民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1144 豆三昧?

2010-03-17 23:19:59 | 男の手料理
ひと月ばかり前に大豆を頂いた。
お味噌を作るための豆か?・・・ニシン豆を炊いた・・・美味かった・・・おわり。

と言うのが今夜の日記・・・ここから話が少し広がる。

熊本と大阪では同じ食材でも食べ方が変わる。
思いついて「味噌豆」を作る・・・当然教わった訳ではない・・・「こうだったかな?」
と言う「味の懐かしさ」だけが頼りである。
結果は・・・「超オイシカッタ」のでアリマス。

昔の思い出と違うのは「豆の硬さ」・・・仙人の歯にはチト硬い・・・先日来の「歯痛」が再発しそうだ。
随分時間を掛けて丁寧に煎った心算ではある・・・が。
豆が硬かったと言うより歯が弱ったと言った方が合っているかも

熱いうちに適量の手作りみそをまぶす・・・少し砂糖を加える・・・だけ。
これが「田舎流」・・・「大阪流」と言うのは醤油をぶっかけ砂糖を少し・・・
どちらも至って簡単だが中々美味しいのです。

豆となんとか・・・止められない・・・(未成年は読んでませんね?)。
と言うように・・・ホントに箸が止まらない・・・おかずと言うより昔風の「お茶受け」
焼酎ににもピッタンコなのでR。

写真左がおしょうゆで右が味噌・・・ニシンは食っちゃった
ミガキニシンも古いと渋みが出るが、幸い先ごろ北海道展で買った良いのがあったのをもっけの幸い。
こんがり焼いて小さく切ってお出汁で旨煮にする・・・「お主もやるのぉ~」と天の神さんに褒められた
こちらは仙人の歯にも問題無い・・・。

調子に乗って「もっとない?」・・「有りますよ」
で、追加を頂いたが・・・畑が違うらしく前のより硬かった・・・と言うか、前のが良かった・・・ゼータク言うなって

と言う訳で当分・・・鳩になった仙人!・・・である

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Vol.1143 レレレ???失敗

2010-03-17 22:25:15 | Weblog
日記が一日先行していると思い込んで・・・
16日(火曜日)の分が飛んでしまった見たい

大急ぎで今夜の分の前にカキコ

写真は先が細くなった「太鼓撥」

「どこに売ってるんやろ?」・・と考えたのはチョコット・・・
ネットに向かう・・・ 検索イッパ~~ツ!」・・・

何の造作もなくメッケた・・・若い人には普通でも、仙人には
「三塁打」でも打ったかのようなヒット感である

テーパー状と言うのか・・見事に削られている・・・工作機械の技と言えばそれまでだが
一本1000円で作れてと言われてもキッチリお断りしたい

ネットショップと言うのか・・・あれには引き込まれてしまう
次から次へと「ホホ~?」と言う物を見る事が出来る。
大型店舗の魅力に似る。・・・「アブナイアブナイ」・・・今日は撥だけ
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Vol.1142 熊本発 メロン

2010-03-15 21:58:40 | 男の手料理
メロンは普通の大きさ・・・お皿がデカイ・・・切子ガラスの皿。

肥後産の仙人・・・。
長姉が昭和4年生まれであるから既に80歳・・・
久しぶりにお礼の電話を入れると・・・「どぎゃ~んなか、元気たい」と言う事だった

ア、お礼と言うのは・・・その姉の長男が毎年メロンなどを送ってくれる・・・そのお礼の電話。
例年になく甘く美味しいものだった・・・例年より更にと言う事
市場出荷より少し熟成を進めて収穫してくれたに違いない。

「メロン買ってこようか?」・・・なんて事は普段仙人の老人ホーム(老人家庭)には起きない・・・そう言う事では有難い。
その「甥」・・・と言ってももう50代半ば?・・・桁違いに大きな農家でとても「シッカリ者」である。

こんな時ふと・・兄姉は幾つになったんだろう?などと思うものだ。
長姉が昭和4年で80歳・・・他の二人の兄姉も「どぎゃ~んもなか」様だが
拙者がバテる前に顔を見に行かねば、否、見せに行かねば・・・今年は周年行事もデカイし・・・来年になるかな?・・・二年計画だ
熊本に二人、小倉に一人。

とんだところで戸籍を開陳してしまったが、兄弟姉妹の長寿を
喜ぶ良い機会になった。

一番心細いのは末っ子である・・・
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Vol.1141 ここはどこ??

