大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

遠征のついでがまたまた当たった~大邱でのプロ野球観戦

2012-05-04 09:16:32 | Weblog
サッカーの遠征を計画する際に楽しかったりするのは、メインのガンバの試合いったついでに何をしようかと考えることだったりもする。アウェーの試合というのは簡単に勝てるものではない。そんな中でお金と時間を掛けることに意味があるとしたら、一つには、選手たちに対して、いつでもどこでも応援し続けるという、ある種片思いに似たメッセージを発するということだろう。

そしてもう一つには、結果も内容も保証されないサッカーの試合以外に何かをくっつけていけば他に有意義な旅になるだろう、と考えたりもする。その意味で、最近は全試合行くよりも、ある程度絞って行くことにして、その遠征を有意義に楽しもうとしているわけです。今回選んだついでというのは韓国プロ野球の観戦。Kリーグの試合も滞在期間をもう少し延ばせば見られたとは思うけども、連休の終わりにガンバがあるということで、この時期平日にやっているスポーツということで野球観戦にしたのだが、これが本当に当たりました。

韓国プロ野球を紹介する日本語のサイトで事前に日程を調べたところ大邱で試合をやっているということで、浦項から市外バスで一時間程掛けて移動し、野球場からは歩いて20分程のホテルに宿泊。世界陸上が行われた競技場と野球場は隣同士というわかりやすいロケーションでしたね。道路標示にもstadiumと出ているんで割りと行きやすい。

チケットは安い外野席を購入して観戦したけども、まずスタジアムの雰囲気がすごくいい。日本だと一塁側と三塁側にホームとビジターの応援が別れるけども、こちらではスタジアム全体がホームであるサムソンライオンズを後押しする。で、ホームチームであるコアな応援団(日本で言うロッテみたいな雰囲気だが)は三塁側に陣取っていて、各選手ごとの応援歌を歌っているんだけども、チャンスになるとスタジアム全体が応援で盛り上げる。球場で野球を見るというのは単に野球だけでなく、球場の雰囲気を楽しみに行くという側面があると思うんだけども、その点韓国のプロ野球は娯楽という側面で言えばKリーグよりは楽しめるかもしれない。

試合の方はというとサムソンの先発が毎回走者を出す不安な立ち上がりだったけども、得点を許さず踏ん張り、相手のトゥサンの先発の方が調子いいなと思ったけども、前の回で盗塁などの足技でかき乱されたのか、5回の裏に入ったら突如ライオンズ打線に捕まった。まあ、その時の球場全体の押せ押せの雰囲気はすごかったな。一気に6点をライオンズが奪ってあっという間に試合を決めてしまい、6回も3点、7回も1点追加して終わってみれば10対0の大勝。

試合後にはサムソンライオンズの応援団がいる三塁側に移動したけども、そこで本日のヒーローである、パク・ハンイという名前の選手が呼ばれた(スタンドに居る時には空耳で「タカギ」と聞こえてもうたw)。犠牲フライで先制した後追加点となる2点タイムリーを打ったんだけども、ゲームの大勢を決める一打を放ったということで呼ばれたのは、さすがに皆さんよく解ってらっしゃいます。

今までACLの韓国アウェーというと、2月3月という時期だったので韓国の野球をついでに楽しむという日程は組めなかったけども、これから野球のシーズン中にサッカー見に行かれる方がいらっしゃったら、野球もついでに見に行かれることをお勧めしたいですね。