akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

第6回木下恵介記念はままつ映画祭

2007-10-09 | 活弁
第6回木下恵介記念はままつ映画祭2007に、活動弁士付き無声映画で出演させていただきました。

会場は、登録有形文化財になっている浜松市旧浜松銀行協会講堂。大正ロマン風の非常に素敵な建物で、昭和初期の映画をご覧いただくのにぴったりの空間でした。
講堂自体のキャパもありますが、立ち見や入場制限がでてしまうほど。公演としては、会場全体でよく笑っていただき、暖かい空間となり盛況で嬉しい限りでした。トークコーナーでの、質問、感想、ありがとうございました。
昨年、観にきて手紙もくれた男の子が、今年は花束を贈呈してくれました。

終了後、木下恵介記念館へ御案内いただき、館長さんにいろんなお話が伺えました。
広いスペースではありませんが、大好きな作品のパネル写真が並んでおり、木下監督の偉業と想いが凝縮された空間です。館内では、監督の作品が自由にDVDで観られるようになっており、近くに住んでいたら通いたいくらいです。定期的に上映会も行っていて、『二十四の瞳』上映の際には、撮影当時子役で出演していた方に来場いただいたり、『陸軍』上映の際にも当時の出演者にトーク出演していただくなど、ファンの方々に非常に喜ばれているそうです。
TBS時代に、木下恵介プロでドラマ制作に携わっていたうちのマネージャーさんは、テレビ時代の木下監督の作品もいいものばかりなのにと展示できないのを残念がっていましたが…。ぜひ、イベント等に合わせて、足をお運び下さい。

木下恵介監督の出身地ということで始まったはままつ映画祭も6回目。だんだんと定着し、ヤマハやスズキを始め大手のスポンサーも応援してくれるようになり、観客動員数も増えているそうです。
市民スタッフの方々も年輩から若手までたくさんの方がイキイキと活動なさっていて、とても気持ちがよかったです。
本当にありがとうございました。今後益々の発展をお祈り致します。
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