民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1135 サクララン

2010-03-08 21:15:41 | Weblog
花は良い・・・あるブログを愛読中・・・その中で「紹介?」のブログに
有った写真・・・パクリを断ったかどうかよく覚えていないが・・・いつも断っているから多分大丈夫・・・だと思う・・・何やら頼りない仙人である。

amamian・・・と言うブログ・・・とにかく写真が綺麗・・・その上博学である。
山野草の名前もシッカリハッキリ書かれている。
・・・いまひとつは八丈島のブログ・・・これも写真が綺麗で感心させられる。
仙人とは持っているカメラが・・・・・・とカメラの所為にしたりしてイジけず毎夜楽しんで眺めている。

なんと、奄美や徳之島の森ではこんな花が自生しているのかと思えば「流石」と言うほかに言葉がない。

花は良い!
花を見て嬉しくならない人もあるかも知れないが、それは余程の人だ。
種の好き嫌いを別にすれば大抵の人は「花が好き」と思って間違いではい。

さて、仙人は古典落語も大好きである。
特に・・・枯れた芸人が好き・・・一生懸命に喋っているうちはまだイタダケナイ
そんな枯れた師匠がある弟子の事を褒めるに・・「この顔ですから」とにこやかな弟子を指して・・「顔施とでも申しましょうか、笑顔だけでお客様を幸せにする」・・と。

顔施=がんせ・・・Oh!良い言葉を聞いたなぁ・・と早速メモる。
そして「・・・とは?」質問・・・良い記事が出ていた。

*****
仏教では布施を六波羅蜜の第一にあげている。
六波羅蜜とは、あの世に渡るための六つのキップと心得ていいだろう。
人間は極楽へ無事にたどりつくために、この世で六つのキップを手に入れなければならない。
それは六つの行を積むことで、そのたび一枚ずつ与えられるのである。
この六つの行が六波羅蜜で、波羅蜜とはパーラミーター、つまり極楽行きキップである。
布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)をさす。

顔施(がんせ)とは、にこやかな表情で人に接するということで、和顔施(わがんせ・わげんせ)ともいう。
これなら誰にでもできる。
出家して以来、私はつとめてこれを心がけてきた。
和やかな表情に会い怒る人は、先ずいまい。

あらゆる職業の人にこの行を心がけてほしい。
生まれつき器量が悪くても、笑顔は人をチャーミングにも美人にも見せる。
私はそういって特に女性に和顔施をすすめている。

                             瀬戸内寂聴
*****

美しい花と顔施をひとつと見た・・・今宵、仙人のひとり言である。
コメント (2)
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