goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

期待はしない。けれども信じる

2014-03-18 23:44:45 | ガンバ大阪
がっかりしない為には期待しないことだ、という言い方があるけども、これは自分が持っている期待値と相手の能力値とのギャップが引き起こしているからこそこういう物言いが出てくるんだろうと私自身は理解している。今は遠征するにおいても無理はしない、と自分に言い聞かせているのは、チームに対してそんなに大きく期待出来る状態ではないということを自分自身よく解っていたからだ。

但し、その中で望外の結果を得られたら、それはそれで喜んだらいいとは思っている。その意味で新潟戦は今勝つとしたらこれしかない、というものではあったから素直には喜んだ。今回の仙台戦も、仙台が低調であったというのもあったけども、大体想定内の展開。守備陣は本当に良くやっている。とりわけ大輝は藤春の裏のスペースをしっかりとカバーしている。こういう環境だとこの人の良さが生きて来るし、重心を前に置くと、この人が対人勝負に晒されるんで厳しいけども。

まあ、今の守備戦術の代償としてパンチにはあんまりサポートがなく、本人にもフラストレーションが溜まる展開だった(サッカー選手は自分の持ち場でしっかりと役割を果たす事を第一に考えるなら、FWの立場からすると不満はあるだろう)。ちょっとあの状態では本人には随分酷なもので、能力以上のものを期待してしまっている典型例だろう。

その意味では、今はあまり期待し過ぎない、ということが精神衛生上良かったりもするのかな、とも思うわけなんで、応援においてもあまり無理はしていない。

ただ、期待することとは別に、チームを信じることは辞めてはいない。それは、なかなか思うような結果が出なくても、今のチームのありのままの姿を受け入れるということだ。自分の思い描いていた結果が出なければ、失望という感情は生まれてくるんだけども、期待するということと信じるということはちょっと違うかもしれない。信じるとは、途中なかなか思い通りに行かないことがあっても最後まで信じ続けるということではある。まあ、この辺の感情の相違を説明するのはなかなか難しいんですけどもねw


攻撃をどうするか、という問いへ答え

2014-03-12 23:16:59 | ガンバ大阪
攻撃をどうするか、という問いに対して新潟戦で健太監督が見せた答えは、ロングカウンターを多用するというものであった。米倉のスタメン抜擢もそのベクトルに沿ったものではあったのだろう。実際、秋、佐藤に米倉の3人で攻め切るという場面があったくらいであるから。狙いはある程度うまく行っていた。

この試合での守備の問題は、左サイドでの守備で藤春の所はは狙われがちになるものだ。その場合に攻守の切り替わりが早い時にヤットが戻りきれない代わりに大輝とコンちゃんがサイドにスライドする形で対応する。この試合でもって、初めてコンちゃんの重要性がヤットを上回るようになったw だからこそ一昨年やっとけ、という話なんだが、大輝への信頼感というか、その時の藤ヶ谷との連携の問題が正信には悩みのタネだったのだろう。

そうなると、ヤットのこのチームでの位置づけとなるとどうなるのかという話なんだけども、それはズバリ、セットプレーでのキッカーに他ならない。前半ビルドアップでヤットが左サイドでパスを出そうとすると、プレスバックしていた田中達也に奪われた(彼の献身的な動きは頭が下がるが、その分スタミナ消耗を早めている)んだけども、彼のパスの出しどころが狙われるとなるとあまり起点になることはなかった。

けど、今のチームにおいてはこれまで以上にセットプレーは重要な得点源としなければならないので、そこの配球はヤットに任せざるを得ない。先制ゴールの場面でも現地ではなんであそこで岩下を新潟の守備陣がフリーにしたんだろうと思ってたんだが、試合後に現地から帰りにオンデマで確認すると、新潟は岩下をオフサイドに置いていたんだが、佐藤とコンちゃんに釣られる形で相手のマツケンがラインを下げていた。これは開幕戦でもオフサイドにはなったけども、チームとして狙っていた形だったのだろう。それを可能にしたのは、岩下が要求する形で配球したヤットの技術ではある。

そうやってリードを奪えば、健太的にはやはりサイドのケアがルーズになって、クロスを挙げられることで、交代前にクロス上げられて、両CBの間に川又に入られてあわや、という場面があったんですが、そこでヤットはお役御免となる。秋をサイドに回して蓋をして、中央でのマークを外さないように最後西野君入れてマンマーク気味で相手の前線に対処した。リンスっていうのはまあ、相手に対する牽制要員だったのか?

