最近、ソフィア市内で特に元気そうなビジネスは、子供を対象にしたものでしょう!! オモチャやベビーウェア、乳母車などとベビー用品、子供用品を取り揃えた「ヒッポ」、「ジャンボ」などの大型チェーン店、そして個人経営の店・・・ どこもまァまァ繁盛してそうです。
そしてケーキ屋さんも!! 以前にも書きましたが、ブルガリアでは最近の親の習慣として「子供の誕生日にケーキ」が先進国並みに定着しつつあるようです。だから、おいしいケーキ屋さんにはけっこうお客さんが!!
ケーキなどを扱う甘味処は、ブルガリア語では「スラドカルニッツァ」。街中どこでもありますが、このところワタクシ的にヒットなのが、リューリン6丁目にある「プチェラ」です。この店名、訳すと「みつばち」。ここはショーケースにいつもパーティー用のケーキがホールでいろいろ・・・ たぶん常時20種くらいはならんでいます。さらにトルコスィーツやパイ、手軽につまめる菓子類(ブルガリア語で「パスタ」という、チョコでコーティングされたパウンドケーキの小さいの)などなど、さらにはチーズトーストやサンドイッチなどの軽食もあります。ここでコーヒーをいただくとき、ブルガリアのカフェには珍しく完全分煙(喫煙席は外のテント(?)の部分。もちろんヒーターは点いてるので寒い冬も大丈夫ですが・・・)で、タバコを吸わないワタシにはとてもうれしい!! 先日、友人たちとちょっとパーティーというときに、ここのケーキをホールで買って「おもたせ」用にしました。甘いものにはウルサイ ブルガリア人の女の子達~おばちゃんたちは、
「おししい~っ!! クリームがフレッシュだね~!!」と大好評!! このとき買ったのは「グラツィア」というケーキで、中にリキュールのしみたフルーツが入っていて、チョコスポンジと生クリームとよく合っていました。ここのは全般的に甘さ控えめですよ!!
そういう上品な感じのスラドカルニッツァとは逆に、どっしり甘い、満足感いっぱいのケーキを売りにしているのは「ニカイ」という別のお店です。ここは実はパン屋で、普通のパン(特にここのフランスパンはおいしい♪)やブルガリア伝統のお祝いの席に出される特別なバーニッツァやピトカ(飾りのついたパン)、そしてコズナック(パネトーネに似た、卵の入った甘いパンだそうです)も注文できます。ここのケーキは常時置いてあるわけではないので、「ポルチカ」つまり前もって注文しておくことをおススメします。クリームはバタークリームのものが多くて、満足感のわりにお手頃価格!!
「甘いものは別バラ~♪」とおっしゃる女子のみなさん、こちらのケーキはホールで10レバからです。「”夢の”ワンホールをおひとりさまで」も実現できますヨ!!