野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

強いホンダが帰ってきた - AMA SX

2015-02-25 06:24:05 | モータースポーツ
先週末で今年のAMA SXは第8戦まで終了し、これまでの戦績をみるとホンダマシンの活躍が目覚ましい。
2015 AMA スーパークロス 第2戦」でも取りあげたが、モトクロスの世界最高峰レースと称されるAMA SXで、ホンダ勢が大活躍している。昨年までの長い期間、往年の強いホンダは何処に消えたのかと残念に思っていたが今年は復活しつつある。昨年までのホンダと何が違うんだろうと、色々記事を読んでみると、今年のアメリカンホンダチームには日本の(株)ホンダ・レーシング(HRC)がマシンの開発等を含め深く関与しているとあった。アメリカンホンダチームの名前も”TEAM HONDA RACING”と書いてあったので、米国のプロモトクロスレースにもホンダワークスが再登場だ。HRCの全面的支援という事に発奮したのか、チームもライダー達も大いに刺激を受けたようで、上手く機能し始めた。

  25年前後前、”American HONDA”というワークスチームがアメリカのプロモトクロスを席巻していた時期があった。当時、並いるトップライダーを上位から根こそぎ契約し、他チームは手の打ちようがなかった。その名前を彷彿させる名が世界モトクロス界最高の舞台に再登場だ。「TEAM HONDA RACING」のレース監督はDan Betley、ホンダの最も強い時代を知っている彼が「Between the Motos: Dan Betleyに登場しホンダの現状を解説している。これによると、日本の HRC が相当深くまで米国のモトクロスレースに関与しているのが判る。リーマンショック以来、ホンダ二輪レースはMotoGP一本に集中し、他部門への資源投入を極力減らしてきたが、ここ数年、日本を皮切りに世界選手権からAMAへの関与と、モトクロスを中心に資源を配分しているのが見て取れる。今年のHRCの主力は、ロードレースの分野では”MotoGP"のみに集中し、オフの分野では”モトクロス”に資源を集中させているようだ。いよいよ面白くなった。



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