久しぶりにブログを更新しました。ツイッターではずっとつぶやいていましたけども、字数が足りなければこっちにも書いていきます。
ツェーゲン金沢戦の試合を見て、その翌日の竹島さんの選手へのインタビューのラジオ番組を聞いた中で、それらから感じ取れたのは、以下のとおり:
1)主な戦術的特徴
1. 基本宇佐美は守備,というか前プレ免除、秋が運動量で担保する
2.選手らのコメントから、サイドチェンジ、や裏抜けを増やす
3.守備時には素早く自分の持ち場に戻る(ただ、それに拘ってしまっての失点ではあったが)
4.戻ってから4-4のブロックを作る
5.ボールを奪う装置として岩下が上がる分、オさんが中に絞る(これは鯔の守備力を考えると致し方ないんだが)
6.奪う位置は下がるんで、西野君の高さが実は守備面で重要になってくる。岩下がケガの場合には大輝ではなく,実はコンちゃんがCBにスライドする可能性がある
2) 伺える意図
・ヤットにはもう遠慮しない(ただセットプレーのキッカーとしての居場所は残るが)
・岩下が上がって狩る守り方だと藤春の序列が下がる(オプションとして一列上げての藤春の切り札起用はありうるが)
・両ワイドの運動量が必要なので、その点ではリンスや大森の序列が阿部ちゃんや二川よりは上がる
・攻撃ではロングカウンターの運用が増えるので、そこにパトリックの推進力を加える
3) 問題点
・元々ガンバの守備陣は後ろで跳ね返す仕様ではない(実は、これが一番の難点。まあ、本当はエブソンってそこで使いたかったのかもしれないが)
・ボールへの取りどころがハッキリしにくい(ブロックを形成することに主眼が行きがちで、基本前から奪いに行く守備にはなっていない)
・その取れる位置が下がるので、前線の選手のイライラはつのることがある(時々秋が一人で前プレに行くんだけども、これは本当はチームとしての約束事を無視している。実際その時後ろの選手らは連動していなかった。まあ、前の選手って基本自分がボールに触れない場合にはじれてくる傾向にある。皮肉なことに去年秋が離脱していた時期に省エネサッカーで整合性がとれていた)
で、今のガンバの根本的な問題というのは、西野時代からやってきた従来のサッカーと、健太監督がやろうとしているサッカーとの間には人材の適性の齟齬というのが存在するということだ。長期的にはどちらかに修正の舵取りを行う必要があるかもしれない。まあ、今は置かれた順位というのを理解した上での戦略というものだろう。
気になることと言えば、後ろでブロック作っての迎撃システムっていうのが、一見するとそれが残留仕様なサッカーと思われているかもしれないけど、実はそれってよくある思い込みの誤解っていうやつかもしれない。最近欧州ではそうしたサッカーへの対策が施されてきつつある流れではあるんだけども。まあ、再開後健太監督がやろうとしているサッカーがうまくいなかったら、それこそ開き直って一か八か、っていうことになるかもしれない。
え、これってW杯でのどこかの国の代表によく似てないかって?w まあ、・・・例えそういう流れになるにしても、一度はどこかでうまくいくかどうかは別にして堅守速攻って形を突き詰めておくプロセスは必要かもしれない。それを省略してしまうと、だからガンバは守備力が、っていう風に無責任な外野は言うんだろうし。
ツェーゲン金沢戦の試合を見て、その翌日の竹島さんの選手へのインタビューのラジオ番組を聞いた中で、それらから感じ取れたのは、以下のとおり:
1)主な戦術的特徴
1. 基本宇佐美は守備,というか前プレ免除、秋が運動量で担保する
2.選手らのコメントから、サイドチェンジ、や裏抜けを増やす
3.守備時には素早く自分の持ち場に戻る(ただ、それに拘ってしまっての失点ではあったが)
4.戻ってから4-4のブロックを作る
5.ボールを奪う装置として岩下が上がる分、オさんが中に絞る(これは鯔の守備力を考えると致し方ないんだが)
6.奪う位置は下がるんで、西野君の高さが実は守備面で重要になってくる。岩下がケガの場合には大輝ではなく,実はコンちゃんがCBにスライドする可能性がある
2) 伺える意図
・ヤットにはもう遠慮しない(ただセットプレーのキッカーとしての居場所は残るが)
・岩下が上がって狩る守り方だと藤春の序列が下がる(オプションとして一列上げての藤春の切り札起用はありうるが)
・両ワイドの運動量が必要なので、その点ではリンスや大森の序列が阿部ちゃんや二川よりは上がる
・攻撃ではロングカウンターの運用が増えるので、そこにパトリックの推進力を加える
3) 問題点
・元々ガンバの守備陣は後ろで跳ね返す仕様ではない(実は、これが一番の難点。まあ、本当はエブソンってそこで使いたかったのかもしれないが)
・ボールへの取りどころがハッキリしにくい(ブロックを形成することに主眼が行きがちで、基本前から奪いに行く守備にはなっていない)
・その取れる位置が下がるので、前線の選手のイライラはつのることがある(時々秋が一人で前プレに行くんだけども、これは本当はチームとしての約束事を無視している。実際その時後ろの選手らは連動していなかった。まあ、前の選手って基本自分がボールに触れない場合にはじれてくる傾向にある。皮肉なことに去年秋が離脱していた時期に省エネサッカーで整合性がとれていた)
で、今のガンバの根本的な問題というのは、西野時代からやってきた従来のサッカーと、健太監督がやろうとしているサッカーとの間には人材の適性の齟齬というのが存在するということだ。長期的にはどちらかに修正の舵取りを行う必要があるかもしれない。まあ、今は置かれた順位というのを理解した上での戦略というものだろう。
気になることと言えば、後ろでブロック作っての迎撃システムっていうのが、一見するとそれが残留仕様なサッカーと思われているかもしれないけど、実はそれってよくある思い込みの誤解っていうやつかもしれない。最近欧州ではそうしたサッカーへの対策が施されてきつつある流れではあるんだけども。まあ、再開後健太監督がやろうとしているサッカーがうまくいなかったら、それこそ開き直って一か八か、っていうことになるかもしれない。
え、これってW杯でのどこかの国の代表によく似てないかって?w まあ、・・・例えそういう流れになるにしても、一度はどこかでうまくいくかどうかは別にして堅守速攻って形を突き詰めておくプロセスは必要かもしれない。それを省略してしまうと、だからガンバは守備力が、っていう風に無責任な外野は言うんだろうし。