miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

震災メモリアリ防潮公園

2013-06-23 | Weblog
復興予算の不正使用を指摘された財務省は、1000億円あまりの未着手予算の返還を求めた旨の、報道がありました。

私には、復興省の実態がよく分かりません。各省から出向してきた人達が、所属する部署の指令によって、勝手に予算を食い散らしている感じがしてならないのです。復興省独自の方針による、予算執行権限など、まったく感じられないのです。

瓦礫を埋め立てた「緑の丘公園」を防潮堤にしようと言う、素晴しい提案には、わずかな復興交付金しか認めらず、多くの住民が反対している巨大なコンクリート壁を、何千億円もの巨費を投じて、築きつつあります。

その影響が、生コンの不足や資材の高騰をもたらし、他の復興にも、大きな影響を与え、国会でも対策が、議論される状態になっています。「巨大コンクリート壁阻止署名運動」が国際組織によって、ネットで展開されています。私も署名に参加しました。

緑の丘公園の正式の呼称は、「千年希望の丘」ですが、岩沼市沿岸に約10キロ、高さ10m、の丘を15基建設の予定で、第1号は先日、約4000人のボランティアが参加、植樹祭が行われました。

この第1号は、6000万円の、寄付金で完成しました。総工費の予定は、45億円ですが復興交付金では、6基分しか認められていません。井口市長は「希望の丘は、21世紀の人類の智慧の遺産になる、復興のモデルとして、全世界に発信できる」と挨拶しています。

予算の配分は、政治家の仕事です。決定どおり執行されているかどうか、監視するのも政治家の責任ですが、その政治家が、利権に走り、執行を歪めているのが現状です。亡国にかかわるような災害復興、我欲を捨てて、取り組んで貰いたいものです。
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どこへ消えた道州制構想時代の元気

2013-06-20 | Weblog
維新の会発足までは、道州制構想や、大阪都構想、大村知事は、中京都構想で当選したようなものでした。誠に元気がよく、盛んに広域連合会議なども開いていたが、維新の会結党後は、あれほど熱心に説いていた構想は霧散し、結党の目的も不明瞭になって、2012衆院選で、自民党に圧勝されてしまい、意気消沈してしまった。

2013参院選が近づきましたが、アベノミクス劇場の独演状態で、野党は政策面で対抗策なく、ばかげた話題提供で混乱を惹き起こしています。そもそも2012選挙で、自民党に圧勝させた責任は、野党にあります。294議席は全議席の61,3%になりますが、獲得票数42,267,766(選挙区・比例区合計)は、全体の35,3%に過ぎません。

自民、公明党の獲得票合計で≒5000万票(325議席)、民主、維新、みんなの党、の獲得票合計≒5000万票(129議席)です、自民の独裁体制にしてしまったのは、選挙対策の拙さです。公明党の選挙対策は、その正確さを数字が示しています、獲得票・800万票(6,7%)、議席獲得・31名(6,5%)。参院選に向け、野党3党協力して、元気を出してください。このままの自民党では、官僚がますます増長します。
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驚異の活躍松山英樹

2013-06-18 | Weblog
ここ3日ほどは、朝5時から全米オープン選手権を観戦していた。メリオンゴルフクラブのパターの難しさは、見ていても、イライラするほどでした。最終日の松山は、上位者がスコアを崩していくなか、大会ベストスコアの67で猛追、前日の37位から10位に浮上しました。10位はシード権がつきますので、来期予選は不要になります。

全米選手権で、10位以内に入った日本人では、2009年に片山晋吾さんがいます。4位でした。今日現在の、世界ランキング日本人では、松山英樹さん49位、藤田寛之さん72位、谷口徹さん124位、石川遼さん127位になります。

松山秀樹さん21歳は今年の4月、大学在籍のまま、アマチュアからプロに転向、優勝2回、2位2回、メジャー全米選手権10位、など凄まじい活躍です。日本ツアー獲得賞金も既に9,000万円で、賞金王争いのトップになっています。
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穂高・涸沢映画とトークの会2013

2013-06-13 | Weblog
穂高・涸沢映画の会主催、涸沢ヒュッテ・穂高岳山荘後援の「穂高・涸沢映画とトークの会2013」が、昨夜名古屋市の「ウイルあいち」でありました。穂高・涸沢映画の会は、山と渓谷社が母体だと思うのですが、早くから整理入場券を、申し込んでありましたので妻と一緒に参加しましたが、会場は超満員でした。

