モスクワから届いた祈り

モスクワからの「祈り」に感動しました、島岡美延です。フィギュアスケート世界選手権の最終日、アイスダンスのジャンプのない表現の幅広さに酔い、エキシビションをこれほど堪能したことはありませんでした。
東京開催ではなかったからこそ、「届いた祈り」の意味がより大きく感じられたのかもしれません。
安藤選手が試合後のインタビューで、語り続けた「自分のためより、日本のことを思って滑った」という言葉。エキシビションで涙が流れてきたのは、その想いからと。そしてアンコールに応えた「レクイエム」。フィギュアスケートによるメッセージの発信力に心から感動！
フィナーレで日本の3選手（小塚、高橋、安藤）が全選手の輪の中心でスピンをしてみせた演出。モスクワ大会のすべてから、「日本を見守っている」の温かい祈りが伝わってきました。
GW真っ只中、今年もプリンスアイスワールドが新横浜スケートセンターで開催されています。4日と5日には、モスクワから戻ったばかりの高橋大輔、村上佳菜子両選手が出演。会場へは防寒着を忘れずに、ぜひ！