まあ、欲を言えば佐藤やヤットが絶好機を決めていればというところなんだけども…ただ、そんな佐藤でも2得点においては彼の動きだしが効いているからこそではあるし、冒頭に述べた左サイドの守備スライドでも、佐藤がバイタルまで戻っているからこそ出来るものだ(セレッソのフォルランは一応守備はしているが佐藤程の守備タスクは課されていない。まあ、それが広島戦での失点の遠因ではあったが)。まあ、佐藤に今以上のものを求めるのは酷なきがするが、そんな彼でも怪我する前よりは良くなっていることは加えておこう。

今のスタイルについては賛否両論はあるんだけども、リーグ全体を見渡せば、まだチームビルディングの最中でまだ調子が出てないチームがある中で、とりあえず今のウチは手持ちの札でやりくりしているというのは分かる。その中で勝ち点を少しづつ拾えるかなんだが。

あとは守備の負担を減らすためにもう少しポゼッションを上げたいところかな。今は藤春がミスを誘発するように彼のところへ相手がプレスをかけて追い込んでいる事が多く、藤春が前に蹴ったところをかっさらわれてる。ここの繋ぎをどうするかですな。今は秋を前線においてヤットを2列目に使うんなら、藤春が蹴らされる場面を避けるべく、ヤットの上下動とコンちゃんのサポートでどんだけカバー出来るかですな。あと、東口に戻して相手の前プレを無力化するオプションも試せばいいけども。ビルドアップ考えるとCBの選択肢は今のスタメンになるわけか…ナビスコではメンバー多少入れ替えて同じ事が出来るかを試す場になるかな?

開幕戦を終えて-健太監督が直面する闘いとは

2014-03-05 12:47:59 | ガンバ大阪
この試合におけるウチの出来については、双方のブロガーさんがすでに指摘しておられるんで、あんまり繰り返すことはないw まあ、個人的には守備はOKで課題は攻撃という評価は別段間違いではないが多少の違和感は残る。というのも攻守が表裏一体になっているサッカーというゲームにおいては攻撃に繋がらない守備というのを果たしてどこまで評価出来るかなんだけども…まあ、試合後ゴル裏からはブーイングは無かったけども、その姿勢が今後も続くかは解らない。けども、ブーイングというのが、お前らの力はこんなもんちゃうやろ、もっと出来るやろ!という叱咤激励を含んだりする側面があるなら、今はそこまですら思われていないということでもあるのかな・・・

試合序盤はあまり前から行かずにリトリートしていたのは、浦和がワイドに構えたビルドアップでこちらを食いつかせて、更にはこちらの陣形を広げることを狙っていたのが分かっていたからで、その撒き餌に食いつくなということだったんでしょう。そうなると、カウンターを運用出来ない今のガンバって、得点パターンってセットプレーなんかでの少ないチャンスに限られて来るわけだが、大輝がオフサイド取られた場面に象徴されるように昨年セットプレーで失点を重ねた浦和がキッチリ弱点を修正していたんでそれも叶わず。逆にこっちのセットプレーのクリアミスのところをやられたのが、この試合の明暗を分けた(昨年の東京戦ではオフサイドに置く守備が全く出来ていなかったのに比べるとミシャはやはり修正を施していた)。

ただ、何れにしても健太監督が今のやり方を続けるにしても、変えるにしても、見る側には相応の覚悟が必要かもしれない。

今のやり方を続けるには、健太監督は二つの戦いを強いられる。一つはフロントとの戦い。今のガンバは、自宅でパーティー開く為に大きな家を建てて、そのローンの支払いに追われる立場にあるわけだから(我々もこの話に踊らされたからフロントだけを批判すべきではない)、補強資金限られてるのは解る。それでもその中でフロントを責めるとしたら、その予算の中で後ろの選手層を厚くしすぎて前線が少ないという編成上の問題だろう。しかも、エブソンって推定年俸4千万って…外国人獲得ルートの構築を狙っていた割にはずいぶん高くついたな・・・

何れにしても宇佐美が居るいないに関わらず本職のFWが居ないという事態において健太監督としては、移籍市場が閉まるまでになんとかしてよって思ってることだろう。恐らく水面下では開幕してから出番がなくてくすぶっている選手の代理人からは、クラブだけでなく、中にはクラブ強化部を飛び越えて直接監督本人の元に代理人が話を持ってきているんだろうけども(WOWOWで岡ちゃんのドキュメンタリー番組中でのインタビューの最中にもその手の売り込みの電話があったが、岡ちゃんは金がないと断った)。

ただ、健太監督の所にもその手の話は来ているんだろうとは思うが、条件が合うかどうかが問題であるのと、もう一つは監督に編成権が持たされていないことだろう。

西野朗・現名古屋グランパス監督の著書を読むと、西野政権下では、監督が編成に一定の権限を持っていたことが伺えるわけで、一度戦力外になった實好にしても西野氏が声を掛けてくれたお陰でガンバと再契約を結べた。これに対して、健太監督の場合、彼の考えがコメント通りならば、藤ヶ谷退団は全く知らなかったか、或いは知らされていても、編成には関われなかったことを意味している。

