「唇の力」は、大丈夫？

北風が強くて肌寒さを覚える朝、島岡美延です。地盤沈下した被災地に、大潮の時期の大雨、仮設住宅で浸水の危機・・・、なんともやりきれない思いになります。
気候のせいか、久しぶりに風邪を引いて鼻をかんでいます。今年は花粉症も軽かったので、ティッシュをこんなに使ったのは久しぶり。幸い、口を閉じたまま鼻で呼吸は続けていられます。これが、「口呼吸」に頼らざるを得ない状況だと、風邪の苦しさは一段と増しますね。
昨日は、「舌の位置と歯並び」の話題でしたが、今日は「唇の筋肉」について。今、あなたの唇はきちんと閉じられていますか？
ぽかんと口をあけた、完全な「口呼吸」ではないにしても、唇の閉じ方が弱っている場合があります。つまり、筋肉の衰えによって、口元がなんとなく緩んでいる状態。
こうなると、唇の両端、「口角」をキュッと引き上げる力も落ちていることになります。つまり、「笑顔」に必要な筋肉が使えないということ！　
顔の筋肉が動くことで、豊かな表情は作られます。口呼吸で「顔の衰え」を招いていませんか？