miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

寿命と医療

2010-05-07 | Weblog
私も、言うところの後期高齢者の一人ですが、高齢者に掛る医療費で医療財政が膨らみ、国家予算の1/4を占めるに至っては異常です。医療現場で、単に延命だけの植物人間を量産しているのでは、いま社会問題になっているような、植物人間を収容した、建物が出現して、一人当たり毎月100万円近いお金が、医療財源から消えていくような状態になるのです。

外科的な要因を別にして、①高齢者が自分の意思を伝えることが出来なくなる(話が出来なくなる)②身体が食事を受け付けなくなる。③身体を動かすことが出来なくなる。などは、天寿であり、無理に胃に穴を開け、パイプで栄養素を流し込んでも、再生することはありません。われわれの貴重な税金と、国民に対する借金で成り立っている国家財政です。独立法人の多くもそうですが、無駄なことに貴重な財源を垂れ流すことは厳しく規制してください。

私が寿命と思われる病床に就いたら、延命治療は不要と、妻や、子供に言っています。現場が、家族からのクレームを嫌って、無駄な延命治療をしているようですが、財政破綻で大変なことになっている、ギリシャの30倍もの債務を抱えている日本です。医療行政の在り方も現場から行政本体まで、法律面も含めて、合理化のための再チェクをするときが来たのではないかと思うのです。

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