恐らく健太的には、補強資金が限られてるんならば、後ろよりも前の補強に金を掛けて欲しかった、というのが本音かもしれない。彼に言わせれば、守備は自分が落とし込めばある程度何とか出来るわけで問題は攻撃なわけですね。これは丁度モウリーニョやカペッロなどと同じで守備は仕込めるけど攻撃のアイデアが乏しいと言われる監督なんかは、決まって独力で突破出来るアタッカーの獲得を求めるのによく似ている。ま、これはあくまでも健太側に立った見解でしかないですけどもね。というのも 今のガンバというのは、サポだけでなく多くの識者や批評家、記者らが、こうした方がいいんじゃないか、と提言した通りの形を具現化したものではある(もっとも、梶居さんにしてみれば、前のめり気味のスタイルでいく分後ろで止められるGKとCBを獲得したんだということになるかもしれないが、それだと両者の溝はものすごく深い)

もう一つは、スタンドとの勝負だろう。すでに色々な所からチラホラ声は出ているんだけども、結果の良し悪しびも関わらず、今のスタイルは「ガンバ」ではない、という話。ただ、今の編成と実力において、元の形に戻すというのならば、結果についてはそれなりの覚悟が求められる。仮に下のカテゴリーに更に落ちたとしても、自分は「ガンバ」が見たいんだ、という人は一部には居るとは思う。つまり、強い弱いに関わらず、見ていて全くオモンない、という審判を大阪人に下されるとこの先どこまで政権維持出来るかは怪しくなるわけなんだけども。この点は06年のセレッソに何処か似ている。あの時も小林氏が必死で守備を整備していたのをオモンないと斬っていたセレサポを私は少なからず知っている。

まあ、こんな話が出てくること自体首都圏クラブでは考えられないかもしれないが、大阪だとこういう話しも出てくるんですな…

自分としては今の路線については、これまでの経緯と限られたコマの中で健太監督がやりくりして、かつ課題が見えている以上は、一応見守りましょうといったスタンスかな。今の状況でやれるこちは限られてるけども、その中で以下に自分なりに今のガンバをどれだけ楽しめるかが大事だと思っているわけです。その意味では、今はあんまり目先の勝敗だけで感情の起伏を激しくするのは精神上宜しくないとは思ってますけどもね。

PSMから見えてきた今季の展望

2014-02-25 16:30:38 | ガンバ大阪
スタジアム建設の足しにしようとして開催したPSM。京都の皆さんご協力ありがとうございました。あなた方はやれば出来る子なんだから、今年こそは上がって来て下さい。そちらもスタジアム建てる為に何かをやるのなら協力したいと思います。

試合を振り返ると、2年前のPSMの時に感じた不安に比べたら、今の方がまだチームにはなっている、というのは当たり前かw そして1部のカテゴリーで戦う上で、健太監督が基本負けないチーム作りをしているのは伺える。ヤットをボラで使わないというのもやっぱりバイタルでのカバーリングで穴を開けたくないからで、となると内田なんかが試されるシーズンにはなる。

後ろからチームを作ってる分、前線でのフィニッシュの精度が落ちるというのは致し方ないかもしれない。まあ、その分を宇佐美で補って貰おうという考えであったのだろうけどもね。全治8週間と言われていても、もしかするともう少し時間がかかることも考えられる。

となると、序盤は負けはしないけども勝ちきれない、或いはリードしていても突き放せない、という試合が出てくるかもしれない。そこでFWが足りないという状況になるんだけども、スタジアムを造る代償としてリンス一人しか入れてない。まあ、スタジアムを造ることを望んだのならば、それ以上の補強なんて贅沢すぎだし、メインスポンサーに大企業を持たないクラブのサポさんにはぶっ飛ばされそうなんでねw

それでも、去年の今頃は佐藤が入れば、というのが悩みの種だったけども、今は丁度去年と真逆の状態でしかない、と言っておけばいいか。その上で足りないものを中で微調整して行けばいいわけで。この試合の中では、秋が前線で、阿部ちゃんが2列目でスタートしたけども、途中で阿部ちゃんと入れ替わり、秋がビルドアップを助け、阿部ちゃんは前線でシュートのうまさを見せたらいいんじゃないかと思ったりもした。

そうすればこの試合ビルドアップの面においてフタにかかり過ぎていた負担を和らげられるんじゃないかって。まあ、そうすると秋が90分持たないのかもしれないが…

そうやってPSMを見た後の自分の見たてなんだけども、タイトル争いということになると少し最後のピースが欠けるかな…かと言って悲観ばかりはしてはいない。トランプの大富豪で言えば、ジョーカーは今持ってないもののエースや2は残っているわけなんでw (革命や一気落ちがあり得るのが今のJリーグではあるがw) どちらかと言うと手持ちの札でどうやりくりするか見ていく楽しみはある。

というか、ガンバが今まで完璧超人だったことはなかったわけでしょ?だからまあ、足りない部分をどう埋めて行くかを見るのもまた楽しいし、どこか欠けている(抜けている?)からこそ皆感情移入していけるんじゃないでしょうかね?

