この映画、ついていける？

肌寒さが続いています、島岡美延です。このあと激しい雨の予報、お気をつけください。
さて今日は映画のご紹介。ただ、このセンスについていけるかどうか、文章でうまく伝わるかどうか、かなり心配ですが、おススメです。
今、演劇界で注目される鬼才・前田司郎の原作・脚本「大木家のたのしい旅行　新婚地獄篇（14日公開）」は、彼の初の映画化作品です。
大木信義（竹野内豊）と咲（水川あさみ）の夫婦は、新居の引越荷物の中で途方にくれている。そもそも同棲が長くて新婚ムードゼロ。ある日、咲はスーパーで占い師（樹木希林）に悩みを当てられ、「地獄ツアー」のチラシを渡されて、申し込む羽目に。旅行支度をした二人が「スーパー屋上の地獄の入り口」に行くと、占い師の助手（片桐はいり）がいた。まずは、夫が、そして妻が・・・。「落ちた」先には、不思議な「地獄」が待っていた！
過剰な世界観の中に奇妙なリアル感。「どこへ行っても男と女ってこんな感じ」という細かいやりとりに説得力あり。果たして二人は、失っていた情熱を取り戻せるか！？