寄り添う、共有する

雨の予報で今日も少し肌寒そう、島岡美延です。今月、まだ半袖を着ていません。街を見渡しても、人々の服装は幅広い季節（？）を感じさせます。
昨日で東日本大震災から8週間が過ぎました。GWに合わせて、多くのボランティアが東北地方に集まりましたが、被災者の方々にとっては、この連休も日常への復興の日々の続きだったでしょう。
天皇皇后両陛下が、岩手県を訪問されました。釜石市と宮古市の避難所で暮らす一人一人に、お二人は手分けして声をかけられたということです。「大変でしたね」、「（亡くなった方の話に）残念なことでしたね」、また余震で揺れた際には「大丈夫ですよ」と、皇后様が被災者の方に手を添えておっしゃったそう。
これまでも多くの避難所などを訪れた両陛下、いつも「寄り添う姿」がそこにあります。言葉をかけられた人たちは、どれほど癒され、勇気がわいたことでしょう。
「がんばろう日本」、「がんばろう東北」のキャッチコピーはわかりやすいけど、どうしたら本当に「共有する」ことができるのか、それを考える時期にきています。