最後にGKについて言うと、今は東口と我々サポとの間は幸福なハネムーン期間ではあることが言えるのではないか?失点場面で最初に弾いたシュートも回転がかかっていて取りにくいボールだったとはいえ、前任者だったら大炎上してたところですよw まあ、その後東口に対する皆の目がどう変わるのかは興味深いけども…

ただ、昨年終盤新潟の試合をチェックしていて、彼がいいフィードを飛ばしていたのは分かっていたし、足下の処理もうまかったんで、そこを分かったらもう少し彼をビルドアップで使えばいいとは思った。失点場面でも、藤春が秋に対して出そうとしたところを奪われたのが起点になっていたんだが、相手が前プレに来ていたら、東口を使ってそのプレスを交わす選択肢も出来るわけなんで。

そう考えると、GKのポジション争いについては、東口が夜王を一歩どころか二歩も三歩もリードしているかもしれないw けど、ガンバTVで横一線と健太監督が言っていたのは、番組を選手らが視聴していることも考えてのことだろう。まあ、そうやって本音と建前を使い分けてるのは前からこの人の言動で大体分かるんじゃないか?評論家時代降格したシーズンのガンバのの守備の約束事のなさ(ここでコンちゃんは個人攻撃せずに)に言及したけども、実際監督になると、まずCBでのコンちゃんのアタックを封印させたわけですからね。そして今はボランチで使っているわけですからね。こういうのも監督の資質には必要です。

点の取れるFW、という評価がショーキには残っているのはある意味彼には貴重な財産だということ

2014-01-11 23:44:10 | ガンバ大阪
ショーキが福岡に決まったと聞いて、良かったなという気持ちと、同時に福岡のプシュニク監督のスタイルに合いにくいタイプかもしれない、という不安もよぎったりもした。新天地でも頑張って欲しいとは思うが、前からプレッシングをかけていくスタイルを信条とする今の福岡では、ショーキは相当自分をアピールできないと厳しいかなと。得点感覚はいいもの持っているだけにね・・・

今季のショーキを観ていて思ったのは、本人は本人なりの考えを持って動いているんだろうけども、周りにはあまり理解はされていなかったということ。例えば彼が前から当たりに行かないということに対してヤジが多かったりもしたが、本人的には後ろとの連動やチーム全体のバランスを考えた位置取りをしていたんだとは思う。

実際、筆者が観ている限りにおいては、ここで前に当たりに行くよりも寧ろ相手の鯔に入るパスコースを切っている方がいいんじゃないか、って思うことがあった。どうしても一点を追いかけないといけない終盤とかは別にしても。実際、アウェーの鳥取戦でもまたまたそうしたヤジが出てきたんで、そのようなことを自分の隣にいた、ショーキ大好きな明石の姐さんに言ったことがあったっけ。確かに大量リードした状況でなら相手ボールの時は寧ろバランスを保って前から行くのを自重するもんだし。

ただ、そんな彼のプレースタイルというのが出番を勝ち取る上でもう一つ物足りなさを健太監督に与えていたのかもしれない。監督としては、秋みたいに下がってビルドアップを助けるとかいうタイプでもないし、前線の守備での意識はわかるとしても、時折ヤットなんかが見せる前線でのコースの切り方とかを見せつけられると、ショーキの序列は自ずと下がって来るわけで。

だからこそ、新天地ではその反省を活かし、監督の求めるスタイルというのに順応していかないと、ここでも出番を失いかねないぞ、という懸念はある。監督の志向するスタイルを考えると、走ることに関してはある意味ガンバ以上に求められるチームに行くわけだし。

けど、そんなショーキでも、何で我々は彼に厳しく言い続けて来たかというと、ヤジっていた人たちも含めて、本当は彼に対して期待していたからだと思うんよね・・・それだけ彼は得点感覚はあったし、昨季の彼のベストパフォーマンスとも言える2節でのアウェー長崎戦では、対3バック兵器として、相手が攻撃から守備へ切り替わる時のスキを狙って、両ウイングバックの裏を取る動きも見せていたし。裏とり、というのを意識してやらせれば彼は使い道があるわけで。実際昨季もリードしている場面でもそうした動き出しを期待されて投入されたという場面はあったけども、他の点が残念だったりしたんで、そこでもあまり使われなくなっていったのが気にかかる。

まあ、そんな彼でも福岡が獲得したのは、点の取れる選手として期待の現れなのかもしれない。そういう評価をしてオファーしてもらったというのはFWとしては貴重な財産だ。どんなチームでも、毎年資金力との相談で点の取れる選手を獲得しようと考えている。福岡が経営危機を脱して今季どの程度の予算規模なのかは解らないけど、そんな中でもやりくりしてショーキに白羽の矢を立てたわけですから、そこで何とか居場所を見つけて欲しいもんです。

