大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第10輪 大宮松鼠 1-0 大阪鋼巴 ~正信、あと一息だぞw

2012-05-06 23:28:32 | ガンバ大阪
えーと、遅ればせながら、鹿島戦の後に書いたエントリにリンクして頂いた毒殺日記の管理人様には厚く御礼申し上げます。コンちゃんが守れる前提条件について書いたことについて詳しく掘り下げて下さって誠に有難うございます。えっと煮干しラーメンがツボでしたか?いやまあ、あれは元々東京が発祥の地だと思うんで、関東の人たちにとってはあまり珍しくないとは思いますね。こっちはもともとそういう魚介系のスープを味わう機会がなかったもんなんで、3年ほど前に発見して以来割りと通ってますね。大阪のミナミなんかで仕事関係とか仲間内で飲み行って、深夜過ぎて小腹が空いたな、と思って帰りにタクシー拾う途中で道頓堀にあるラーメン屋に寄るんですが、その時はいつも煮干しラーメンの一択になるわけです。なんでそこまで拘るのかと言われれば自分でもよう分からんのですが、某レッズ系ブロガーさんみたいにあちこちラーメンを食べ歩く趣味がなかった自分が、個人的には飽きることなくハマってるんですよね・・・

さて、大宮戦を振り返るとなんだけども、コンちゃんの弱点とも言うべき裏を大宮があまりついてくるやり方を取らず、相撲に例えればちゃんと組んでくれたにも関わらず勝てなかったのは勿体無いんだけども、やはり自分たちのスタイルに対する拘りというのを見せた方がいいのかな、とは思った。

今のやり方だとまず負けないことを優先して結果を出そうとしているのは判るし、中盤や前線における人選も守備重視から入っていることは判るんだけども、その代償は勿論ついて来るわけで。ゲームになっていたのは2トップのプレスバックと2列目の運動量がついていけていた前半で、後半前線での運動量が落ち、大宮が自陣から対角線にフィード入れてくるとやはりラインを下げた形での守り方になる。コンパクトネスを保とうと前が下がってくると、今度は奪ってからの運び方が難しくなる。そうなるとゴールが遠いし、フィニッシュの機会も限られてくるわけですね。ヤットと佐藤には浦項戦と同様それぞれ一回ずつ決定機が廻って来たけども、もともとヤットってあの辺で決定機を発揮するタイプというのでもないし、佐藤も少ない決定機を決めるというタイプでもない(その分楔では頑張ってくれているけども・・・)。

まあ、シュートが下手なのはアドやバレーを見てきたけども、彼らは一応数撃ちゃ当たるタイプだったんでゴールを量産出来たわけ。その意味では、ボクシングで言う一撃必殺が無理ならせめて手数を多くするというのが必要になってくるのかと。この辺ポゼッション型で行くのか堅守速攻型で行くのかはっきりさせられないのがガンバにとっては厳しいところではあるんやけどもね・・・

その為にはやはりチーム作りのロジックを整理して考えないといけないのかな、ってなんかここ数週間同じことばっかり書いてるなw その辺りはラフィーをパウの二人をスタメンから外した松波監督にはあと一歩やぞ、とエールを送りたくはなりますねw まあ、直接的な言い方は避けておきましょうw

昼間にセレッソと神戸の試合を見ていると、神戸だってスタイルはガンバとは違いはあるけども、前からプレスに行くというのと低いライン設定で跳ね返すというコンセプトには共通項がある。ただ、神戸の場合には奪ったらダイレクトにトップに入れる形で攻守の切り替えを行い、手数を掛けずに一気に攻めこむということで、奪う位置の低さというのは気にしていないどころか、そのやり方に併せて和道を外して対人系の北本と韓国人で跳ね返すようにしている。それだと一応ロジックは整理できている。

とここまで書くと、監督代わってからの神戸のやり方にジャストフィットするお方が約一名居らっしゃるんですがねw なんか上手くトレード出来ないかな、と思ったりもしているわけです。日本代表ブランドを差し上げる代わりにハッシーと和道を引き取らせて貰えませんかって?結構これ真面目な話ですがね。勿論FWを補強は必要だけども、その他にも、今のメンツだと智程ではないけども、ガンバで身につけた和道のラインコントロールや(大輝をスタメンセンターバックで使わないのは能力的に考えてのことだとすると誰かを出す代わりに別の誰かを補充する必要が出てくる)、ハッシーの推進力が必要じゃないか、って思うんだけども。

