行雲流水

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ご先祖とは何なのか

2024年01月02日 | 仏の心
【ご先祖とは何なのか】
○結論からいえば10代以上前の先祖からは遺伝子を受け継いでいない可能性が高いです。
○染色体は遺伝子を含んでいて、体の細胞に46本あります。
○自分は両親(1代前)から23本ずつの染色体を受け継いでいます。
○祖父母(2代前)からは11本か12本ずつくらいの染色体を受け継いでいることになります。
○曾祖父母(3代前)からは6本程度染色体を受け継いでいることになります。
○6代前になると、一本も染色体を受け継ぐことのできない先祖が出てきます。
○しかし精子や卵ができるときに、乗り換え→組み換えという現象が起きます。
○組み換えにより、1代ごとに71人ずつ染色体を受け継ぐことのできるご先祖の数が増えます。
○10代前のご先祖は1028人いることになりますが、染色体を受け継ぐことのできるご先祖は
46+71×10=756人になります。
○9代前まではほぼ全てのご先祖から染色体を受け継ぐことができますが、10代以降、染色体を受け継いでいないご先祖が出てきます。
○これが20代くらいになるとほとんど染色体を受け継いでいないことになります。
○ご先祖の数は1代ごとに2倍ずつ増えていきますが、日本の人口を大きく越えていくことになります。実際にはそんなはずがなく、染色体が混じりあってきたことを意味します。
○あるところから家系とか先祖というものに意味がなくなり、今いる日本人の祖先はみな同じということになります。




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