宗教っていろいろあって、何がなんだか分からないよね。幸福の科学は「世界宗教」になるって言ってるけど、他の宗教の教義、何がどう違うのかって、どこから勉強したらいいの?
幸福の科学の大川隆法先生は、『宗教社会学概論』――人生と死後の幸福学(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように教えておられます。
幸福の科学大学では、宗教としての「幸福の科学」の基礎教学も学ぶことになると思う。その際に、宗教教養といえるためには、他の世界宗教らとの教義の異同を、簡潔に整理しておく必要があるだろう。
本書では、一般に考えられている、世界宗教としての「仏教」・「キリスト教」・「イスラム教」を比較しつつも、社会学者マックス・ウェーバーがその『宗教社会学』で「儒教」「ヒンドゥー教」をも含めて、五つを世界宗教と分類しているので、この二つも考察の対象とした。さらに、「キリスト教」「イスラム教」を理解する上で必須な宗教教養として「ユダヤ教」に言及し、「日本神道」と「ユダヤ教」「イスラム教」「仏教」「儒教」との共通項や特徴も比較してみた。また、中国の宗教を理解する上で、「儒教」と補完関係になっている「道教」の霊的な特質に言及した。
本書により、「幸福の科学」の比較宗教学、宗教社会学における座標が明らかになると思う。
(1~2ページ)
「幸福の科学」の基礎教学を学ぶに際しては、教養として、他の世界宗教との教義の異同を整理しておく必要がある。
本書では、一般に世界宗教と言われる「仏教」「キリスト教」「イスラム教」だけでなく、「儒教」「ヒンドゥー教」、さらに「ユダヤ教」「日本神道」「道教」も考察した。
本書により、「幸福の科学」の比較宗教学、宗教社会学における座標が明らかになる――。
幸福の科学の教えを本当に知りたいのであれば、他の巨大宗教の教えがどんなものなのか、宗教の違いによって人々の考え方や行動様式にどう違いが出てきてるのかを知ることが必要になるのは、当然のことなんだろうと思います。
でも、世界宗教クラスになると、その文献といっても膨大すぎて、その教えの影響なんて言っても、入門書から読むにしても何がなにやらで、途方に暮れてしまいます。
そこを、大川隆法先生は、わずか一冊で世界の主要宗教を比較しつつ、その特徴や特質、そしてその宗教がどういう文化や歴史をつくってきたのかまで、手短に教えて下さっているわけです。
本書は、世界宗教とは何かを、宗教全体を見渡しながらまずは手軽に学びたい方、幸福の科学の宗教全体のなかでの位置づけや、日本神道の世界の中での位置づけを知りたい方などに、強くお勧めできる必読の1冊だと私は思っているのです。
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『宗教社会学概論』
大川隆法著
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