2010-03-14 01:20:44 | Weblog
「ここはどこ?・・私は誰?・・・」・・・と言うのではありません

まるで豪華なホテルの一角?・・・
実は数年前に出来た「府営地下駐車場のロビー」・・・なのです。

日本一の大赤字を抱える大阪府・・・2期16年間・・「ボ~ッとした知事」の間の出来事・・・何ともゼータクな設備なのだ。
その二人の知事とは「漫才師と雇われおばさん」。
そのころ「橋元くん」が知事をしていたらキット出来なかった・・・と思う・・・その賛否は別問題。

この駐車場・・・24時間警備員が居る。
拙者が現役のころには無かった・・・やむなく止めたところが駐車禁止区域・・・
何度、夫婦で罰金を払いに行ったかしれない・・・それしか方法がなかったのだ。
経済が動いている頃は駐車場がない!・・・出来たころにはもう冷めきっている・・・何時もガラガラ・・・。

何に付けても親方日の丸で・・・24時間最大1200円と言うから駅前にして破格の値段。
1営業月でも駐車違反罰金1回分で事足りる計算だ・・・実にグヤジィ~

その上トイレときたらもう・・・まさにホテル並みかそれ以上・・・折角だから良く利用する・・・
それにスタッフと言うかあんなに要らないと思うのがお役所仕事の常・・・実に愛想が良いが、却ってむかつく。

これはこれで収益さえ上がれば何の問題もない・・・と言うより寧ろ有難い。
サービス券(1時間100円)を出す店がだんだん増えてきている(出している店を案内表示)・・・一応の「営業努力」もしては居るのか・・・。

因みに最も駅に近い市営駐車場は24時間最大1600円・・・ローカルだからこれ以上は・・・
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Vol.1140 ポンカン到来

2010-03-13 17:49:22 | 男の手料理
熊本の後輩から・・・良い香り・・・あまぁ~~い・・

田舎の4っつばかり年下の後輩・・・小さいころから何かとお世話になったお家で
物ごころついたころからの付き合い・・・10数年前には数年間お稽古に通った。

拙庵から伊丹空港まで(30分)送ってもらう・・・1時間のフライト・・・
熊本空港へは世話人がお出迎え・・・現地まで1時間・・・待ち合わせを入れても3時間余りで着く事になる。

数年と言うのは3~4年ほど。
最初は大勢であったが、交通費を賄えなくなると自然に消滅した。
可也上達した人もあったので残念ではあった。
が・・・航空運賃と宿泊費を合わせると・・・・・・毎月はね・・・。

そのグループの記念発表会を兼ねて、こちらから「朝雲会」全員参加で「帰省演奏会」を行った・・・今は昔の物語り・・・である。

毎年「のびる」を送ってくれるが・・・田舎の「のびる」はラッキョウの様に大きい
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Vol.1139 きつねうどん

2010-03-12 23:12:56 | 民謡夜話
「きつねうどん」とは懐かしい言葉だが・・・美味しそうなうどん屋へ入って
「きつねうどん 下さい」・・・とはチョット言いにくいので言葉としてご無沙汰している

阪大病院へ血液検査の結果を聞きに行く・・・「数値が下がってますね・・」・・・「そうですか・・・」。検査以外に何の処方も頂いて無いのに・・・である。

午後の予約は駐車場が空いていた・・・整理員もいないほどである。入場に2~30分掛かる事もザラなのに・・・その分診察が混んでいた・・・。
駐車場の混雑を見越して行ったので予約の都合1時間前に受付へ・・・「90分遅れています」とのデジタル表示・・・何がどうでも仕方がないと言うものだ。

ザッとみて2時間余り・・・「どうすべぇかな?」・・・お昼には持って来いだ。
病院に近い飯屋(写真)・・・「前に来たけど美味しくなかったな」・・・は、胸の内。
案の定であった・・・「なんでピックアップ?」・・・と、天の神さん・・・「それはね」。

信田(しのだ)はキツネ・・・池田はイノシシ・・・と大阪では決まっている・・・昔から。

その狐にまつわる話があって・・・「きつねうどん」とも「しのだ」とも言うのである・・・ただし「古くは」、と書き足す。
拙者十八番の江州音頭「葛の葉白狐伝」に詳しく読まれているのでなじみが深い。
参考までに「とは質問」で確認を取る。

*****安倍保名 (あべの‐やすな)

古浄瑠璃・・「しのだづま」の登場人物。

摂津阿倍野(大阪府)の武士。和泉(いずみ)の信太(信田)の森で
陰陽師(おんみょうじ)芦屋道満の弟石川悪右衛門におわれた狐をたすける。
狐の化身の女とむすばれ、生まれた子が安倍晴明とされる。
この話は義太夫「芦屋道満大内鑑(かがみ)」や歌舞伎舞踊「保名」などを生んだ。

*****

と、ここで「保名」が出てくる・・・うどん屋に「やすな」とは粋な看板である・・・と・・・感心したから・・・UPに繋がったのです・・・。
贅沢ならぬゼータクを言わせてもらうなら・・・もう少し美味しいうどんを食わせてもらいたいものだ

丁度良い暇つぶしが出来たが・・・まだまだ時間が・・・待合でシッカリ舟を漕いだ・・・そんな一日でアリマシタ
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Vol.1138 ナンジャコリャ?

2010-03-11 23:16:15 | 男の手料理
ハイ!お好み焼きです。

例によってチョット頂いてから「オット!カメラカメラ!!」・・

      「お好み焼き たぬき」

茨木の福井から豊能町までの間に一軒しかない・・・と言えば・・・言えるお好み屋。お兄ちゃんのすし屋もそう言えば言える。
ご贔屓の「お兄ちゃんのすし屋」の半分・・・お母さんのお店だ・・・順序的にはお母さんの店をすし屋が半分使っている・・・どっちでもいい事だが

「家賃の要らないお店」の雰囲気充分だ・・・どういう意味やねん

拙者的にはとても気に入っている・・・他人には「美味しいでぇ~」と言う。
市内の友人に教えてあげたが反応は・・・「そうでもなかった」・・・
やっぱ「拙者と行かなあかんわ」・・・と言う結論に達した。

「ブタブタ玉玉」・・・この手の店のイカもエビもいただけないからだ。
「押さえんと分厚く焼いてや」・・・これだけでも味は変わる。
粉が良いみたい・・・後はつきなみ・・・最後のアオサも良いものを使っている。

そのほかにこれと言ったところも思いつかないがフワフワで柔らかく美味しい。
素焼きにしたのを「チリトリ」みたいな道具で温めた鉄板へ運んでくれる。
自分でおでんのカラシをたっぷり塗り・・・マヨネーズを適量・・・お好みソースを適量・・・カツヲの粉・・・アオサノリ・・・どれも他所となんら変わらない。

ノニ・・・ヤッパ違う・・・コレガ・・・一つの不思議・・・。

食と言うのはそういうものだから怖い・・・そういうものだからオモシロイ
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Vol.1137 記念大会考

2010-03-10 21:30:00 | 民謡夜話
15年も前のプログラム・・・昔を懐かしむのは未練に通じる・・・が

15年前だから仙人もまだ50チョイ・・「わぁ~・・男盛りじゃないか

随分にぎやかだったが・・・すでに亡くなった人も多い・・・在籍中はみな一生懸命頑張ってくれたので印象が深く残っている。
「民謡は死ぬまで続けられる」・・が売りだが、過去のお弟子さんたち・・・さぁ~これからだ!と言う時に止めて行く・・・これが一つの不思議である。

お主の不徳の致すところじゃよ!・・・と天の神さんに言われても仕方がない。・・・アチラコチラと思い当たる節は多い・・・

マ、それは都合良くさておいて・・・
大阪梅若会の会長を拝命してもう4~5年にもなるのか・・・記念大会のプログラムに寄せる「あいさつ文」の依頼が来た。
・・・依頼ではなく、率先して寄稿せねばならん立場であるが毎年ウッカリして催促される。

拙会が依頼して・・中々原稿が来ないのもこんな訳だったのか・・・と妙な納得をする。
拙者は気が付けばその日のうちにFAXで送る・・・メールは相手に依るからね。
15年前なら皆一様にキリキリ忙しくてほったらかされたのかも知れない・・・・・・キットそうだ。

プログラムの作成にも日数がかかるので随分先の気候をおもんばかって書く事になる。4月11日に桜が咲くのか散った後なのか
・・・気にしていては筆が進まないので見当をつけて・・・時候の文言を抜けば問題ないのだが・・・まぁ・・・パターンと言う事もあるしネ。

「桜花爛漫、まさに春暖の候・・」
とか書いて「何時まで寒いねん、今年は」・・・なぁ~ンて事もあり得る。
良くしたもので「あいさつ文」を丁寧に読む人は余りいないし、居ても「日本人的寛容」さで大抵の場合は許してくれる

この「日本人的寛容」は曖昧にも通じる。

さて、拙会の記念大会への「あいさつ文」も依頼せねばならんが・・・何時にしましょかね?
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Vol.1136 しいたけ

2010-03-09 13:45:21 | 男の手料理
もう何年にもなるシイタケの原木からも数個収穫した。
これは頂き物・・・冬子と夏子?・・・があるらしい・・・その間の迷子?

