miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

師走の風にさらされて。

2013-12-31 | Weblog
忘れがたき人々 今年も多くの著名人が現世を卒業していきました。中でも山崎豊子さんの著書「白い巨塔」や「大地の子」からは、大きな感動やショックを受けました。また納谷幸喜さん(大鵬)とは、名古屋場所の折、一宮の小さな居酒屋で、同席し歓談しましたが、そのざっくばらんな人柄に惹かれたものです。三國連太郎さん、坂口良子さん、夏八木勲さん、テレビドラマや映画で楽しませてもらいました。皆さん隣の世界の住み心地はいかがですか。

安倍晋三首相の靖国参拝は 師走も押し迫った中の強行でしたが、政権獲得一年、公約実行に駆り立てられてのことでした。しかし急激に近隣国との緊張が増し、アメリカの遺憾の声明が出ました。アメリカは中国、韓国に高官を派遣し「緊張緩和の努力をしている最中に、緊張を高める行動をしたのは、遺憾」であると、コメントしたのでしょう。しかしアメリカ大使館のフエイスブックには、強烈な抗議文がたくさん寄せられています。「ネトウヨ」連中でしょうが、今少し冷静に願いたいものです。

アメリカ訪問した諸外国の元首が 花輪を捧げる、アーリントン墓地は、南北戦争の戦死者を祀るために創られ、以降今日まで、希望する戦死者は宗旨を問わず祀られています。靖国神社は、維新の動乱で戦死した人たちを祀るため、明治天皇が創設したもので、以降日露戦争を経て、第二次大戦まで戦死者を祀っています。そのままなら良かったのですが、旧軍隊の引揚援護局が、そのまま厚生省引揚援護局となり、靖国神社宮司と厚生省援護局が、旧軍隊中堅幹部に席巻され、戦犯が合祀されることになり禍根を残した。

山崎拓自民党副総裁 が会長となり「国立追悼施設を考える会」というのを作り、「千鳥が淵戦没者墓苑」が候補に上がっていますが、現在の自民党は安倍総理に権力が集中しているので、安倍総理が積極的にならない限り、議員や、民間が議論しても、前進しないとこぼしています。ちなみに、千鳥が淵戦没者墓苑と言うのは、遺骨収集隊によって、各前線から収集した無名の遺骨の納骨堂です。花輪を捧げるアーリントンの墓碑も無名戦没者の墓碑です。その点はよく似ています。

新年を迎えるに相応しい、テンプレートに変えました。良いお年をお迎えください。