akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『飛べ!ダコタ』バリアフリー上映会

2015-08-10 | 活弁

みんなで楽しむバリアフリー映画Bmap上映会『飛べ!ダコタ』視覚、聴覚障害の方々を含め180名近い方々にお越しいただき盛況のうちに終了することができました。厚く御礼申し上げます。

不肖私が理事長を務めますBmapは、障害のある方もない方も一緒に映画を楽しめたらという思いで、日本語字幕と、ライブ音声ガイドをつけた「バリアフリー映画」の上映活動を行っております。

今回の上映作品『飛べ!ダコタ』は、2013年の作品。戦後まもない佐渡が島での実話を元にした感動作で、この8月は戦後70年の節目ということで、メンバー皆でチョイスし、字幕と音声ガイドの制作を行って準備してきました。

字幕は、一字舎の山下武信さんにご協力いただき、文字の表記、色分け、字体、出し方などたいへん工夫していただきました。
聴覚障害の方々には、事前に字幕表記の説明用紙を差し上げ、参考にしていただいたこともあり、とても楽しめたと感想をいただきました。

島に不時着したイギリス兵たちの英語会話は、原音を生かし、日本語をかぶせるヴォイスオーバーで事前に収録。役者さん、声優さんにご協力いただきました。
音声ガイドは、メンバーの高橋さち代さん。皆で何度も推敲したガイド台本と、元アナウンサーの優しく聞きやすいナレーションで、こちらも、視覚障害者の方々 のみならず健常者にも好評でした。

終了後の感想コーナーでは、新潟出身の80歳の女性がこの映画のテーマに深く感銘し、ご自身の戦争体験にも触れて感謝を述べてくださいました。
またほとんどの皆様にアンケートにご協力いただきました。今後に活かして参りたいと思います。

戦後70年の節目に、こうした作品を、バリアフリー映画として多くの方々と一緒に鑑賞できたこと、素晴らしい仲間と活動できること、本当に感謝です。

今後も、こうしたみんなで楽しめるバリアフリー映画上映会を行って参りたいと思います。


字幕制作:一字舎 山下武信 音声ガイド制作:NPO法人Bm
ap
ライブ音声ガイド:高橋さち代
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