miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

天災と原発

2011-05-29 | Weblog


地震や津波、台風が常時起こる環境にあるのが、日本列島です。地震、津波、台風による土砂水害など、発生するのが当然の自然環境の中で、私達は生活しています。これらの天災を、智慧を出し合って予防し、生活を守ってきました。しかしそれは過去の教えを参考に、この程度の予防措置を講ずれば大丈夫だろうと想定する事によって、こんにちに至っています。想定外の被害はその都度次々に起きています。


天災ならば、どんなに荒れ狂っても、それが過ぎれば、人々は復興に希望を託すことが出来ます。しかし原子力エネルギーを利用している、原子力発電所の事故は、想定外が許されません。想定外が許されないと言うことは、人間が手懸けてはいけないと言う事です。神の領域なのです。


放射線被害は、30年、50年単位で広範囲に、人々の生活を拒否します。今回の被害は水蒸気爆発に止まりましたが、それでも広範囲に汚染され、住民は、着の身着のままの避難になりました。政府は短期間で復帰できるような口ぶりですが、5年や10年で解決する問題ではないと私は判断しています。


上記の図面のように、(クリックしてください拡大します)日本には55基の運転中原子炉、その他に、建設中4基、計画中10基があります。政府は補助金、交付金という、飴をチラつかせて地方の貧しい漁村にボコボコ原子力発電所を建てました。愛知県の知多半島や、渥美半島に原発が出来なかったのは、漁村が裕福なため、危険な飴に釣られなかったのでしょう。仮に、東海地震の発生で、静岡の浜岡原発と福井の敦賀、美浜原発に事故が起これば、近畿、中部、関東圏は、大パニックで日本滅亡に繋がります。滅亡の青写真が目に見えるようです。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去の釣り場を見て歩き

2011-05-20 | Weblog
先日、15年振りに、名港鍋田地区の釣り場を訪ねて、車を走らせました。過っての釣り場は臨海作業場になっていて、何処からも、入ることが出来なくなっていました。飛島埠頭の湾岸道路近辺西側埠頭では、「石持ち」や「あなご」が良く釣れました。また中部電力火力発電所の西側では、「海津」が、木曽岬先端の中央堤に通じる辺りでは、「海津」時には、3年物のチヌ等も上がりましたが、すべて駄目になりました。いまや名港は知多の釣公園近辺に、釣り場が残っているだけになりました。



敦賀方面の様子を見るため、昨日は、早朝から妻を連れて、ドライブがてら、美浜原発のある、丹生の漁港を訪ねました。この漁港を訪ねたのも、15年ぶりでした。湾内全体を試験養魚場にするため、湾内の漁獲を禁止したのが、15年前でした、魚影が濃く楽しい想い出があった、釣り場でした。昨日訪ねて驚きました。湾内が大きく埋め立てられ、オートキャンプ場や、有料釣桟橋が出来ていました。美浜原発の資料館と併せての観光地になっています。新しい民宿も沢山出来て、湾内には釣筏も20基程ありました。




過って、私が一番気に入っていた、漁港の浮桟橋はそのままでしたので、係留中の船の上で作業をしていた、漁師の若い衆に声をかけて、試釣してみましたが、魚影は全く少なくなっているようでした。この場所は、桟橋の直ぐ下が10mほどの水深で、チヌの良く釣れた場所でした。改めて、寄せ団子を持参して、半夜釣をする予定で、引き上げてきました。有料釣桟橋は、あいにく休日でしたので、成果を確認できませんでした。



コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曼荼羅寺のふじ

2011-05-16 | Weblog
曼荼羅寺のふじ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

権現山はワラビの最盛期

2011-05-15 | Weblog
本来の権現山は、各務原市須衛の集落と、芥見市を結ぶ林道、(東海自然歩道)の北側の山ですが、登山者が多く、容姿がよくて、山頂に展望休憩所のある南山を一般的に権現山といっています。ワラビの群生地があるのも、南側の権現山です。今日はワラビ採集の人達がたくさんいました。知り合いの3人グループにもお会いしましたが、山菜採集が目的のようでした。



この権現山は南山も北山も、平成14年4月5日、芥見の住宅地に接近する山林から出火し27時間に亘って、410ヘクタールの山林を消失しました。自衛隊も出動、消火に当りましたが、300家族が避難する騒ぎがありました。その後延べ17,000人が、植林に従事し、近辺の小学校のちびっ子達も協力しましたので、憶えやすく、親しみやすい名前と言うことで、どんぐり山と命名されました。



写真は、北権現山の岩場への入り口ですが、老洞峠から200m程芥見の焼却場方面に下りた、大きなカーブの角にあります。突き当りが、下の写真の岩場への取り付き口です。岩に赤いペンキの矢印が付いています、道はありません、3点確保で、裏に回りこみます。これを登る予定で出かけたのですが、思っていたよりも危険度が高い様子なので、単独では、登山者の殆どいない場所なので万一の事故を考慮して、引き上げてきました。再び老洞峠まで戻り、山菜を採りながら、南権現に登り、東登山口に下りる、一周4時間の山歩きでした。



コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発電と配電の分離

2011-05-06 | Weblog
電気事業は、インフラ(インフラクトラクチャー=都市構造の基盤となる施設)として、政府の厚い保護のもとに、独占企業体をなしています。損金の出ない企業体を創り上げ、産業経済省は、多くの天下りを送り出しています。このような天下りの人達は、お茶を飲み、新聞をながめ、来客との雑談で午前中を過ごし、午後は適当にどこかで、遊んでいます。日常業務に携わることは、殆どありません。関係官庁との窓口業務も非日常的な問題だけです。


日頃から、危機管理に真剣に取り組んでいるのは、現場の人達だけで、その現場の声も、まともに聞かず、いいかげんな、補足工事で、現場の声を反映しているかのごとく装っているとの話も漏れ聞こえます。少しの油断で、日本の壊滅すら起こしかねない、危険な原子力発電所を抱えているトップが「今までご苦労様でした、これからノンビリ第二の人生を楽しんでください。」と言う意味で送り出される、天下りに委ねられていたのではたまりません。


天下りのトップは、電力会社の保身を第一に考え、補償の多くを政府に押し付ける工作に、産業経済省と共同歩調で、関連銀行も巻き込み、税金として国民に押し付けようとしています。管内閣は、今やこの工作に寄り切られそうな、状況になりつつあります。


この際、政府は東京電力の会社更生法を申請して、抜本的な見直しをする必要を痛感します。日本の電力会社の独占体系を分解し、発電事業と、配電事業に分離、小規模発電業の育成、強力な蓄電池事業の促進など、安易に原子力に流されないよう、智慧を再集結して、新電力確保の研究に予算を投入して欲しい。


八ヶ岳の主峰にある、「赤岳展望荘」では、小さな風力発電機が10台ほど屋根に取り付けられています。これで宿泊施設の電気が賄われているのですが、山あいの電力供給の参考になりそうです。あの設備で、どの程度のコストになるのだろうか。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北大震災記録

2011-05-01 | Weblog
東北大震災記録
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする