大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

かつての鹿島のような試合巧者ぶりで勝った

2015-06-04 07:20:42 | ガンバ大阪
昨日の試合について書くネタもあんまりないんだけども、早いはなしゴール付近での攻守の質が勝敗を分けたということか。鹿島の場合曽ヶ端のパフォーマンスが落ちてきているというところから、さんま(寿人が広島時代につけたニックネームらしいが)がコンちゃんに先制アシストした場面でも、GKの人材に悩むチームの問題が浮き彫りに出たというところかな。

まあ、GKを連れてくる難しさはウチもかつては経験しましたけどもw、連れて来ようと思えばそのチームのGKの序列を一回チャラにした方がいいかもしれない。ウチがヒガシを呼べたのもそこだし、バルサがバルテスとの関係を終わらせたことによってデア・シュテーゲンだけでなくブラーボまで連れてこれたわけだし。鹿島の場合鳥栖の林にオファーしても釣れなかったんだとしたら、曽ヶ端との契約がどうなっているか判らないけども、GKを連れてくるとしたらそこは避けて通れないかもしれない。

そして2点目のPKをゲットした場面は微妙だったかもしれないが、宇佐美がゴールに向かって飛び込んで来るところに対して西が足を出したというプレーを見たら、しかもボールに行かずに引っ掛けたのなら、この日の吉田主審の基準を差し引いても妥当だったかな。ACLの時から感じていたんだけども、吹く審判が居るのであれば、バイタルエリアで積極的に仕掛ければエリア外であればヤットのFKを貰えるし、エリア内であれば宇佐美のこのプレーのようにゴールに向かって仕掛ければPKをも取れるということなんでこういう仕掛けって判定基準に応じてはもっとやればいいかもしれない(実際この試合ではFKの数では鹿島を上回っている)。もっとも、試合終盤において、判定基準を利用してファウル貰ったと思いきやプレーオンだったというような場面もあったけどもw

終わってみれば相手に決定機をさして作らせずに、往年の鹿島のようにサクっと勝ってしまったという展開だった。

ただまあ、欲を言えば更に突き放すチャンスというのはあっただろうということかな。鹿島相手にこんなこと言えるのは随分贅沢な話だというのはよく分かるけどもw、昔のガンバなら後半カウンターのチャンスにおいて更に突き放す決定力はあった。まあ、これはひとえに外国人ストライカーの技術の問題に行き着くんだし、基本パトに対して今以上のものを求めるのは酷かもしれない。昨日の試合でも終盤はバテていたんだけども、敢えて健太監督が引っ張ったのはセットプレーにおける守備面においても彼を置いておきたいという思惑があったからかもしれない。まあ、前節でニシムラによる不可解な一発レッドがなければ宇佐美=>リンスという交代はあったからかもしれないけど。けれども、健太監督って基本上手く行ってると感じたらそれを崩すような交代を嫌う節が見られるわけ(それが裏目に出るということもあったが)。

実を言うと、ウサパトがこのまま夏に動かないのであれば、ここ10年間において一年以上固定された、過去最長のコンビということになる。確かに今までシーズン途中で外国人の入れ替わりとかがあってチームを構築する難しさはあったけども、裏返せば相手に研究対応されて行き詰まる頃に上手く入れ替えが行ったということも言えるわけ。ウサパトが残って続けるんであれば、宇佐美も自分で行くことばかりを考えずに廻りを活かすことも考える必要がある。ウチが負ける時って、相手に2トップが抑えられて、ワンチャンスで失点するという展開なんだけども、裏返せばこの行き詰まりをどう打開するかも今後の課題ではあるわけですね。

最後に、ファーストステージの優勝争いについてだけども、今のウチに対してそんなに悲壮感は漂っていない。数字上の逆転はまだ残されているとはいえ、基本的には年間順位の方を見ている。鹿島はと言えば、秋田センセイのおっしゃるようにファーストはACLに注力して(敗退したけど、惜しかったんだけどもね)セカンドから巻き返すプランらしいけども、スタートの布陣を見てみると赤崎に1トップの資質があるかは別にして、基本ダヴィ待ちなのかな、と。高崎は鹿島ではフィットしなくなってしまったんならそうせざるを得ないというところか。昨日はジネイが居なかったのが痛かったかもしれないが。

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