大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第11輪 大阪鋼巴 1-1 仙台維加塔

2012-05-13 14:01:35 | ガンバ大阪
ブログを更新する前に「貴方だけはネガってはダメよ」と強く釘を刺されてしまいました。自分らは 散々仲間内でネガるのになんで私はダメなんですかw

ということなら、昨日の試合のエントリを書く前に、サッカーから外れてみよう。最近、たまたまテレビのチャンネルをゴルフネットワークに合わせてみたら、有名なゴルファーである、フィル・ミケルソンの記者会見をやっていた。別にゴルフやるわけでもなく、ゴルフ中継を普段から見るわけでもないが、プロゴルファーが、インタビューにおいて場面場面で考えたこ とを自分の言葉で如何に語るかには興味があったんで、少し聞いてみると、唐突にある記者から、「ゴルフのどういうところが好きなんですか?」訊かれたのだった。PGAツアーでの記者会見でもこんな質問がよく出たな、と半ば驚きながらミケルソンの答えを聞いた。内容自体ははっきりとは覚えているわけではないが、彼は「ゴルフの全てが好きです」と答えたのだった。プレーすることは彼の仕事でもあるんだけども、プライベートでも自宅近くのコースで仲間内でプレーすることも好きだし、その仲間らと食事を楽しんだり、キャディとコミュニケートを取ったり、というゴルフにまつわる全てのことが好きだということらしい。

こういうゴルファーの含蓄ある言葉を聞くと、ゴルフをやってればもう少し理解出来るのになあ・・・と少し後悔したりもするんだけどもね。

その、ミケルソンの言葉をサッカーというかガンバに置き換えてみよう。「ガンバのどこが好きですか」と聞かれれば、おのずとガンバにまつわる全てが好きなんです、と。

例えば、ホームゲームにおいてなら、シーパスの先行入場に向けて、並ぶこと、その為に早めに家を出て万博に行くこと。美味Gにおいてグルメを味わうこと。いつも顔を合わせる仲間内との会話を楽しむこと、或いはスタジアムの外で用意されたアトラクションを楽しむこと。アウェーであれば遠征でサポートするだけでなく、その旅の過程を楽しむこともあるし、居残りならばスポーツバーで仲間と一緒に盛り上がることもあるだろう。まあ、挙げていけばキリがないくらい、ガンバにまつわる事はたくさんあるんだけども、それらも全て、ガンバを構成する一部分だということを覚えておけばいいかもしれない。そしてそのうちの一つにでも触れることによって、「ガンバを楽しんでいる」ということになるのだとも覚えておこう。

今のガンバを見ていると確かに内容がよくなって来ている、という手応えおはは選手もサポの皆さんもつかんで来ているとは思う。それは、大宮戦、仙台戦を見れば判る。そこで何が足りないか、というのが見えるくらいになってきた。後は結果が欲しい、というところまで来ているけども、勝利がまだまだ遠い。

まあ、こういう時だからこそ言えることって、焦ってもしゃあないかな、ということぐらいなんですがね。勿論今は順位からして悠長なことを言っていられないというのは確かにそうであるんだけども、それ故に何かこう、精神的なゆとりをなくしてしまうと却って悪循環にハマりそうな気がするわけです。

だからまあ、サポとして出来るのは、こういう時だからこそガンバを楽しむというゆとりじゃないか、と思うんですね。

その仙台戦なんだけども、パウリーニョにはプレー選択には不満は多少あるけども、彼を入れることによって、コンちゃんを中心とした守り方から生じた攻撃の問題に少しは改善の兆しが見られた。まあ、それは仙台がラインを押し上げていた為にその裏をつくというものだけども。ラインの低さというものについてだが、仙台が奪ってから早いカウンターで攻めて来るスタイルである分については、却ってそれが幸いしたりもした。まあ、その分高い位置からのプレスは難しいため、後半はリトリートしてブロックを造るという形にせざるを得なかったんだけども・・・

また、仙台がサイドを使って攻めて来たことについては中をしっかり閉めていれば対応できた。ただ、一旦サイド開かれて中のディフェンスが分散するとそのスペースを使われてしまったんだけども・・・失点場面についてもリャンのクロスと赤嶺のヘディングが上手かったというのはあるにしても、付き切れなかったのはコンちゃん・・・これ以上言うと、なんかまるでテンプレを使いまわしてると言われそうなのでw まあ、コンちゃんって確かに彼の守りやすい形に合わすことで彼のパフォーマンスが上がっているのは認めるけども、問題は彼単体の能力とかではなく、彼が周りにどんな影響を与えられるかだと思うんですね(ちょっとタイプは異なるけども、名古屋における闘莉王も似たような事例だと言えるかもしれない。名古屋は闘莉王に合わせたチーム作りをする財力があったが、浦和は戦術面における彼のマイナス面を考慮して放出した)。

なんて言うのかな、ビジネス社会においては、コンちゃんが仕事の出来るビジネスマンということは認めるんだけども、彼がチームリーダーとして引っ張れるかというと?なタイプ。背中で引っ張るんだけども、その背中を誰も感じてくれないみたいな・・・

まあ、当分は今のやり方で行くというのは覚悟しているんだけども、幸か不幸かアデレードとの消化試合はコンちゃんが出場停止なんですよね。どのようなメンバーを組むのかは、ある意味すごく楽しみではあるけども、そこでコンちゃん抜きで守りにどう変化が出るのかを見守ってみたい。誰が出てもガンバはガンバなのだからやはりいつも通りに万博に行きたいとは思うし、いつも通りにガンバを楽しめばいいんじゃないかと。