午前中は活弁人声会ワークショップ公演の打ち合わせをして、午後からメンバーの砂川さんと劇団みんわ座による江戸写し絵を見てきました。東京芸術劇場での「甦る写し絵と影絵の世界」です。
日本で活弁という芸能が定着し成熟したのは、こうした写し絵や、歌舞伎や浄瑠璃といった視覚表現に合わせた語り芸が発達していたからです。
今見れば古いものですが、世界に先駆けた映像文化は、貴重な日本の誇るべきものだと改めて感じました。
アントニオ古賀さんの歌に合わせた日本の風景の写し絵もなかなか綺麗でしたし、説経節による江戸写し絵「勧進帳」、写し絵トークも興味深いものでした。