最後に、彼のポストプレーについて言っておくと、彼はいわゆるポストプレーヤーではないけど、彼なりのポストプレーはやっていた。これはどういうことかと言うと、キープはできないけども、ワンタッチではたいてスペースに移動する、ワンタッチポストプレーというのはやっていた。なんか寿人の劣化版、というような感じではあったけども。これをポストプレーと言うのかどうかは、人の考えによりけりなんだけども・・・

今年一年を振り返って~昇格間違いない、なんていう確信は終盤まであまりなかった

2013-12-31 21:43:38 | ガンバ大阪
2013年もあと少しとなったんで、今年一年を振り返っておきます。今年はJ2でのシーズン中、中国行っていた時以外は全てホームとアウェーを参戦出来たことは自分にとって大きな財産となったとは思う。普段あまり行けなかった遠征地へ行けたのもJ2ならではだし、それはそれで貴重な経験ではあった。

ただ、その一方で、地方のアウェーでは確かにJ2クラブなりに集客をしていく為のおもてなし、という暖かさは感じたんだけども、なんていうか、同時にヌルさというのも感じて拍子抜けしてしまったのも事実。勿論それはJ2クラブならではの集客の努力の賜物であることは理解はするけども、そうした中での雰囲気は、ACLでの厳しいアウェーを経験してきた自分からすると、どこかアウェーとしての物足りなさ感じたわけです。そう考えると、やっぱり自分らは上で戦わないと行けないし、ここへ戻ってくることがあってはならないな、という気持ちを強くしたりもした。

世間ではガンバの昇格なんていうのは当たり前みたいに思われていたかもしれないけども、自分としてはそのような実感というのはあまりなかったくらい、J2では難しい戦いを一年間通じて強いられたように思える。ガンバサポの皆さんの中にも、秋ぐらいには、このまま失速して、京都に逆転されてプレーオフなんかに廻ったらどうしよう、と心配された方もおられるかもしれない。けど、その感覚は強ち間違っているわけではなく、同じ時期に健太監督は眠れない日々を過ごしていたかもしれないのだ。まあ、それがあったからこそ宇佐美システムにスイッチしたというわけでもあるけど。

勝負の世界で生きている人たちは、多かれ少なかれ臆病な一面を持っていたりもすることがあるらしい。例えば、野球なんかで言えば、今年日本一に輝いた楽天の星野監督なんかは、丁度10年前に阪神でぶっちぎりのリーグ優勝を果たしたわけなんだけど、かなり早い時期からマジック点灯していたにもかかわらず、ひっくり返されたらどうしよう、という不安を漏らしていたと虎の007氏が振り返っていたわけなんだけども。まあ、そうした不安があるからこそ常に努力し、研究を続けるということなんだろう。

そう考えると、春先低調だった時期でも、そんなに心配していなかったと選手や監督が口にしていたけども、それは不安の裏返しであったかもしれない、というのが伺えるわけです。

自分の中で、まあ昇格はほぼ間違いないな、と思えたのはアウェーの徳島で勝ったあたりで、後はどの時期で決めるかということぐらいが焦点となった。まあ、多少足踏みすることはあるかもしれないけども、最後には決まるやろうな、という風にあの時思ってたっけ。

改めて、一年でJ2から戻って来れた監督や選手たちには御礼を申し上げます。

シーズンを終えて~選手の入れ替わりについ思うこと

2013-12-03 00:10:49 | ガンバ大阪
ほぼ一ヶ月もの間ブログ更新せずにシーズンは終わってしまった。その間に色々と選手の入れ替わりに関して情報が飛び交っているけども、思うところがあるとすれば、一つには、OUTの情報が先に発表されているというところか。

従来のガンバって、これまで余り契約満了のニュースだけを先にリリースすることが少なく、どちらかと言えば選手の次の行先が決まってから発表になるという事が多かった。契約満了という話は当初選手会との取り決めで、全てシーズン終わってからの11月末なのか、それともそれより前に個別で本人に通知されていたのかは定かではない。

ただ、実は公式で発表になるよりも前に知らされていたんだとしたら、最後の試合前に退団が決まっている選手とのお別れの場が設けられてもいいんじゃないかと思うこともある。今までそうしたお別れの形というのは、10年のルーカスぐらいしかなかったけどもね。

そうした形が中々出来ないというのは、チーム成績によっては選手会との話し合いで最後まで出さない取り決めになったというのも関係してくるのかもしれない。チーム状態で言えば、今年の名古屋みたいに上位争いも降格もないという成績で来季の体制への移行を早く進めたい所ぐらいでないと中々早めに通知は出せないのかもしれない。

で、ここへ来てフロントが出る選手の情報を早めに出すということは、これから来る選手やオファーしている選手に対してポジション空いてるよというアピールなのだろうか?水面下でもし内定している選手がいるのなら何も心配はいらないが、問題は、狙った選手が取れないとどないするん?ってことやけどもね。

多分FWなんかに関しては今は交渉中なんやろうなあ…ま、今のところそこのポジションに具体的な名前は出ている訳ではないが、そのうち色々と名前は出てくるでしょう。

もう一つは、出て行く選手について。星原は、25という年齢考えるとそろそろ居場所を見つけないといけないわけで、そこが同じくらいの年齢である米倉なんかと比べると試合経験の差が出てくる。このまま年食って2年後27くらいで放り出されてしまうと本当につぶしが効かなくなるわけでしょう。まあ、星原以上に危機感持たないといけないのは武井だろうけどもな...

