miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

世界陸上赤羽のファイトに感動

2011-08-27 | Weblog
世界陸上選手権が韓国で始まりました。初日の突端が女子マラソンでした。日本からは、尾崎好美、赤羽有紀子、伊藤舞、中里麗美、野尻あずさ、の5名が出場しました。メダルは、残念ながら、ケニアの3名に独占されました。


中でも、33キロ地点まで終始トップ集団をリードして、金メダルに焦点をおいて健闘した、赤羽有紀子のファイトに感動しました。33キロ地点でアフリカ勢5名がスパート。
瞬間出遅れた赤羽は、懸命に追走、一人かわしたが残念ながら5位に終わった。日本勢2位が、中里の10位小柄ながら、ファイトの塊で頼もしい選手です。将来金メダルの期待が持てる選手です。

放射線治療

2011-08-20 | Weblog
放射線治療が始まって、11回が終わりました。後22回あります。1回の放射量は2グレイです。グレイと言うのは、人体が吸収した放射線の量を表す単位です。福島原発でお馴染みになった、シーベルトは、人体への影響を表す量の単位です。ちなみにベクレルと言うのは、放射線の強さを表す単位です。(シーベルト=グレイ X 放射線荷重係数)治療に使われている放射線は、Ⅹ線ですので、荷重係数は1です。毎日私は、2シーベルトを人体に吸収していることになります。


いまのところ、副作用はたいしたことはありません、唾液が出なくなって、水分の少ない物は、喉を通らない程度です。毛髪の脱落や、味覚障害は、既に化学療養時点から引き続いているので、これ以上悪くなりようもありません。20回を越えた辺りから、内粘膜が焼けただれ、食事が困難になる場面が出てくるかもしれないと、覚悟しています。原発作業員の被曝上限が250ミリシーベルトと、医療用の被曝との違いが私には判りません。


総裁候補は原発のビジョンを示せ

2011-08-14 | Weblog
原子力発電の予算は、一般会計と、エネルギー対策特別会計があります。総額で年間4500億円程度です。エネルギー対策特別会計は、電源開発促進税として、電気料金に課税されている税金です。


原発の地元対策に使われているのは、発電用施設周辺地域整備法という法律に基ずき、地方自治体に、毎年交付金が支給されています。中日新聞の調査では、その金額は、年間≒1800億円程度で、原発予算の40%を占めているようです。


この交付金がなくなると、地方自治体が成り立たない状態になっています。特に福井県敦賀市の高速増殖型原始炉「もんじゅ」は夢のエネルギーと期待されながら、トラブル続きで、実用化の目途が立たず、福島の事故に伴い、廃炉の声が高くなっています。


20年前、「もんじゅ」建設が始まって以来、≒7万人の人口のうち、1万人が原発関係に従事しており、市の財政面でも、原発依存率が10%を切った事がない状態が、20年間続いています。地元では、脱原発を口にすると、危険分子として、村8分の状態にされるようで、住民達は、それを恐れ、周囲からの声の高まりを、期待しているようです。


民主党の総裁候補者たちは、原発問題にこぞって、口をつぐんでいます。うやむやの状態で、済まされる問題ではありません。ビジョンを示すことの出来ないような人に、日本のリーダーになってもらっては困るのです。

入院生活から解放され

2011-08-06 | Weblog
最初は、生態サンプル摘出のための、5日間入院の予定が、下咽頭ガン確認と同時に1ヶ月余り病院に縛り付けられました。昨日やっと解放され自宅に帰りました。来週から週5日6週間に亘り、放射線治療のための通院が待っています。

発見が早かったので、化学療法は1クルーで終わりましたが、この治療は、随分と強烈な副作用を伴います。毛髪は90%なくなり、白血球は1500まで落ち込み、味覚障害はいつまで続くのか、これから放射線治療が始まると、味覚障害はますます酷くなりそうです。

しかし昨夜は、久し振りに熟睡できました。エヤコンは、私の体調に合わず、息苦しくなります。窓を開け放し、自然の風に誘われての睡眠は、朝の目覚めも気持ちよく、病院生活からの解放はひとしおでした。