大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACL GL最終節展望

2007-05-21 23:56:12 | ACL/A3
水曜日のACL最終節の展望について触れておこう。昨年は全北現代が、引き分けでも突破可能という状態であった大連実徳相手に3-1と逆転勝利を収めてグループリーグ突破を決めたのだが、今年はどんなドラマが待ち受けているのか?多分本命視されたチームが勝ち進みそうな気がするのだけども・・・

1.グループF 浦和vsシドニーFC

前節のペシク・ケディリ戦では引き分けた浦和であるが、シドニーがホームで上海と引き分けた為に、最終節を引き分け以上で突破できるという有利な状況で迎えることができるようになった。試合を直接見ていないからなんともいえないのだけども、オーストラリア勢というのは3月の時より調子が落ちているのではないだろうか。3月は他のクラブがシーズン始まったばかりなのに、シーズンを終えたばかりの調子を維持していたのだが、5月になるとシドニーがホームで上海と引き分け、アデレードがアウェーとはいえ山東魯能と引き分けている。連戦が無い為疲れはたまってはいないだろうけども、試合から遠ざかり、本来シーズンオフなのにACLのせいで拘束されている選手たちのコンディションやモチベーションが3月よりも上がっているとは考えにくい。

唯一気がかりな点は、シドニーの選手は技術はともかくガタイが大きいということでパワープレーを仕掛けてくるということと、引き分けでもOKという状態故にどこかで浦和が受けに廻ってしまうこともありうることぐらいか。まあ、どんな試合でも勝つ為にプレーするのだということが確認できればその辺問題はないんだろうけども。

予想-GL突破がかかる故に浦和にとってはプレッシャーのかかる難しい試合だとは思うが、互いのコンディションやホームでの利を考えると、勝つかどうかは別にして浦和は負けない、と見る。従ってこの組は浦和の突破で決まり。

2.グループG 城南一和vs山東魯能

前節済南でのアデレード戦で勝てば突破が決まるはずだった山東であるが、アデレードと引き分けたことによって突破は最終節の韓国アウェーに持ち越されてしまった。最終戦は1点差負けでも総得失点差で城南を上回って突破が確定するのであるが、GK李蕾蕾(リ・レイレイ)と点取り屋FW李金羽(リ・ジンユ)を出場停止で書き、MF王永珀が負傷、ブルガリア人助っ人バシンが出場停止という苦しい台所事情で最終節を迎えることになる。直前のリーグ戦を延期して最終節に望むというところが唯一有利な材料なのだろうが、ホームで逆転を狙う城南相手に受けに廻る展開になるとやられてしまう可能性がある。

予想-確かに山東の台所事情はラクではない。しかし、山東なら、昨年リードしてから主力をバタバタと下げて逆転された大連や退場王が文字通り退場してしまった上海とは同じ轍を踏まないような気がするし、このチームは総合力からして大連や上海よりも上。従って1点差負けはありうるかもしれないが、最終的には山東が勝ち上がると見る。