この句から思い出したのは山形の飛島から鳥海山を見た時、
深い青さの日本海と蒼い空とうすい青の山々。同じ青でも違
う青に感動し、今も脳裏に焼き付いている。洗い立てなる空
は雲一つない晴れ上がった青空。この句は空の青さを言って
はいないが、読み手に十分想像させる句。春の風を使うこと
で、情景の新鮮さが十分に伝わってきた。(八島 敏)
深い青さの日本海と蒼い空とうすい青の山々。同じ青でも違
う青に感動し、今も脳裏に焼き付いている。洗い立てなる空
は雲一つない晴れ上がった青空。この句は空の青さを言って
はいないが、読み手に十分想像させる句。春の風を使うこと
で、情景の新鮮さが十分に伝わってきた。(八島 敏)