韓国遠征から帰って来て+前提条件というものについてもう少し

2012-05-06 00:30:57 | ACL/A3
本日夕方の便で釜山から帰国したけども、残りの韓国遠征も有意義なものだった。東大邱からKTXで釜山まで移動し、釜山ではチャイナタウンで中華を久しぶりに食べた。韓国料理が飽きたら中華だと外れがない、というのもあるけども、コミュニケート出来る喜びに飢えていたというのが大きいw 中国語で注文して、店のおばちゃんとぺちゃくちゃ喋ってというのがないと活力が湧かないわけよw 中国だと空港からタクシーに乗ると助手席に座って運ちゃんとホテルまであーだこーだと現地の事情を訪ねながら話し込んでるのが楽しみでもあったが、韓国語が喋れないため、最低限の用を済ますのはカタコトの英語と日本語で通じたけども、コミュニケート出来ないもどかしさは感じた。ちなみに、釜山のチャイナタウンにおけるお勧めの中華の店は、「一品香」という看板の掲げられた餃子専門店の店。焼き餃子はもう少しパリパリ感があった方がいいと思うけども、餃子の耳の形が良かった。

その意味では国際化と言われているけども、本来は自分の隣の国の言葉というのをしっかり覚えた方がいいと言われているのはよく判る。まあ、旅行会話程度は知っておいた方が楽しいよね、とは思いましたが。

KTXで驚いたのは、乗降ともに改札がないということだった。これは全席指定で、券売機で購入したらオンラインで情報管理されて車掌にも伝わるから、キセル乗車仕様がないんだというのは判るけども、中国ではありえない話ですわw もっとも中国だって乗車時にのみ改札があるけども、ホームまでの入場券で乗車して、無座に補票するというのが切符がなかったりする時の常套手段やしね。

ところで明日は大宮戦か。大宮と神戸の試合の録画の前半を見たけども、ヨンチョルってなんか窮屈そうやなあ・・・これは彼の得意とする左サイドには、ラファエル、東に匠が入ってしまう為に彼が存分に得意のエリアで勝負できないし、彼が左サイドに入った時には2人で潰されてしまう。一時期のガンバみたいに前線の選手のプレーエリアが被るという印象があるんだけども、大宮は新潟でヨンチョルが活躍出来ていた時のような前提条件を上手く生かせていないかと。まあ、鈴木淳氏が来ても好調時の新潟のようには上手く行っていないというのは、何も新潟と大宮とのメンツの違いだけでなく、積み上げてきたベースとなるサッカーのスタイルの違いにも現れているんだろうけども・・・

その大宮に対しては、ガンバとしてはこれまた前提条件を無視して連れてこられたコンちゃんを守備のベースに置くということは、ロングカウンターというのがカギを握るのかもしれない。本当は神戸戦見たら前から行きたいけどもバックラインの押上がなかったら前後が間延びしてしまうからなあ・・・まあ、これについてはコンちゃん主導でどこまでやれるか、という最後のあがきみたいなもんだと個人的には思っているわけですがね。

そうすると、守備には多少難があっても、星原に待ちに徹させるという形で他の選手らはプレスを少々下げてでも守備を一生懸命やった方がいいとは思うんだが、松波監督としては頭から星原の起用というのも博打なんだろう。まあ、コンちゃんを外さないというのは色んな意味で代償が大きいんだということでもある。

前提条件と言えば神戸だって考えないといけないのが監督人事だろう。強化部長の高橋氏が西野氏になったとしても即ガンバ化出来るわけではなく、神戸には神戸の積上げたものがあるという風に言うのは正しい認識だろう。ただ、堅守速攻が神戸のカラーだとするならば、それを継承させる為に西野氏を一億円以上掛けて呼び、かつ彼の希望するフィジコのブローロ氏を入閣させるとなると、投資リスクが大きくなる、というか別に西野さんでなくてもええやん、ということにならないだろうか?

明日以降になってどう神戸の新監督人事が進展を見るのかは判らない。ただ、一連の報道を傍から見てると、どうも高橋氏にしてみれば西野さんを必ずしも本命とは考えていないように思える。それでも進めるというのは三木谷さんの意向が強いから、という風にしか思えないんだけども。だって、本当に相思相愛ならもうとっくに決まってもおかしくないし、決まったとしても指揮を取り始める時期をズラしている。ダメだった場合の候補にバクスターなんかもリストアップしていたというところからすると、本当は避けたいんだけども、強化部長やクラブ社長の一存ではどうにも決められない部分というのがあるんじゃないか、と。その意味ではクラブフロントとしては、安達監督代行にもうちょい頑張ってくれ、と内心願っているんじゃないかってねw