12月にも採れたのにまたチラホラ・・・不安定な気候にしいたけも困惑しているのだろうか?

仙人としては嬉しい限りである・・・菌が良いのかとても肉厚なものだ。
このシイタケの作者・・S婦人はまた佃煮上手・・・妻が「どうやって炊くんやろ?」と聞くので・・・尋ねると、事もなげである・・・矢張りコツと言うか加減と言うのが大切なのだろう。

雨が続く昨日今日・・・今朝は雪が積もっていた。
写真にするほどのものではないが、今年最後の雪になるか・・・もうすでに3月も半ばである・・・そしてまたシトシトと雨になった。
・・・この雨はシイタケには良くないね。

とりあえず美味い
気の所為と身びいきだけではない・・・さて・・・何を作って楽しもうかな?。

うちで採れたものや頂き物は「付加価値」が付くので・・・これがまたオモシロイ

早春の不安定な時期は三寒四温とも言うが早く安定気候になってほしいものですね。
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Vol.1135 サクララン

2010-03-08 21:15:41 | Weblog
花は良い・・・あるブログを愛読中・・・その中で「紹介?」のブログに
有った写真・・・パクリを断ったかどうかよく覚えていないが・・・いつも断っているから多分大丈夫・・・だと思う・・・何やら頼りない仙人である。

amamian・・・と言うブログ・・・とにかく写真が綺麗・・・その上博学である。
山野草の名前もシッカリハッキリ書かれている。
・・・いまひとつは八丈島のブログ・・・これも写真が綺麗で感心させられる。
仙人とは持っているカメラが・・・・・・とカメラの所為にしたりしてイジけず毎夜楽しんで眺めている。

なんと、奄美や徳之島の森ではこんな花が自生しているのかと思えば「流石」と言うほかに言葉がない。

花は良い!
花を見て嬉しくならない人もあるかも知れないが、それは余程の人だ。
種の好き嫌いを別にすれば大抵の人は「花が好き」と思って間違いではい。

さて、仙人は古典落語も大好きである。
特に・・・枯れた芸人が好き・・・一生懸命に喋っているうちはまだイタダケナイ
そんな枯れた師匠がある弟子の事を褒めるに・・「この顔ですから」とにこやかな弟子を指して・・「顔施とでも申しましょうか、笑顔だけでお客様を幸せにする」・・と。

顔施=がんせ・・・Oh!良い言葉を聞いたなぁ・・と早速メモる。
そして「・・・とは?」質問・・・良い記事が出ていた。

*****
仏教では布施を六波羅蜜の第一にあげている。
六波羅蜜とは、あの世に渡るための六つのキップと心得ていいだろう。
人間は極楽へ無事にたどりつくために、この世で六つのキップを手に入れなければならない。
それは六つの行を積むことで、そのたび一枚ずつ与えられるのである。
この六つの行が六波羅蜜で、波羅蜜とはパーラミーター、つまり極楽行きキップである。
布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)をさす。

顔施(がんせ)とは、にこやかな表情で人に接するということで、和顔施(わがんせ・わげんせ)ともいう。
これなら誰にでもできる。
出家して以来、私はつとめてこれを心がけてきた。
和やかな表情に会い怒る人は、先ずいまい。

あらゆる職業の人にこの行を心がけてほしい。
生まれつき器量が悪くても、笑顔は人をチャーミングにも美人にも見せる。
私はそういって特に女性に和顔施をすすめている。

                             瀬戸内寂聴
*****

美しい花と顔施をひとつと見た・・・今宵、仙人のひとり言である。
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Vol.1134 ふきのとう

2010-03-07 00:01:30 | 男の手料理
庭の畑の横に1個・・??・・3個・・・

今年も何とか口に入った・・・採ったり頂いたりで・・・
ほんの少しだけど「散髪屋の友人」にもすそわけが出来た・・・無口な変人だがキット喜んでくれたに違いない。・・・この苦みと香りは独り占めには出来ない

