野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

かすかな光明

2022-04-18 06:02:11 | 日常生活
巷で言われる所謂”阪神教”の信者でもないし、熱烈な阪神ファンでもないが、神戸に住んでいることもあり、阪神タイガーズの情報はよく耳にする。阪神タイガーズの試合は、関西地区での中継放送がある場合はほとんど見ているが、今年の試合は最後までほとんど見ることはない。阪神タイガーズの試合を見る一番の根拠は、実に面白いからだ。だから、負け試合は途中でチャンネルを切り替える。要は阪神タイガーズが勝っている、もしくは勝ちそうな試合しか見ない。従って、9回に逆転勝利した場合は、それまでが負けている試合なので、試合終了後しまったと後悔するが、逆転勝利の面白さに巡り合ったことはない。つまり、阪神タイガーズが勝っている試合だけ、気分が高揚する試合だけをみることにしている。というのが、私が阪神の試合を見続ける理由だ。

だからその点で言うと、9連敗などとは不愉快極まりない試合で、楽しみはなかった。3月25日のセリーグ公式戦の初戦ヤクルト戦以来の9戦連続敗戦続きの上に、4月5日のDeNa戦でやっと1勝したかと喜んだのもつかぬま、また敗戦が続き、引き分けを挟んで負け続け開幕以来1勝15敗となった。それこそ、阪神の負け続けの主因はまさしく貧打で、サヨナラ負けすることも多く、その場面をテレビ観戦すると、このうえない悲壮感がテレビを通して我々にも伝わってくるので、そのざまはコロナ感染以上だ。更に言うと、16試合消化時点での勝率.067などは正直笑ってしまった。

そのときのデイリースポーツネットの見出しはこうだった。「どうする!? どうする!? どうする!? 史上最大の試練」とある。
 「デイリースポーツ」
だから多くのスポーツコメンターの意見も辛辣で、例えば元サッカー日本代表の前園は「サッカーならすぐ解任」と言う。前園選手はサッカーとプロ野球の監督に違いを述べているが、肝心の何故サッカーの監督は負がこむと直ぐに辞めさせるのかの根拠は述べていない。阪神の矢野監督は戦前、今年のシリーズが終了次第、監督を辞すと言っていたので、その苦悩の心境は何となく理解できるも、まだ始まったばかりなので球団幹部も困っていると察するが、阪神の株主総会が行われる6月頃には何とかしないと、それこそ川に落ちた犬になってしまう。

そして、4月15日から始まった甲子園での対巨人3連戦。大方のコメンテイターの予想は阪神はボロ負けするだった。それがだ、なんと巨人相手に2連勝でかすかな光明が射した。4月17日つけの「デイリースポーツ」はこの表紙だ。
  「デイリースポーツ」
甲子園での巨人戦初戦は4:1、2戦目は2:1で阪神が勝った。テレビ観戦は久し振りにまあまあ面白く愉快であった。まさか3連勝することないわなとテレビを見続け、2回、糸井のホームランで1:0なるも、4回の表、巨人の外人さん(初めて見た)が3ランホームランで逆転。その後はヒットが続かず、結局1:3で負け。この3連戦、巨人も覇気が感じられなかったが、専門の雑誌記者がどう書くか、2戦勝利を光明が射しつつあると書くか、明日17日の「デイリースポーツ」の見出しを楽しみにしている。

コメント
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