もう就職しないといけないんだけど、心の世界のほうに興味があって、就活に熱意がわかないんだ。向いてる職業が何かなんてわかんないし、どうしたらいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『エル・カンターレ人生の疑問・悩みに答える 発展・繁栄を実現する指針』(幸福の科学出版)で、次のように説かれています。
本当に心の世界を求めている人が職業を持ってやっていくには、それは虚しい部分はずいぶんあると思うのですね。
そうではあるけれども、いきなり「心の世界」だけで済むかどうか。「(人間の魂は)霊性を磨くために、(あの世から)物質世界に降りてくる」ということを説いていますけれども、この物質世界のなかで霊性を磨くためには、この物質世界的ななかで、ある程度、修行することもまた大事なのです。そのなかで、いろいろな人間の姿を見ることによって、また悟っていくことはできるのです。(中略)
時期が来るまでは修行だと思って、現在の場で最善の自分を発揮しないといけないのです。(中略)たまたま現在ある環境は、それが何かの魂修行の意味があって、そういうところを与えられているのだから、そこで光り出すように、自分の光が出るように、最大限、修行をしていると、その魂の修行が終わったら、次の段階として、次の環境が現れてくるのです。(中略)
職業もみんな魂の糧になるのです。(中略)「現実を知る」ということも、現代的な真理の伝道では大事なことです。
また、現代人たちの悩み、苦しみを知らずして、絶対に、心の問題は解けないのです。(中略)修行の場は、別に研修会だけにあるわけではないのです。だから、就職をお勧めします。
自分で働いてお金を儲けるということは大事なことですよ。お金だって、「悪」だと思ってはいけません。やはり、働いて、最初に給料が入ったときというのはうれしいものです。(中略)しかし、自分で稼がないで、「心、心」と言って、心ばかり追いかけている人は、お金のありがたみが分かりません。
だから、大事なことですから。心の世界にはいつでも入れるから、もっと人生経験を豊かにする方向でやってみてください。
(58~71ページ)
この物質世界のなかで霊性を磨くためには、この世界で、ある程度、修行することもまた大事である。
何かの魂修行の意味があって、現在の場が与えられているのだから、時期が来るまでは修行だと思って、そこで最善の自分を発揮しないといけない。
職業も魂の糧になるだけでなく、現代人たちの悩み苦しみを知らずして、心の問題は解けないのだから、就職することを勧める──。
うーん、なるほど、大川隆法先生のアドバイスは極めてクリアで納得できるものです。
今日のお教えは、幸福の科学が設立された翌年の1987年に、最初の研修会でなされた質疑応答が活字に起こされたものです。
大川隆法先生は、最初期も、そして現在も、変わらず私たちにとって、それこそ魂の糧になる教えを説き続けておられたのだと、改めて私は思っているのです。
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『エル・カンターレ人生の疑問・悩みに答える 発展・繁栄を実現する指針』
大川隆法著 |
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