ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



岸田首相って、防衛費増額のために必要とか言って、結局、増税するってんでしょ。なんだかんだ理屈つけて、すぐ増税なんて言い出すのって、おかしくないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『未来創造の経済学』(幸福の科学出版)で、ノーベル経済学賞を受賞した、自由主義思想で著名な経済学者・ハイエクの霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 日本であれば、江戸時代には農民から税金を取っていたと思います。それは、「五公五民」、すなわち、「半分を、役所、お上が取って、残りの半分が自分のものになる」というあたりが限度であり、これを超えて、「六公四民」などになったら暴動が起きたと思います。だから、どう見ても、これが上限なんですね。これ以上にはいかない。
 しかし、そういう税金がかかっていたのは基本的には農民であって、商業の世界などには、あまりかかっていなかったわけです。侍にもかかっていなかった。(中略)
 ところが、今は全体に税金がかかっているわけですから、政府は、昔よりも大きな政府のほうへと向かっていこうとしているんですね。 これは、「本来、政府がやらなくてもいい仕事に、数多く手を出して、自分たちの権力、権限を増やそうとしている」ということです。しかも、「実際には、その世界の仕事を運営する知識もノウハウもないにもかかわらず、やる」ということなのです。
 例えば、法律の知識はあるにしても、薬や医学の知識は必ずしもない人が、予算を費やして、いろいろなことをします。大騒ぎをして、「インフルエンザのワクチンを何千万本もつくる」とか、「一億本も輸入する」とか、そういうことを、あたふたと決めて、税金を湯水のごとく使います。こういうことをするわけです。
 こうしたことが数多く積み重なって無駄が起きてくるのですけれども、あとから、検証はなされていないんですね。
 だから、税率について私は思うのですが、基本的には、やはり、50パーセントに近づいていくあたりが、個人としては限界であり、税率が上がれば上がるほど、実際には労働の生産性が下がっていくはずなんです。
 マックス(最大限)、我慢できるのは、やはり25パーセントだと思います。4分の1ぐらいまでなら、比較的、正直に働いて、正直に申告する可能性があります。それは、成功している人の場合です。
 成功していない人の場合には、もちろん、25パーセントでも高いので、一般的には、平均で10パーセントぐらいになると思います。最下層の人になりましたら、10パーセントでも高いでしょうから、それに対しては、もう一段のセーフティーネットが必要だろうとは思いますが、一般で10パーセント、最高税率で25パーセントぐらいが限度だと思います。
 それ以上取った場合には、「それだけ金を使わなくてはいけないシステム自体に間違いがある」と考えなければいけない。(中略)
 「人々が正直に申告できるレベルで線を引かなければいけない」と思います。
(32~35ページ)

税率は、一般で10パーセント、最高でも25パーセントぐらいが限度である。

それ以上取るというのは、そんなお金を使わなくてはいけないシステム自体に間違いがある。

税率は、人々が正直に申告できるレベルで線を引かなければならない──。

税制については、お金が足りるかどうかというような政府の都合で考えるのではなく、そもそも税金というものについて、どんな思想を持つのかが、とても重要ではないでしょうか。

すでに帰天している識者の意見を、こんなふうに「霊言」という形で聞いたり読んだりできるなんて、本当に奇跡というほかありません。

誰もがこのハイエク先生から学べる叡知が、具体的な政策として実現される時代が、一日も早く来ますようにと、私は心から願っているのです。

『未来創造の経済学』

 大川隆法著


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