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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

時間か、お金か、銀シャリか。

2012-10-11 | 暮らし

最近のわたしの傾向。
それは、100%の満足を求めないこと。

ちょっと物足りなくても、まあいいか・・・と、すんなり引き下がること。

少しでも収穫があった、楽しかった、有意義だった、
良くなかったとしても、次に失敗しないために役立った、
そういう負け惜しみ思考→プラス志向に、転じかけている。

最後の最後の時間まで、ねばって、ねばって、頑張るより、
時間が余っても、ささっと、引き上げる。
(これは、ダンス・パーティの場合。
蝶ブログ・アップのケースは、まだ、しつこく、土壇場の時間まで、しがみつく傾向あり。往生際が悪い)

パーティを引き上げたあとは、おひとり様、反省会をする。
ウオーター・フロント沿いのセルフのカフェで、
パーティ直前に受けた個人レッスンで、先生が書いてくれた、カウントの取り方&ステップのメモを取り出し、
ふむふむと、アタマの中で、右足、左足、とシュミレーションしてみたり、
さらに、自分流の注意書きを追加して書き込む。
すると、あっという間に、30分が過ぎていたりして、時間の経つことの速さに、びっくりしたりする。

仲間と、わいわい、汗を流したあとのビールは最高なのだが、
悲しいかな、仲間がいない。
なので、ひとり酒・・・ではなく、ひとりアイス・カフェオーレ。
ひとり、とぼとぼ帰るのは、ちょっと寂しいものがあるなあ・・・と、
後ろ髪を引かれる思いで、足をゆるめ、ゆるゆる、のろのろ帰っていたが、
慣れると、こままた、けっこう、はんなり、まったりした時間が過ごせる。
自分の時間に没頭できる。

窓側に向かって座っているので、後ろからみると、
川べりで虫にさされたらしい足をぼりぼり掻いたり、行儀悪い姿勢で、メモをにらみつけたり、
あまり爽やかではない後姿だろう。
背後の視線は最初だけ気になるが、一旦、自分の世界に入ると、まったくといっていいほど、気にならない。

その原因のひとつとして、わたしは、あの場所が好きである。
静かでシャープ、洗練されたビジネス街は、昔から好きだ。
いくつか住所が変わった事務所も、みな、ずっと、あの界隈から至近の場所。
ど根性なにわ商人っぽいイメージは、あまりない。

場所を書くと、店内で、わたしらしき人物が、ぼーーっとしているところを発見されると困るので、
書かないでおこう。


小説も動き始め、アタマの中は、ごちゃごちゃになっている。
(ただでさえ、ごちゃごちゃなのに・・・)


今朝、秋の収穫、新米を炊いて、炊き立て、ほかほかを食べると、その美味しさに、
「百姓には、銀シャリは口にできない。いつも食べられるのは殿様ぐらいだ。
飢饉の年は、年貢をへらし、民が飢えないよう、お上は、政治に力を入れるべき」
などと、勝手に口からでまかせのように、代休で休んでいる下娘を前に、ぺらぺら口をついて出てくる。

下娘は、まったくわたしの話など、またか、という顔で(多分)、セシールのカタログを見ている。
会社も、残業手当を支給するかわりに、休みを与える。
なので、去年より、休みは増えたが、年収は減った、と娘は言う。
他の業界の会社勤めの人も、同じことを言っていた。
お金のかわりに、休みが与えられると、時間をいかに上手に使うか、その人の腕にかかってくる。

オーバーワークした分、ご褒美で時間がもらえるかわりに、ご褒美のお金が、カットされるのは、ツライ。
お金か、時間か?
二者択一は、キビシイ。
両方あってこそ。
でも、どちらか一方でもあれば、よしとしよう。
プラス志向で、いきましょう。

民は、銀シャリを食べられる喜びを十二分に満喫したい。


※(というか、身近なところでは、
予定時間内に、ブログ更新ができた喜びを十三分に満喫したい)

 

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