さてこの「散髪屋のにいちゃん」・・・実は仙人より年上だから社会的通念から行くと充分におっちゃん以上おじいちゃん未満なのである。

なのであるが、30数年も散髪に通っているといつを区切りに「呼称」を変えるかは難しい問題だ

その友人・・・やたら多趣味で分けても「料理が好き」・・・と言う変わり者。
「変わり者なら仙人も負けんじゃろう?」・・・と、天の神さん・・・「拙者のは高々晩飯ですよ

休みの日に自宅へ大勢の友人たちを呼んで「ふるまう」のだ・・・中々出来る事ではない。
暖簾を作ったり箸袋を作ったり・・・その事を自分だけの世界で楽しんでいる。
奥さんはと言うと「あきらめてます・・けど美味しいもん食べられるから」とチョッピリ嬉しそう。

井上さんと言うのだけど・・「料亭 伊賀美」・・・と言う暖簾・・・粋じゃア~リマセンカ?・・・。・・・中々のもんだ・・・イノウエをイガミと読むのもね・・。

歌舞伎も好きらしく良く話題に上る。
その歌舞伎(浄瑠璃)の中の「いがみの権太」からイメージしたのならそれこそ大したものだと仙人は思う。

因みにいがみのごんた・・・ 【いがみの権太】とは?・・・と、とは質問。

*****人形浄瑠璃「義経千本桜」の三段目の主人公。
鮨屋(すしや)弥左衛門の子でごろつきであるが、改心して平維盛(これもり)を救うために苦心し命を落とす。
*****

大阪弁の「ごんた」もここからきていると思っているが真偽のほどは・・・。東京弁ではごんたと語尾を下げるだろうが大阪弁ではごんたと語尾を上げないと雰囲気が出ない。

その二つ名・・・「いがみ」に通ずれば・・・と言うだけの話である

写真の蕗のとうももう少しふっくらしたら仙人の胃袋に収まる事だろう。
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Vol.1133 薪

2010-03-06 22:59:38 | Weblog
まき・・とも・・たきぎとも。

ずっと前に紹介した「岡山県物産」のパイロットショップ・・・今冬は納得の牡蠣を買う事が出来たお店。

野菜も良いよ・・・随分シャッキリしていてひと束がデカイ・・・割安感が大いにある。
安い高いもあるけど食品にはそれ以上の何かがあるもんね・・・まるで主婦している仙人。
こういうお買い物は妻に任せる・・・拙者の買い物は男用の食材専科・・・

さてこの店・・シイタケの原木やら・・いろいろ売っていて面白い・・その意図は
少なくとも「都会」を意識している・・実はこんな田舎なのに・・だ。
それも含めて・・・中々面白い店である・・・繁盛してもスタンスが変わらない事を今から切望するのでアリマス。

何とねぇ~・・これって何本もないでしょう?・・ひと束・・
ゴヒャクエンとは・・・拙者が貧乏なだけかもしれないが・・チト「良い値」である。
それがまた価値と言うのは必要か否かによるもので、ここでは単に仙人のオセッカイでしかない

薪と言えば鈴鹿の友人の別荘の・・・なんで「の」ばっかり?・・
「薪ストーブ」ずっと憧れているが余生との引き算をすると踏み切れない。
暖かいだろうなぁ~・・雰囲気あるよなぁ~・・・などと思うだけである。

薪はね・・・お弟子のSさんの旦那さんが沢山くれた・・結局使わなかったのでまた引き取ってもらった。・・大きな迷惑であったろう

あれだったら数万円分もあったよ・・・キット・・・。

何につけても高くつくご時世だが・・・ライフスタイルを世間の相場に合わせるしか・・
方法はなさそうだ・・・ね。・・・おっと危ない・・・これって老いの繰り言?
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Vol.1132 包丁研ぎ

2010-03-05 21:11:35 | 男の手料理
いったん錆びさせてしまった包丁は厄介である。

これがまた・・包丁人ならいざ知らず・・普通は漬かっても「手入れ」までして仕舞う事はない。
しずくが下がって大抵の場合先端が錆びる。
錆びるのは「鋼=ハガネ」の証し・・錆びない包丁もあるが・・我が家にはない。

ステンレスの中に鋼をはさんだ・・・あれを専門用語では「割り込包丁」と言う。
「なんで知ってんねん?」・・「超若いころ荒物屋に・・」・・「なるほど

それでも「マッカッカ」に錆びてはいないのでまずまずは及第点かな?・・
言うまでもないが左から中出刃・牛刀・ペティーナイフ・西洋料理の包丁・文化包丁の大小・・・と言うところ。