映画は、まずジャンダルムの登攀から始まり、穂高の星空、涸沢ヒュッテの四季など約1時間の上映でした。迫力ある音響効果と共に、臨場感ある山の影像に揺さぶられました。4月27日の上高地開山式に併せて、涸沢ヒュッテの活動が始まります。雪にスッポリ埋まっている、山小屋のかきだしから、登山道の補修、遭難者のレスキューなど、山小屋の管理人達の仕事は、多岐にわたります。

第2部の「山トーク」は、涸沢ヒュッテの山口孝さん、穂高岳山荘3代目の今田恵さん、穂高岳山荘の宮田八郎さんの「安全登山」「レスキューの実際」「初心者の涸沢・穂高」について普段あまり聞けない話がたくさんありました。涸沢ヒュッテの山口さんは、コミック「岳」にも実名で登場する、北アルプスの主です。北アルプス南部地区遭難救助隊長で、レスキュー出動300回以上だそうです。ジャンダルムの登攀影像は、影像会社「ハチプロダクション」を設立している、宮田八郎さんが、頭にカメラを取り付けて、撮影した物でしょう、彼も、「岳」に宮田三朗の名で登場しています。
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草刈ボランティア・読書・ドライヴ

2013-06-08 | Weblog
この住宅団地の、役員は一年交替になっていますが、環境部長と、自治会長が4月早々来訪、今年もボランティア草刈を依頼されました。今年の担当区域は、昨年よりも大幅に減らしてもらったが、それでも1500㎡程度あります。特に梅雨前後は、雑草の成長が著しく、一月のうち10日ほどは、2~3時間の作業が必要になります。

病後の体力回復は順調で、再発の様子はありませんが、放射線治療で破壊された、唾液腺の回復は進みません、年齢的にこんなものだろうと諦め、水を持ち歩いています。身の回りで私と同年輩の多くが、要介護の状態にあること思えば、健康で地域社会に貢献できることのありがたさを感じるこのごろです。

きのう、寝床の中で読み始めた、大鐘稔彦著「孤高のメス」が面白く、朝の4時半までかけて読了しました。そのため午前中は、頭のなかに霧がかかり、うすぼんやりの半日でしたが、昼食後30分ほど仮眠したら霧が一挙に晴れました。3時から6時まで、女房を助手に、ベランダ下芝生の手入れで、此処もまたすがすがしくなりました。

武儀の権現山登山口を確認、平成道の駅での買い物など、妻とドライヴを楽しんできました。私の脳ナビは、最近ときどき接触不良を起こすので、カーナビを取り付けました。住所を正確に打ち込んでおけば、音声で道案内をしてくれるので、記憶力が曖昧になってきた頭には重宝です。

日本の山の名前で、権現山は、愛宕山の121座についで、第4位の89座だそうです。神仏習合によって生まれた名前で、権現とは、神の仮の姿を現す言葉のようです。山岳信仰の修験者たちによって、広められた名前だと思います。昔は立山権現とか白山権現など、おおかたの山に権現がついていました。権現の本山は、長野の戸隠です。

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心に沁みた一冊・納棺夫日記

2013-06-04 | Weblog
今日、江南図書館で、文庫本のコーナーを見ていたら、文春文庫「納棺夫日記」青木新門なる本が目に付いた。あまり見かけない著者名だが、2~3年前、映画「おくりびと」が話題を呼んだことを思い出し、その原作かなと、読み始めて一気に吸い込まれるように、読了しました。「おくりびと」は(第1章みぞれの季節)をヒントに映画化されたものでしょう。

構成は、第2章「人の死いろいろ」、第3章「ひかりといのち」からなっており、第2章では、死を恐れ、恐る恐る覗き込む人達のどろどろした、視線が背中に感じられ、死者の安らかな美しさに対して、生者の醜悪さが気になり始める。

第3章では、親鸞の「仏は不可思議光如来なり、如来は光なり」の言葉に出会い、自分の経験から、これこそ真理だと納得、親鸞が、「大無量寿経」こそ釈迦が生涯をかけて説いた教えの中で、究極の真理だと断定する理由は、釈迦如来の顔の光り輝く様子が、大無量寿経に描写されているからだと、説明しています。

この本が出版されてから、30年近くなるようですが、不勉強にて今まで知りませんでした、今更の感もありますがお勧めの一冊です。
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