「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

春満月ペットショッブの泥鰌浮く 斉藤伸光 「滝」5月号<滝集>

2015-05-18 04:04:30 | 日記
 泉区の将監沼は昔、広くて、そこから流れる水は透きとお
って、白い砂に泥鰌は住んでいた。今は小さな沼となり、黒
い泥。我が家では醤油汁に泥鰌がよく入っていた。魚屋で売
られていたし、泥鰌の躍り食いもあった。コップの水に数匹
の小さい泥鰌がいて、浮き上がってくるところを箸でつまん
で生で食べる。今は観賞用にペットショップで売られている。
満月と泥鰌との取り合わせが良く、浮くが泥鰌を生き生きさ
せている。(八島 敏)