命の重さを想う憲法記念日

曇り空の憲法記念日、島岡美延です。
昨日は、アルカイダのビンラディン容疑者殺害のニュースに驚きました。朝刊一面には、アメリカ軍の作戦成功、報復テロへの警戒の記事とともに、今日も東日本大震災の被災者数が載っています（死亡14,728人、行方不明10,808人）。
NYの景色が一変した2001年の9.11から10年。同時多発テロで失われた命、大義のない戦争で失われた命、誤爆などに巻き込まれた命・・・。どれも人間が何らかの目的を持って行動した結果です。
2011年の3.11、一瞬にして景色を変えたのは、その「表面」を何十メートルも動かした地球のエネルギー。人々は、起きてしまったことに対処するしかありません。
若い知人夫婦を津波で亡くし、岩手までボランティアに行ってきた人から、昨日、話を聞きました。まだ「現実のこと」と受け止められない、と言います。
地球上のどこで生まれ、どんな人生を送るのか。多くの人とのつながりを認識し、日々を感謝しながら生きているか・・・、様々なことを想う憲法記念日です。