美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「謝る」ことの難しさ

2011年05月06日 07時21分50秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
少し肌寒さを覚える立夏の朝、島岡美延です。冷房をなるべく使わない工夫が問われる「夏」の始まりです。
休日に家族と外食、そんな楽しいはずの日常が、深刻な事態になっています。焼肉店で食べた生肉による食中毒。フーズ・フォーラスの社長は、本社前で土下座をし「申し訳ございませんでした」と涙声で繰り返しました。
どんなに謝っても取り返しのつかないことはあります。家族を失った人には、いかなる謝罪も耳に入らないかもしれません。ただ、最近見ていた他の「謝罪」に比べて、「自分のことと受け止めている」とは感じるものでした。
他の「謝罪」、例えば、東京電力。ずらりと並んで会見しても、避難所で正座をして話をしても、誠意はなかなか伝わってきません。それは、会社の規模が大きいからではなく、「最初」が悪かったためだと思います。
当事者意識、スピード感、責任の所在・・・、それらが曖昧で、住民たちが抱いた不信感は「謝罪を重ねるほど」深まるという悪循環になっています。
まず「相手の気持ちになる」、これが出来るか出来ないか、です。
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