そう考えると、キムアツなんかは危機感を通り越したような年齢になってもうてるんよねw 出るんならもっと早く出ないといけなかっただろうし。そうなると、彼に残された道は、晩年の松代さんかバルサのピントみたいに控えのGKとしてキャリアを終えて指導者に転進という道になるんだろうけども。

因みにGKの来季の編成がどうなるかだけども、キムアツをもし残すのであれば、年齢層という点を考えてガヤとの契約を終わらせたという側面も考えられる。まあ、それはキムアツより若いGK取る前提ですけどもね。

昇格から一日たって

2013-11-04 23:36:10 | ガンバ大阪
試合が終わってから、歌ばんのお仲間のお宅にこれまた歌ばんグループでおじゃまして、酒盛りしながら神戸対京都と日本シリーズを交互に見ていた。まあ、昼間の我々の試合の結果を受けてからということで、神戸も京都もお互い固くなっていたかな・・・特に京都なんかは勝たないと自動昇格の可能性はほぼ消えるとあって、最後の方では3トップ気味に来ていたけども、それで繋ぎがあまりうまくいかなくなってしまった印象も否めなかったわけで・・・結局昇格決定&首位返り咲きという、ガンバにとっては理想的な結果を手に入れることが出来ました。

試合の方だけども、熊本って、本当に前節長崎相手に勝ったの、っていうくらい拍子抜けしてしまったんだけども、それよりもウチの方が完璧に仕上げて来ているってことの方が大事かな。南なんかはよくネタGKみたいに言われているけども、この日の彼の神セーブがなければあと4,5点くらいは入ってもおかしくはなかったし。この試合のゴールで個人的に一番印象的なのは、一点目で、それはヤットが決めたところではなく、左サイドで宇佐美がDFに寄せられてもビクともしない強さで粘ってお膳立てしたこと。これだけでも、ドイツ行って当たり負けしない強さを身につけて来たな、というのが伺えた。後半はバテてたけども再三チャンスメークし、かつフィニッシュにも絡んでいたから、来季しっかりキャンプから体を造ればもっとやれるんじゃないかって思えてくる。

まあ、前線の流動性を高めていいく中でもボールロストした後、ボールホルダーに対してしっかりとプレスをかけて遅らせて、その分味方の帰陣を促すといった切り替えはしっかりと出来ていたんで、わりと安心して観ていられた。

で、ここで来季の補強にからめて話をしたいんですが。できればこの完成形をひっさげて、GKやDFでリストアップした選手にオファー出来ないかな・・・え、それだと自分の出番がないと思われてしまうんじゃないかって? うん、それはあるかもしれないw GKに関しても、確かにこれまで守備がザルで失点するリスクが高く、おまけにサッカーの素人から的はずれな批判(プロのGKの人たちからすれば取れないもんは取れないというシュートに対して、素人の我々が批判を浴びせているわけ)を受けてしまうリスクのせいで、ウチは敬遠されがちだったかもしれなかったわけですわ。だからまあ、この意味では、我々の身勝手な言動もGK補強を妨げている一因なんだろうとは思うんで、自分としてもGK批判っていうのはタブーにはしないものの、批評には一定のレベルが必要だと思ってるからあまり軽々しくは言わないわけ。あと、藤ヶ谷が居るっていうのもひとつのネックではあるんだけどもね。

つまり、選手って移籍を考える上で、

1.条件面
2.ポジション争い
3.移籍先のサッカーにおいて自分がどのようなピースになれるか

っていうのを考えるんだけども、ガンバのGKの場合2も当て嵌まるんよね。

補強の話として名前が挙がっている西川なんかは、すでに浦和の後にオファー出すっていうくらいだとしたら、実現性は薄いんじゃないかな・・・むしろ周作クンが浦和行くんなら、そこであふれそうな加藤あたり貰えたら儲けモンかなとも思える。ビルドアップで足下の技術を求めるんなら加藤の方が少ないコストで同じ効果を期待出来そうだけも、ウチのフロントは代表ブランドがなければようオファー出来ないのが問題ですな。とはいえ、選手を移籍させるっていうのはそれなりにリスクがあって、代表に呼ばれている選手なら客観的にも間違いない実力を持っていて、露出度も高い(所属クラブの名前も出してもらえる)という風に一般的には考えられているのだろうし、「ラ・ガイジン」の著者風に言えば、失敗しない補強っていうのを梶居さんは意識しているわけ。

