは数多く起きてくるはずです。しかし、そちらを中心にはしていません。
 なぜかといえば、そうなると、信者たちが勉強をしなくなるからです。奇跡がたくさん起きると、「ああ、おもしろい」と言って、そのことばかりに夢中になり、勉強をしなくなるので、抑えをかけています。
 奇跡については、あまり起きると、地上の人間たちがおもしろがり、期待しはじめるので、支援霊、指導霊によって調整がなされています。
 ほんとうは、支援霊団、指導霊団が本気で「やろう」と思ったならば、あらゆることが可能です。ただ、三次元世界は霊界とは違う世界なので、奇跡は一定の例外としてのみ許されており、それをどういうかたちで起こすかは、ほとんど彼らの判断にかかっているのです。
 もっとも、信仰心とのかかわりで言えば、「信ずる者のところに奇跡を起こしたい」ということは彼らも考えています。どうしても、そういう面があるので、「信仰心は奇跡を起こす原動力になる」と言えます。
(171~175ページ)

ルルドの泉自体は、そこで起きる奇跡とは関係がなく、奇跡が必要な人(仏神の証明役として予定されている人や、奇跡が起きた後に大きな活動が期待できる人)には奇跡が現れてくるが、それは天上界の計らいである。

幸福の科学でも、あちこちでそのような現象が起きているが、あえて大きく取り上げないのは、信者が勉強をしなくなるからである。

ほんとうは、支援霊団、指導霊団が本気になったら、あらゆることが可能だが、奇跡はこの世では一定の例外としてのみ許されている──。

考えてみると、このお教えをご紹介している私自身も、幸福の科学を信仰していて、大小の奇跡をある程度、体験してきた気がします。

でも、たしかに幸福の科学って、そんなに奇跡を強調しないんですよね。

日々、教学し伝道しつつ努力精進していくなかで、場合によっては奇跡が与えられることもあるだろう。

それが、幸福の科学の信仰の基本スタンス、だったんですね。

今日のお教え。改めてとても勉強になった気が私はしているのです。

 

信仰のすすめ―泥中の花・透明な風の如く (OR books) 『信仰のすすめ』

 大川隆法著

 

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