大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

大連実徳がエラいことになってもうてる件

2007-03-09 07:07:39 | 中国サッカー
昨年ACLでガンバと対戦した為、名前を覚えておられる方も多いと思うが、中超の開幕戦で、長沙金徳(瀋陽から今年移転してきた)と対戦した大連のヤンコヴィッチ選手が対戦相手にツバを吐いたとされて、退場させられた挙句に5試合の出場停止処分を食らって大連がいきなり窮地に立たされている。

まあ、ヤンコヴィッチが退場させられた経緯については未だビデオでは確認できてはいないため何ともいえない(もっとも、大連実徳を追い続けている姜末記者によるとビデオで見てもなぜ退場になったのかが判らないと自身のブログで書いている)。サッカーにおいて主審の判定が全てであるから、退場を宣告されたら退場せざるを得ないし、その判定に基づいて出場停止の処分が決定されたのなら致し方ないと言えるだろう。Jリーグでもかつてジーコがボールにツバを吐いたことによって新シーズンから4試合の出場停止処分を下されたこともあったのだし。

ヤンコヴィッチも一度は中国を離れたいと漏らしていたようだが、後になってそれを撤回した(と、報道されている)。相手のラフプレーによって相当ストレスがたまっていたかもしれないが、彼のパスセンスとキープ力は中超では群を抜いているのだし、ベテランながらブルガリア代表に召集されるなどストイチコフの信頼も厚いのだから、まだまだ大連で頑張って欲しいところではある(イヤになったら千葉あたりに行ってもいいんだけどね)。

ただ、今後大連がヤンコヴィッチ抜きでどのくらい戦えるだろうか?今までゲームの組み立てを殆ど彼に依存してきたとあって、彼がいるいないとでは全く別のチームだと筆者は見ていたのであるから、この間に「老揚(ヤンコヴィッチへに対する敬称)依存症」から脱却できるかが見ものだろう。それが、韓国代表監督時代にバッシングを受け続けたボンフレーレ監督に果たして出来るだろうか?