大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第13輪 大阪鋼巴2-1千葉杰夫

2007-05-27 06:45:18 | ガンバ大阪
このフクアリへ行くのをとても楽しみにしていた。しかし、蘇我駅まで行くのになんと遠いことか。空港からバスに乗ろうとして時間を調べたが、蘇我に着くのに2時間近くかかり、しかも到着が試合開始直前になってしまう。そこで私は電車で行くことにした。モノレールで浜松町に出るとそこからJR東京まで行き、東京駅から京葉線に乗り換える。しかし、京葉線のホームまで行くのが遠い。地下へ潜ってそこから歩くこと数百メートル。東京駅ってこんなに広かったっけ?しかし、快速に
乗ることができたので、夕方6時頃蘇我駅に到着。羽田からだと正味1時間半というところか。

ホテルにチェックインして一旦荷物を部屋に置いてからフクアリへ行く。会場に着く頃にはもう選手紹介が始まっていて、当然アウェーチームの選手の紹介にはお約束のブーイング。ホームチームの選手紹介には、アナウンサーが選手の苗字を言うとサポが下の名前をコールするといった具合に、場内一体型の雰囲気が造られていた。そんな中でホームチームの選手のコールに対してアウェーゴール裏からブーイングが浴びせられたのが入場前に外でも判った。そう、その相手とは去年までセレッソというチームにいた元弱い方の下村東美。やっと、アウェーゴール裏の入り口までたどり着き、歌万仲間の隣に席を取る。ちょっとお腹を空かしていたので、ビールとタコスを買ってキックオフに備える。しかし、このタコスはうまいなあ。いよいよ試合開始。

千葉とやるときはいつも苦しめられる。直接対決を通してだと、どうしてこのチームが残留争いをする順位にしかいられないかと訝ってしまうくらいだ。この試合もそうだった。FWがマンマークされ、中盤でのプレスも結構きつい。クサビにボールを入れてもなかなかボールが収まらない。相手にボールを取られるとサイドに振られ、ボール側に人を置いて防いだと思いきや、手薄になった中盤に戻されてたちまち逆サイドに振られる。この試合でも先月のナビスコでの対戦時と同じ攻め方をされ、後半の交代枠のうち、青木と安田を下げざるを得なくなってしまった。事実前半先制された場面はサイドでに数的不利をカバーしようとして逆サイドに振られたところを最後中央で新居をフリーにしたところで生まれたものだった。

先制されてから千葉が引き気味になり(1トップに変わって少し楽になった)、中盤である程度ボールを持てるようになり、徐々にペースを戻して行く。この試合で序盤から積極的にミドルを打っていったから得点するとしたら中盤の選手だろうな、と思っていたら、明神が羽生からボールをカットして同点ゴール。だが、この試合はここからが死闘を迎える。千葉も勝ち越し点を取ろうと攻撃カードを切ってきたが、水野が下がったことで右サイドに脅威が半減し、巻が下がったことにより前線からの追い込みがなくなった。まあ、それでも千葉はシジをなんとか前にサイドに引っ張り出して中を使おうとはしていたのだが、やっぱり巻の代わりに入った黒部が決めきれなかったのが痛かったんじゃないだろうか。まあ、巻がそのまま残っていても点が取れたとは思えないのだが、代わりに入った黒部があれじゃねえ。このままでは、彼は1年ごとにチームを変える放浪癖男になってしまうんじゃなかろうか。

千葉がチャンスをモノにできなかったら今度は流れがガンバに来る。終了直前に二川がこれまた元弱い方の下村からファウルを貰ってFKを得て、遠藤がサイドネットに突き刺さる芸術的なシュートを決めた!この試合の遠藤は決してベストの出来とはいえず、下村のマークにも苦しんだとは思うが最後の最後にきっちり仕事をやってのけるのは流石である。

試合後、サポ仲間と「天府記」で食事をした。試合の半券があればドリンク1杯はサービスになり、味もなかなか美味しい。ああいう勝ち方の後の料理と酒はやはり格別だった。来年も来れるだろうか?ウチとあれだけの試合をした千葉だったら絶対来年も来れるよな。