そうしたベクトルの中で、やれチュンソンだのやれ前田だのと名前が挙がっているけども、前者の場合には、単に借り手を探している中での浦和との条件の駆け引きの都合でっていうのもあるかな?個人的にチュンソンは今まで出場機会を求めて出て行ったことが多かったんで、そういう選手がウチに来てもねえ・・・後者については、今季磐田のあの成績は前田自身の不調にあるわけなんで、決して安くはない年俸を貰っている彼をそこまでして引き抜く価値があるかどうかを考える必要がある。


徳島戦で感じたこと~フタがマクヘイル化したってことw

2013-10-30 07:44:18 | ガンバ大阪
富山戦から継続している宇佐美システムは、前線での流動性を持たせるという意味合いがあるのは承知しているけども、その一方で、ポジションチェンジを盛んに行うほど、ボールロストしてからファーストディフェンスに入る時のポジションが崩れてしまうという相反する課題も出てくる。そこに対してどのように考えているのかに注目して現地でも応援していたんだけども、概ね攻撃から守備に切り替わる時も、目の前にいる相手につくことによって、完全ではないけどもしっかりやっているのを見て、監督のマネージメントには感心してしまった。失点を下げるのは簡単なんだけども、それをやればやるほど皮肉なことに攻撃が落ちるという実例はい今まで多く観ていたけども・・・

だからまあ、その守から攻への切り替えがしっかりしていた分、徳島が狙っていたであろうカウンターをさしてやらせなかったわけだし、後半失点した後でも大体ゲームコントロールは出来ていたし、ポゼッションはほとんどこっちが握っていたんじゃないか?唯一気になったのは大森のガス欠で右で持てなくなり、守備でも効かなくなった時にドゥグラスや鈴木達也にドリブルで第一次防衛線を突破されたんだけども、そこはスライドとカバーで対応は出来ていたからね。PKが仮に決められていたとしても、かなり高い確率で勝ちきれていたんじゃないか?

失点場面なんだけども、中を固めるというウチの守備陣系に対して、徳島の鈴木達也がタッチライン沿いにまで張っていたんだけども、加地さんがあそこで食いつくとそれはそれで相手にとっては中を狙われやすくなるということではあるんよね・・・まあ、しいて挙げれば、マークを外されやすい大輝の悪い部分が出たんだけども、彼はこの試合で恩返し弾を決めているし、ラインコントロールもしっかりしているし、持ち上がるビルドアップも出来るところがコンちゃんとも違うところ。そこに不満を感じて彼を使わないんなら、低いラインでの専守防衛を覚悟しないといけなくなるんだけども。

結局のところ大輝が一対一で競り負けるような場面というのが数試合に一度くらいの割合で起こりうるのは仕方ないと割り切り、リーグ戦ではそこに目をつむってでも、ラインコントロール等のその他の部分において彼を活かすってことを考えればいいのかな、って思ったりもする。特に岩下の復帰時期がはっきりしない現状においては。これはまあ、バルサにおいて自陣のビルドアップにおいてGKバルテスが年に1,2回やらかす確率があったとしても、それ以上に点を取れるんであればそれは折り込み済のコストと割り切る発想ににているが、それと比べると少し確率は高いかなw ま、いずれにしてもこれはツネの時もそうだったけども、一対一でやられるリスクがあったとしてもその他のメリットを活かすという発想で健太監督も使っているのは確かだろう。それは西野君にも言えることだが、ビルドアップに課題はあるとしても対人の強さが後ろには必要なら少々欠点に目を瞑ってでも健太監督は彼を使い続けようとしている。

ただ、そのように割り切れるんであれば、去年の終盤も正信は右に岩下左に丹羽というCBの並びでコンちゃんをボランチに使えば良かったんじゃないかって思うけどもね・・・その辺彼はまだ監督として経験がなかったのか・・・

あと、触れておきたいのは、フタのスーパーサブ。今まで終盤までフタが体力的に持たずに下がってしまうのが痛かったんだけども、終盤に彼が居るのは心強い。今までフタが途中から出てきてもあまりゲームに馴染めていなかったことが多かったんだけども、ここでの彼は自分の役割を自覚してきたのだろうか?筆者は、今のフタを見て、レジー・ルイス、ゲビン・ギャンブルやスラムダンクコンテスト優勝のディー・ブラウンといった若手でスタートさせて、それまでスタメンだったケビン・マクヘイルを6人目の選手(元々シックスマンだったが)として途中からベテランで締める形を取った、91年のボストン・セルティックスを思い出したんだけどもw ちなみに、マクヘイルって、かのチャールズ・バークリーが一番手ごわい選手と認めたパワー・フォワードだったけどもね・・・

話が脱線して申し訳ないがw,フタが出る前に体力的に厳しいせいか秋が下がってビルドアップを助けられずに、相手のプレスに対して(とはいえ、その後2トップはすぐ疲弊してこちらは鯔の周りにもボールを入れやすくなったんだが)蹴ってしまう状況が続いていた中でフタが中盤で落ち着けられたのは大きかったかなと。

