冴え返り冴え返りつつ春なかば（西山泊雲）

表題は三寒四温を俳句にしたものでしょう、寒さをぶり返しながらだんだん暖かくなっていく季節の移り変わりが実感されます。

さて、マラソン選手や、オリンピック選手たちの一般的な収入は予想もつきませんが、特に顕著な成績を上げた場合は規定があるようです。例えば昨日の東京マラソンですが、16年振りの日本新記録をだした設楽悠太さんには、日本実業団陸上連合会の規定により1億円の賞金が付きます、また東京マラソンの規定で2位の賞金900万円が付き、合計1億900万円になりました。

オリンピック女子スケ－トで二つの金メダルを獲得した高木菜那さんの場合は、所属の日本電産サンキョ－の規定により、金キンメダル1個に2000万円が付くようです。2個獲得により4000万円、JOCから５００万円X２、スケ－ト連盟から５００万円X2、総計6000万円。カ－リングの人達はJOCからの一人当たり100万円以外には収入が見込めないようです。LS北見と言うのは北海道北見市の常呂カ－リングクラブのメンバ－で結成した同好会のような存在で、「常呂ッ子の太陽＝ロコソラ－レ」との意味だそうです。エ－ス藤澤五月さんの加入は2015年で、16年には全日本で優勝、国際大会で準優勝しています。

設楽悠太の根性に感服・カ－リングの面白さに目覚める

東京マラソンでの設楽悠太（ＨＯＮＤＡ）の根性には感服しました、25キロ地点でトップ集団体から脱落し、これまでかと残る井上に期待をかけていましたが、35キロ地点で休息時間は終わったと言った感じの設楽悠太には驚いた、ばらけたトップ集団を次ぎ次ぎと捉え日本新記録を樹立した。総合順位は残念ながら2位に終わったが東京オリンピックの金メダルに近づいた。


今までカ－リングにはあまり興味がなかったが、今回の五輪で技術の凄さに驚き、その面白さに目覚めました。なんとも可愛いい5人の笑顔がそれを助長してくれました。本橋麻里、藤沢五月、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖の皆さん銅メダルおめでとう。

トランプさんがおかしいのかアメリカ社会がおかしいのか

銃器による学校での惨事に対し、「教員に銃を持たせ訓練させてはどうか」と言うのが、トランプ大統領の試案だそうな、銃器を以て暴れる人間が居たら教員が直ちに撃ち殺せとと言う事のようです。

アメリカが銃社会から離脱できないのなら、少なくとも校門に金属探知機を設置し凶器の持ち込みを取り締まることで解決します。教員に銃を持たせて使用許可を与えるなんて混乱を増すばかりです。

生活環境から風俗・道徳感まで、まるで違う人々の寄り集まった国がアメリカですからですから、日本人の感覚から単純に銃の野放しを批判できませんが、国民が安心して生活が出来るように治安維持をするのが政治家の使命ですから、段階的にでも大統領は銃規制の方向を試案提出すべきでした。

金子兜太さんと近代俳句

季語なし俳句を是認し俳句論争を引き起こした金子兜太さんの訃報がありました。「平和」を俳句用語に組み入れ、平和の俳句の選者として、つい最近まで活躍されていました。誤飲性肺炎によるご逝去のようですが、高齢者が良く陥る肺炎です、98歳ですから誤飲性肺炎とは言え天寿を全うされたことに違いありません。反射神経の衰えで慌てて食事をすると気道の閉鎖が間に合わなくなります、人によって年齢差があるでしょうが、私も80歳過ぎごろからときどき食事中にむせ返ることがあります。

金子兜太さんは15~6歳の高校時代から東京帝国大学時代も軍隊時代もサラリーマン時代も、同好会の設立や俳句の普及に生涯を捧げてきた実績は偉大なものがあります。晩年は平和俳句に専念したため季語なし俳句の是認に至り論争の原因なりました。好き嫌いは個人的な感情ですから社会的に何の知名度もない私が発言する分には許されるとするならば「季語のない平和俳句」は思想的偏重が多く感じられ好きになれません。

特認校・泰明小学校と階級社会の助成

泰明小学校は東京都中央区の公立小学校です。公立校は指定された通学区域に住む子供たちが学ぶ学校なのですが、銀座と言う立地条件から中央区の「特認校」となり中央区全体から生徒を募集しています。そのため自然の成り行きとして選民思想が根付き校長の言葉にもそれが出ています。

アルマ－二制服導入にあたり「この伝統あるそして気品のある空間・集団への帰属意識とか誇りとか、泰明小学校が醸し出す美しさは保っていかねばと緊張感をもって学校経営をしてきました」なんと軽薄な。小学校児童の成長は著しいものです、制服も毎年新しいものに変えなければなりません、一式9万円の制服を押し付けて、緊張感を持った経営ですか、アルマ－二からの賄賂が目的ではないのですか。

北朝鮮と韓国・相撲協会

平昌オリンピックは北朝鮮が無償で全世界に国威を宣伝した頭脳戦の勝利でした。経費をすべて韓国に持たせ、好き勝手な行動はすでに韓国を支配下に治めた気分か。

日本相撲協会の危機管理委員（高野利雄）は協会員の危機管理が対象ではなく、協会自体の危機管理が主体の動きが目立ちます。今回の貴乃花理事に対する一連の行為は、危機管理委員の指示によって書かれた青写真としか思われません。これでは外部から人材を持ってきたことが有害になっている気がしませんか。腐臭漂う相撲協会の御用理事（相撲協会高野利雄）検索。