防水＋防寒＝アウトドアブーツ!!

・・・そういうわけで、冬物バーゲンだ～っ!!　と思っていたら、この１月後半、急に気温が下がり、これは「バーゲンで来年のためのものをリーズナブルに手に入れる」から「今すぐ使いたいものをリーズナブルに手に入れる」に急遽目標を変更!!

雪が降り積もる最近のソフィア。雪が降るとすぐに除雪車や塩撒きトラックが巡回し、主要幹線はすぐにキレイになります。でも、塩撒きのせいで溶けた雪は例のごとく水はけの悪いところに灰色の海を形成（?）、しかもそれはけっこう、交差点の横断歩道のとこや、バス停のあたりにできてたりします。だから、「あっ、バスが来た!」と思ったら、まずはバス停からダーッと後ろにさがる・・・　するとバスがバッシャ～ン!!とドロ水のしぶきを立てながら停車・・・　そこでもう一度走りよって、一旦そのドロ水に足を突っ込んで、それからバスに乗る・・・　っていうか、よじ登る・・・　その一回だけで普通の靴は中までビショビショだし、ブーツでも、何回もこれをくりかえしているとだんだんヤラレてしまいます。もうこの水の量と雪はちょっと防水スプレーをかけたり中敷を足すだけではやってられません。

ちょっとオシャレで質のよいヨーロッパ商品で、こういう状況にピッタリなブーツが欲しいゾ!!　と、お気に入りのショッピングモールへ。そこにはいろいろなアウトドアブランドが入っていて、一応ＥＵ圏内のブルガリアは、日本のお店と比べるとどれもけっこうお安いです。日本でもおなじみの「TＨＥ NORTHFACE」。日本だと、「タウンでもＯＫの、軽いしかもオシャレなアウトドア・ウェア」って感じだけど、ブルガリアでの商品のラインアップは「タウンでも、そして雪中行軍もＯＫ（?・でも八甲田山は無理？）のオシャレな重装備アウトドア・ウェア（昔で言うところの「ヘビデ」！）」って感じです。ふつうにマイナス１０度から１５度くらいになるこの冬の時期、このくらいじゃないとダメでしょう!!

で、見つけたブーツ!!　このショップはイタリアのブランド「オラング」も扱っていました。足の甲の部分はゴム、上は防水素材で内側はフッカフカのファー!!　これで１００レバ!!　つまり最近のレートだと５０００円!!（２レバ＝だいたい１ユーロですから）　あ～、これでつま先が濡れたまま街中を歩かなくてもすむかな～!?

円が強いこの時期!! 冬物バーゲンです!!

ソフィアは庶民の街、リューリン。大きなパザールの交差点には、ブルガリア人の大好きな三本線「アディダス」のショップがありますが、そのショーウィンドウに大きく「ナマ」!!!　生?!　何が生なのか・・・　と、よく見ると小さめに「レニエ」。「ナマレニエ」つまりディスカウント、大安売りの意味です。他にもブルガリア語で「プロモツィア」（セール）や「ラズプロダジュバ」（売り尽くし）なんて書かれています。

年明けにニュースを見たら、とうとう100円をきってしまったユーロ!!　一時期は97円台!!　今は少し戻して101円くらいですが、それでもほんの数年前は1ユーロ160円だったのに・・・

こういうときは本当に買わなくても、デパートに行って見ているだけでも楽しい!!　市内のショッピングモールにはどこでもある「スワロフスキー」　バーゲンででていたピアス50レバ、ネックレス80レバ・・・　1ユーロがだいたい2レバと考えると、50レバ・・・＝2500円!!　80レバ＝４０００円!!　ハッハッハ～!!　安ッ!!

でも、どうもこういうのにはおサイフのひもをゆるめる気がイマイチ・・・　それよりもこの冬物バーゲンの時期に、来年を見込んで仕入れておきたいものが!!

日本でもずいぶん見たのですが、自分が必要だな～と思って買ってきたものは「ユニクロ」や「ライトオン」の温かい長袖Ｔシャツ見たいなものばかり。う～ん・・・　見てたら欲しくもなるんだけど、日本の冬物は薄いんですよね～。特に今は「タイツに短いパンツ、スカート」のようなスタイルが多いからかもしれませんけどね。

にしても、日本中の、いわゆるワタシと同じくらいの「アラフォー」の女性達の服装の軽いこと、軽いこと!!　娘さん（１０代？）と母がほとんど同じ格好という親子を何十組も見かけました。当然その皆さんもボトムはミニ!!　もしくはマイクロミニ!!!