健太監督の修正の方向性について

2013-10-15 08:05:02 | ガンバ大阪
毒殺日記さんに久々に応えてあげましょうか。ご自身が感じておられることと人の感想っていうのは必ずしも一致するものではないし、むしろブロガーやっていたら本当に人の意見って様々だな、と痛感させられる。まあ、今勝てていない状況で昇格へ向けての生みの苦しみってヤツを味わっているところの中で、あんまりいい評論を見かけないのかもしれないが。あとは、個々のブロガーさんらのスタイルってやつですかね。決していいチーム状態というのではないけども、チームに対して期待する気持ちは皆変わらないでしょう。ただ、愛するが故に自分は辛口の評論をするんだというスタンスでいる人も居たり、その場の感情っていうものに基いて書いたりするという人もいるわけで(そういう人ってブログで負の勘定ぶちまけた後は気分スッキリしてその後は気持ちが切り替わっていることが多いように思える。ただ、書いたものは残る以上、読み手の側は重たい気持ちにさせられることもあるんだろうけどもw)、誰が正しいと判断するのは難しい。正確に言えば皆それぞれ部分的に正しくて、いろんな考えを複合して出来る集団知っていうものが大切なのかもしれないけども。だからこそ、自分はその集団知の中で、少し冷静な意見かつ、人とは少し違う見方というのを提供しているんだっていうことは意識しているわけです。自分は悪いところだけ摘出する外科医ではないんだ、という気持ちも持ってはいます。そして勿論、自分の意見は人と違っていて当たり前だということは解っているし、人の意見に多少ネガりが入っていても、その著者さんの芸風っていうやつが

さて、コールリーダーさんが言われるようにいろんなものを犠牲にして、天皇杯で熊谷まで参戦した者として感想を言うなら、健太監督は攻撃については選手任せだが、守備に関しては厳しくチェックするという清水サポさんのフォロワーさん通りにはやっているようには思える。それが今回球際に激しく行くというところにも現れているし、あとリスタートの守備においてもきちんとボールの前に立って遅らせることで栃木戦のようなスカタンはなくなった(って書く辺り情けない話やけど、当たり前のことは出来ていなかったわけですわ)。まあ、栃木の場合には外国人の決定力にやられたというのはあったけどもね。

大宮について言うと、皮肉なことに外国人居ない昨日の大宮の方が却ってチームにはなっていた、と考えるのは筆者だけだろうか?確かに外国人が居ない事であちらは決定力が下がっていたのは否めないが、その他守備などを含めると、外国人いない方がオーガナイズされてるな、とすら思えた訳です。さいたまダービーなんかは開始10分で数的不利になるという状況を強いられたとはいえ、あの時前から行きたい外国人2トップと後ろで守りたい最終ラインとの距離が完全に間延びしていたのに比べたら、今回の方が大宮の中盤の距離感は修正されていたし、あとこっちのポゼッションの時に人数をかけて守る大宮らしさ?が出ていた。

で、守備から修正するという健太監督のベクトルからすると、栃木戦から2トップの一角にロチャではなく川西を先発起用となった時から、健太監督は役割を整理し出して来たなと思えた(栃木戦での宇佐美のゴールは川西がディフェンス二人引き連れて裏抜けの動きを見せたのが効いていたわけで、要は宇佐美に如何に点を取らせるかですな)。最近ロチャの古巣であるステアウア・ブカレストがCLでチェルシーとホームでの試合を見る機会があったんだけども、攻守の切り替えというか、ボールを失ってからのファーストディフェンスは結構しっかりとやっていたのを見て、これじゃあ今のロチャではステアウアで出番はないわ、と納得。まあ、日本へ来る時点で結構訳ありだったと言えばそれまでなんだけども、オーナーに嫌われていた、という話は本人にとっても悪くはなかった話かもしれない。だって、サッカー的な理由で干されたというわけではないし。もっとも、一人の人間がわけもなく嫌ったりするわけではなく、相応の理由があると言われればそれまでなんだが…

ただ、点が入らない試合を見せられると、やはりロチャ使えっていう声が現地でも上がっていたのも事実。ただ、ここまで見ていると守備に気を使っているのはわかる。問題は攻撃で、やはり健太監督って選手にフリーハンド渡すんだけども、そういうタイプの人のチームって、大佐が率いていた頃の大分もそうだったけど、攻撃がノッキングを起こしやすいんよね・・・まあ、今のチームって宇佐美や秋には決めるところでは決めて貰うっていう前提条件なんだろうけども。

それでも、チームが今の自動昇格圏に居られるのは、夏仕様にマイナーチェンジした健太監督のマネージメントのお陰ではあるとは思うわけ。そこが京都の大木さんとは違うんだけども、どちらがいいのかっていうのは最終的な成績で判断するしかないってことよね。