種類的には「刺し身包丁」が無いが・・・ペティーナイフが代役。
大出刃や刺し身包丁を使うほどの料理は出来ない。
使ってみると夫々なるほど!・・・と思う「使い勝手」になっているモノだ。

包丁を研ぐのは嫌いではない。
どちらかと言うと「好き」な方かもしれない。
研ぎ上がっての切れ味は何とも言えないものだ・・・まな板がプラスティックなのですぐに切れなくなるのが今時の悩み。

砥石の中央がへこむのが素人の「研ぎ師?」・・・都度まっ平らな混合砥で柔らかい砥石を摺り下ろす・・・これがまた何とも気持ちが良い。

その昔・・・親しかったすし屋のおっちゃん・・・「わしら若いころは平らにするのに砥石を紐でくくって自転車で走り回ったもんや・・・」と言う話を聞いた・・・うその様なホントの話。

今日は初夏の様な午後・・・裏での「包丁研ぎ」も心地よかった。
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Vol.1131 古き佳き民謡

2010-03-04 23:45:48 | 民謡夜話
「民謡ってみんな古いんとチャウん?新民謡以外は・・・」
「いえいえ、新民謡とか言うんじゃなく・・・」

近頃「民謡」への興味と言うか研究心が以前より増している。
「研究」と言うのはおこがましいが・・・文字通り深いものに触れた喜びを感じる機会が多い。

以前に12枚組の「日本民謡大全集」なるレコードを頂いた。
レコードプレイヤーは将来の事も考えて現役のものを2台持っている・・持っているが、聴く機会も少ないのでそれらの「曲」を全て写真のMDにコピーした。
コピーした時は時間が片付けてくれる「仕事」としてジックリ聴く事もなかった。

必要があって「曲目を探す」・・・有ったものと無かったものと・・・
どういう訳か「九州編のレコード」に痛みが多かった。
どういう訳か・・じゃなく・・きっと好きな唄を何度も何度も聞かれたのだろう。
いかにも「素人」の扱いで傷だらけ・・その所でポンポンと針が飛ぶ

拙者もこのところ「九州民謡」に強く心ひかれる。
むかしむかし憧れた東北民謡は既に影を潜める・・・歳の所為かな・・と思わんでもないが、これがまた滅法良い歌が多いのだ。・・・40年目にして「やっと目覚めた」のか帰巣本能の所為かもしれない

かなりのコレクションを持っているつもりでも・・探す曲は見当たらない・・知らないと言う事で探しているのではありません。
もっと「理想的な歌い方のサンプルはないか?」・・・との思いからでアリマス

ここで古き佳き民謡と言う話になるのです。

拙者が心酔していまだ座右に置いている「音戸の舟唄」・・の「そのもの」が見つかった。
どこで聴いたか・・どこへやったか・・と心に掛かっていた「その人の唄」なのである。

絶対みんなに聞かせたい「正調五木の子守唄」が同時に見つかった・・・あのままであれば聴く機会もなく積み上げられていたであろうレコードが今物凄い魅力で拙者に迫って来る。
今聴く「初代出雲愛之助」は他のだれをも寄せ付けない美声である事も再認識した。

何はともあれ、余り古い唄い方は「普通の審査員」には通用しない・・・そこが難しいのだ・・・本場広島で「音戸の舟唄」を唄ったら・・「大阪ではそんな風に唄うのですか?」と聞かれた・・・と言う仲間の証言が物語る。

曲を探しながら・・・他の唄にも気を取られ・・・作業は非常に非効率におわった・・・

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Vol.1130 ウドマグ

2010-03-03 17:37:38 | 男の手料理
「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」・・・見てしまえば「なぁ~~~んだ」・・・と言うのはここにも有った

独活は先ず・・酢味噌和え・・・次が天ぷら・・・皮のキンピラ・・・煮物にするにはもったいないのでせいぜい「鍋モノの具」・・・そして極めつけが
ウドマグ・・・である

寸切りにしてからシッカリ皮をむき千六本に切る。
マグロも刺身より薄く細長く切る。

写真の状態に山葵じょうゆを掛けパックン!

小さな小鉢に山葵を入れ・・・醤油を・・・刺し身の醤油と同じだから量はお好きなように・・・
マゼマゼして・・・酒の肴にはもってこい・・・「持って来い」と言われても持っては行けないが・・

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