でも、いくら髪をレイヤーにカラーリングしても、ニーハイソックスでかわいくキメていても、同年代のワタシから見て、「オ～イ!!　目の下のシワとホウレイ線が思いっきり出てるゾ～」という人も多いこと多いこと!!　ホントにみんな、どうしちゃったの?!　と思うほど若い人と同じ格好を・・・　何かにツかれた（?）かのように・・・　何か以前は、４０代以降の、自分に合った装いをした人を見て、「あ～、”ワタシがおばさんにな～ったら”（ｂｙモリタカ・笑）こうなりたいな～」というあこがれがあったのですが・・・　まぁ４０代女性の平均スタイルが細くなった、ということもあるのかな?

ワタシは、というと・・・　それとは真逆を行ってます。もォ～思いっきりオバサンスタイル!!　日本に帰ったとき、あるライトオンに行ってみたら・・・　入るジーンズが・・・　ないっ!!　今は細身が流行っているらしいけど、にしてもないゾ～（焦り・・・）　嗚呼、だんだんと球形に近づくワタシの体型・・・

とにかく今はソフィアで冬物ブーツをもう一足手に入れようと見てまわっています。ロングブーツで、内側にファーが付いてて温かいの!!　ステキなのはいっぱい出てるんだけど、何せひざ下の短い体型・・・　合うのがあればいいけど・・・　ソフィア市内では５０レバあたりが最大価格帯で、ブーツもバーゲン中です。この時期、もしブルガリアのみならずヨーロッパに来られる方々は是非お買い物へ!!

ついに買ったゾ!! ホットサンドメーカー♪

中華レストランでチャーハンをよく注文するブルガリア人・・・　すると、ホカホカチャーハンにダバダバとしょうゆをかけ、これを「おかず」にパンを食べる!!　というくらいブルガリア人はパン大好き!!!　「だってパンを食べないと”食べた気”がしないんだもん!!」

国民的主食ということでブルガリアをはじめ他のヨーロッパの国々もパンの価格には高騰を防ぐための統制がかかっているところが多いそうです。だから、まァまァお手頃ですし、また、たしかにブルガリア人の言うとおり、「あぁ～、たべたァ～っ!!」という満足感を得られます。

でも、この寒い時期、パンはすぐにかたく、ボソボソになってしまいます。で、ずーっと欲しかったけど、いつも買おうか買うまいか、そしてどの機械を買おうか悩んでいたのが「トステルマシナ」!!　ホットサンドメーカーです。先日スーパー「カルフール」の安売りで、なんと１５レバ!!　約７５０円!!　なので、買ってみる決心がつきました。

中は横じまのプレート。パンをピタッとパリッと焼くようになっています。このタイプでは日本人にはなじみの深い「具がたっぷりのホットサンド」にはできませんが、チーズとハムくらいなら何とかはさめそう。

トステルマシナを買った道すがら、ウチの近所のお肉屋さんへ!!　ピリッとスパイスの入ったシュペック（サラミみたいなソーセージ）、商品名「ブルガス」を買いました。薄く切ったカシュカヴァル（黄チーズ）とシュペックをサンド!!　ほんの１～２分くらいであっという間にアッツアツのホットサンドの出来上がり!!　サクッ!!　トロ～リ!!

具少なめでもおいしいですが、ソフィアの街中でよく見かける「後はさみ型ホットサンド」つまり「トステル」も試しに作ってみました。熱々のホットサンドを一回開いて、しゃきしゃきお野菜とペッパーとソースなどなど・・・　スーパーの惣菜コーナーで売ってるマヨネーズ系のサラダ（ルスカサラダやゼレバサラタなどなど）をはさんでもいいですし、もちろんブルガリアの野菜の入ったトマトソース「リューテニッツァ」もぴったり!!　なんだかミニ「サブウェイ」みたい!!　しばらくウチはホットサンドのブームが来そうです!!（笑）