akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『第七天国』@OTEMACHI CAFE

2007-03-01 | 活弁
大手町カフェで、すろ~しねま活弁シネマライブ。 7th Heaven『第七天国』を御覧頂きました。
第一回アカデミー賞のいくつもの賞を受賞した名作ということもあり、会場いっぱいのお客さまに御来場いただきました。「昨日のシネマヴェ-ラが面白くてまた来ました」という方もいらしたとのこと、連日ありがとうございました。

今回もFEBOのお二人の素晴らしい生演奏が、映画と活弁を盛り上げて下さいました。

いつも語りながら心が震えてくる作品です。
ほのぼのした笑いどころもあり、出会いと愛によって成長し強くなっていく、悲惨な戦争の中で愛と希望を失わず生きる人間の姿には感動を覚えます。涙しながら御覧になった方も多かったようで、一つの空間で一緒に『第七天国』の世界を味わえたことを有り難く思っています。

毎回少しずつ台本に手は入れますし、アドリブが入ったりするのですが、今回は、酒田出身の方や縁の方がお客さまにわりといらしていたので、故郷の庄内弁を少し、遊べるシーンに入れました。
道路清掃人のゴバンがチコにホースで水をかけられてびしょ濡れになるシーン。
そういう時、必ず私たちは「やばちっ!」と言います。突然水(や雨、雪等)にぬれて冷たくて気持ち悪いという意味。内心、ハズしたら辛いなあ(^^;と思いましたが、笑っていただいてほっとしました。余談でした。

すろ~しねま、大手町カフェのスタッフの皆さん、また特別協力の三菱地所や丸の内元気文化プロジェクトにも感謝申し上げます。

アンケートもたくさんの方に書いていただき、次回以降観たい作品として、「ドイツ映画」「リリアン・ギッシュの作品」「コメディ」などいろいろとリクエストいただきました。ありがとうございます。次回の大手町カフェ公演は5月の予定とのこと。またぜひ足をお運び下さい。
今度は、小さな座ぶとん、用意したいと思います。
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5 コメント

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感激しました (己代松)
2007-03-05 16:53:45
12:00からの上映を拝見したものです。
今回初めて生の活弁を体験しましたが、なんとも素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
若冲はそれまでに2回見に行っておりましたので、今回は活弁のみを目的に行きました。
テレビで片岡千恵蔵さんや大河内傳次郎さん、尾上松之助さん等の松田春翠さん活弁によるサイレントは見ておりましたが、阪妻さんの、ましてや生の活弁を見れた事にとても歓びを感じました。
佐々木さんの活弁、非常によかったです。
ですが福岡では中々このような機会がない事を残念に思いました。
おじちゃん、おばちゃん以外に自分と同じくらい若い人達がほとんどいなかったのも寂しいものでした。
ですがまた是非福岡でやってください!また見れる日を楽しみにしています。
応援しております。
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間違えました (己代松)
2007-03-05 17:01:26
コメントの投稿先を間違えてしまいました。
上記のコメントは「九国第二回サイレントシネマミュージアム」へのものでした、すみません。
なんでしたら削除していただいてもかまいませんので、申し訳ありません。
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shige (大手町カフェも満席)
2007-03-05 19:53:36
大手町「第七天国」は、渋谷シネマヴェーラ 「結婚哲学」に続いて見事に満席でしたね。
あまりの見事な発声に陶然としていました。映画のストーリーも良かったし、語りも音楽も素敵でした。
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Unknown (ma-)
2007-03-06 13:24:06
ステキな映画でした~
次回も楽しみにしています!
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感謝 (akiko)
2007-03-07 01:15:37
ありがとうございます。
都内での公演も皆さんに支えられながら続けてこられたことをありがたく思っています。
己代松さんコメントありがとうございます。福岡でもまた御覧いただけたら嬉しいなと思っております。若い方にももっといらしていただきたいですね。
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