miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

阿部繁弘さんの原画展

2012-10-31 | Weblog
毎週火曜日の中日新聞県内版に「街道を行く」と言うコーナーがありますます。細密なペン画に解説を加えた記事ですが、その原画展が、津島市の観光交流センターで開催されています。

予てより、その細密絵画に興味を持っていましたので、早速妻を伴って、津島までドライブしてきました。絵画用のぺんで描いているのだと思っていましたが、全く普通の4本100円程度で販売されている、ボールペン1本での表現に感心しました。


阿部さんは、ボールペン画の指導塾を持っておられ、その指導の状況をビデオで流していましたが、塾生の方の絵画も展示されていました。皆さんかなり水準の高い物でした。写真は会場の展示風景。


漫談を聴いてるような石原毒舌演説

2012-10-27 | Weblog
石原新党の話が、維新の会と時を同じくして、話題になり始めた頃は、第三勢力の結集で期待されましたが、先日の新党結成宣言記者会見では、相変わらずの毒舌だけで、とても大同団結が出来るとは思えない内容でした。

政治家でも、評論家でも、タレントでも、毒舌家は概して民衆の受けがいいものです。ニコニコ笑いながら、「何も判っていない狸ずら親爺」などと日本経済界のトップを、こき下ろすだけで、民衆は喜んでしまいます。漫談の様な話しぶりですから、当人は本気で怒るわけに行きません。毒舌家の人心操縦術です。

蓋を開けてみれば、「たちあがれ日本」だけが母体の小さな政党に終わってしまいそうな感じです。しかしそのお陰で「維新の会」が少し元気が出たようですが、いかんせん党の顔になる人物が現役の市長では、思い通りにはいかないでしょう、政治がますます混沌の時代に入ります。

外務省ハレンチ物語読後感。

2012-10-18 | Weblog
外務省OBで、ロシア担当をしていた、佐藤優さんが「外務省ハレンチ物語」と言う本を出版しています。

外務官僚の腐敗は、当人達がそれが腐敗だと感じていない状態にあるようです。「外務省伏魔殿」と言う言葉は、現文部大臣の田中真紀子さんが残して去った言葉です。

小泉内閣で、外務大臣に就任した田中真紀子さんは、外務省の抜本改革をめざし、人事に手をつけ始めると、いきなり幹部の総スカンをくい、激しい権力闘争になりました。

当時官房長官だった福田さんは、外務省派の代表のような人でしたので、田中真紀子さんは、呆気なく小泉総理から、外務大臣を更迭されました。そのとき田中真紀子大臣が、残して去った言葉が「外務省は伏魔殿」だったのです。

海外で羽根を伸ばしてきた政治家は、すべて外務省のリストに、その破廉恥行動が克明に記録されていることを知るべきです。なにか省益に不都合な事態が発生すると、それがチラチラとマスコミに流れる仕組みになっています。

自分達の、超エリート意識を満足させながら、優雅な生活を確保することしか頭にない連中が、外務省の中枢を占めていては、諸外国に太刀打ちできる筈がありません。

立山・阿弥陀平の紅葉

2012-10-03 | Weblog
立山・阿弥陀平から室堂平にかけての紅葉は、今が見ごろです。昨日、妻と出かけてきました。
 室堂平は濃霧に包まれ、遠景は見えませんでした。

 阿弥陀平は、たまに陽が射し、霧が晴れて、ナナカマドノ真紅と、黄色カエデの黄色が、ハエマツの緑とバランスよく点在し、高原のお花畑のようでした。