akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

びわこアメニティー映画祭2016

2016-02-06 | 活弁





昨日より、大津での第20回アメニティーフォーラムへ来ています。

同時開催のバリアフリー映画祭では、『あん』『きみはいい子』『パンクシンドローム』『沖縄 うりずんの雨』『百日紅~Miss HOKUSAI』『そこのみにて光輝く』
どれも見応えのある作品でした。

明日は、盲ろう者と楽しむバリアフリー映画。『渚のふたり』『ドルフィンブルー~フジ、もう一度宙へ~』の上映です。
明日いらっしゃる盲ろう者のために、沖縄美ら海水族館からフジが着けていた人工尾びれも送って頂き、触って頂けるようになっています。

今日は全盲ろうの東大教授福島智さんの講演も伺いました。
お母様の著書『さとしわかるか』も読みましたが、見えなくなりて聞こえなくなっても、指点字によって「言葉」を得て、他者と、世界と、繋がり、コミュニケーションがはかれるようになって、生きる希望と宇宙を得たそのお話には感銘するものがあります。
何より大きかったのは、恋人の存在。代わりがきく支援者としてではなく、あなただから一緒にいたいという人がいてくれることが、大きな自己肯定になったといいます。
それは健常者でも同じですが、昨年再婚した福島先生はとても幸せそうでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする