蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

寿司、すき。

2010-10-31 | グルメ

このトップ画像はケータイで撮った、「明石菊水」のお鮨。
大好きなお鮨だ。
ケータイの待ち受け画面にも設定した。

昔、むか~しから、大好物。
明石菊水は、本店以外に支店が4店ある。
菊水は、もともと「菊水鮓」というお店が元祖(創業明治30年)で、1店舗だけのお店
(検索すると、ご本家のひ孫さんが、西店をオープンされたみたいだが)

昔は、こっちを「本店」と呼び、今の明石菊水を「支店」といっていた。
菊水といえば、ご本家・本店のことで、支店はまだ歴史が浅かった。
本店には、往年の大スター、長谷川一夫や、有馬稲子とか、著名人が訪れていた。
(私が子供の頃、常連さんの一人から聞いた話なので、人物が、そうとう古いですが・・・)

ただ、時価というものもあるので、お財布と相談。
30年以上も前、ウニか、なにか忘れたが、1貫(または2貫?)2000円だった。


今は、私は回転寿司、函館市場、専科。
あの日は、遠くになりにけり。
菊水さんのお鮨、たまに食べると、やはり美味しい、懐かしい味。
特に、穴子の押し寿司(箱寿司)が大好きだ。

義理の姉が作る巻寿司も美味しい。
母の巻寿司も。

私は、巻寿司を作ったことがなく、いつも、大判サイズの海苔の使い道に困っている。
スーパーやデパートに行くと、田舎巻寿司を買うこともある。
母、義姉の味。
(頼ってしまっているが、義姉は、私より半年、年下。いつも、美味しいものをありがとう)
彼女は、高級料亭の味を作るのが、得意。
食事も、お菓子も、その路線。

私は。。。。ありえないほど、創意工夫のない、ありえないほど、カンタン・メニュー。
取り柄は、極力、買い出しに行かず、一瞬にして出来上がることぐらい。


ちょっと、懐かしい、あの日の味。
本店も支店も、時代と共に、変わりつつある。
そして私も、時を重ねる。
本店の味と、支店の味が、アタマと舌と、記憶の中で、ごっちゃになっている。

いろんなことに挑戦し、いろんなことを知り、いろんなことに夢中になり、
苦しいことも、楽しいことも、いっぱいあって、今がある。
昔と今を、行ったり、来たり。


お鮨がまた食べたくなってきた。
ケータイの待ち受け画面を見て、食べた気になろう。



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ママは、パワー満開

2010-10-30 | 人々の風景

今日は、時間がたっぷりあったので、新しいブログを読んでみた。

フランス語関係からたまたま見つけたブログ。
フランス在住で、フランス人のご主人との間に、4人の育ち盛りのお子さんをもうけられ、
元気いっぱいのフランス生活。

そもそもフランスにお住まいの方のブログは、写真に特徴がある。
雑誌にそのまま出てくるような、味わい。
暮らし、雑貨、食べ物・・・・・どれをとっても絵になる題材がいっぱい。

ただ、このブログ、子育て日記や、写真日記だけではない。
最近始められたようだが、小説、随筆、エッセーの色合いが濃くなってきている。
惹きつけられる文章力。
テーマや内容が、地に足が着いていて、
ガーリーで夢見がちな甘い味付けになっていないところが、気に入った。

初めて読んだ記事が、小説仕立てだったから、
どこまでがフィクションで、どこまでが、ノンフィクションかがわからなくて、
ずいぶんあっちこっちのページに飛んでいってたので、かなりPVが増えたことだろう。

外国の方と結婚し、子供をもうけ、外国に住む。
憧れの目で見る半面、厳しい現実にも直面されていることと想像する。
フランス人は結婚制度にこだわらない傾向があるようなので、家庭は、新鮮で緊張感があるけれど、
自分自身に経済力や、生活力がないと、
いつ何時、事実婚が解消されるかもわからない不安に振り回されるかも知れない。
(フランスだけに限らないが)

日本でも似たようなことがあるかも知れないが、結婚にこだわらない事実婚の多いフランス人とは、
結婚観はビミョ~に違うように感じる。

「彼が・・・」と、夫のことを呼ぶのは、とても素敵だけれど、
同時に、いつも配偶者に目を向け、努力をしていないと、新しい人に心を奪われる可能性もある。
それだけに、事実婚生活は、ゴマカシのない純粋なものかも知れない。
給料さえ入れてくれたらそれでよし、なんてことは、なさそうだ。

結婚しても家庭に縛られない、「自由」という響きには、日本人には想像もできない展開があるかも知れない。
情熱の矛先が変わるということも大いにあるという、
私は、実は、この自由が最もコワい。

日本なら、浮気や不倫は、結婚とは別枠かも知れないが、
結婚生活が少々ぎくしゃくしても、離婚に即つながらないような気がする。
制度としての結婚を大事に考えているように思う。
個人差があるので、一概には、言えないけれど。


しかしまあ・・・
力のある人は、いるものだ。
感心する。
ひとりで、何役もこなす。

母国語に加え、英語ができ、フランス語も堪能、
国、言語が異なる地での生活力、地域との調和、母、妻、素晴らしい写真、文章力、
あんなにちいさなお子さんが4人もおられて、
どうやって、あのような素晴らしいブログを作成する時間、パワーを捻出されるのだろう。
私より、10歳以上はお若い。
やはり、若さのエネルギーは、すごい。
(年のせいだけはなく、個人の力が、かけ離れているのだけれど)

表現したい内から発するマグマが、湧きあがっているように感じる。
大変な時ほど、一度にいろんなパワーが爆発、さく裂するのだと思う。

安定した土台にあぐらをかいて、ぼんやり、まったりしている私には、
まぶしくて、サングラスが必要だ。

他のブログで知った、アメリカ在住のある方も、子育て中に、思いきった行動をとられた。
その行動が、現在の生活へと、大きな舵切りとなっているようにお見受けする。
子供は、母親に向けて、すごいエネルギーを発するのだろうか。


子供を育てながら、子供から力をもらった、そういう母親たちの力に、今後のご活躍に、
心からエールを送りたい。



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おカネのハナシは、あのねのね。

2010-10-29 | 人生
お金持ちにナリタイっっ

カタカナにしておかないと、同じようなブログタイトルがあるので。

自分流に、おカネ持ちについて、考えた。
といっても、今日は時間の余裕がないので、じっくりではなく、ちゃっちゃと、さっさと。


「常におカネが生み出されるシステム」を構築させること。
使う以上の額のおカネが、入ること。

超現実的、実践的、夢のない、面白みのない内容で、ガッカリですか?


例えば、宝くじや、競馬で大穴を当て、大金が転がり込んだとする。
あぶく銭は、なぜ「あぶく銭」と言うか?
あぶくのように消えるから。

手に入った時の幸運に酔いしれることだろう。
使い方にこそ、その人の「人となり」が表れる。
所詮、元はゼロだったものだから、ぱぱっと使うもよし。
人生に大花火を上げたら、キモチいい。花火のあとは、知りませんが。

半分、使って、半分、貯金、とか、
金額にもよるけれど
住宅を取得したり、投資したり、手堅く利殖する人が多いのでは?
(ギャンブラーは、あまりそういうことは、しないと思うが)
手元におカネがあり、しかも、おカネがおカネを生んでくれるとなると、
毎日の嫌な仕事でも、余裕が出てきたりする。
ただ、軌道を外すことがないように。
大金を手にし、人生を狂わされる人もおられるようなので。

おカネに人は、群がってくる。
昨今、認知症の高齢者が、深刻な被害にあっている。

アリvsキリギリスは、ライフスタイルだけの問題にとどまらず、
アメリカでは、TEA PARTYなどの動きで、オバマさんは、苦境に立たされている様子。


おカネが増えた分、そのカサ上げに伴って、生活の質、人間の質も上げていかないと。
単なる成金では、つまらない。
付き合う人種も違ってくるだろうけれど、おカネのあるなしだけでは、人間の価値は決まらないと思う。
おカネは、重要な要素のひとつではあっても、すべてではない。

自慢たれになったり、人を見下したり、おカネのせいで、マイナス要素が増えては意味がない。
人間の品性は、おカネだけでは補えない。
一朝一夕でも、無理。

だからと言って、お金持ちを否定するわけではない。
潤沢な資産に応じた、品性や人格を備えていただきたい、と思うだけだ。(→ナニ様 発言 1)


かくいう私、カラダやオツムは、弱る一方。
目も曇る一方。
おカネとは、また別の分野で、何百億円、何兆円投じても、このアタマ、カラダ、
試練の時を迎えている。
西太后のように、めちゃめちゃ富と権力があっても、無理なこともある。
(まるで、私が、世界一、大富豪のお年寄りであるかのような表現・・・)(→ナニ様 発言 2)

毎日、おいしく食事ができて、
明日に不安がなく、将来に夢と希望が持てれば、それで十分。
ただし、今の世の中、それが、難しいから、難儀なのだ。
今の政治、安心を生んでいる? 失望感でいっぱい。


おカネ、ホシイ・・・です。
好きなモノ、コトに、お財布と相談しないで使いたいです。



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良いモノも、豚に真珠

2010-10-28 | 無題

最近、ケータイを替えた。
ワールドワイドに全世界で使えるように。
前のケータイでは、出国時に空港でケータイをレンタルし、データだけを入れ替えたのだが、
香港で、どうもうまく行かなかった。
(同行者に、短時間、見捨てられ、迷い子、捨て犬状態になりそうだった)

販売されているものは、全世界仕様のケータイはたくさんあったので、機種を絞りこむために、
他の付加機能としては、一番、カメラとしては性能がいいモノを選んだ。
デザインで絞り込む手もあったのだが、とりあえずは、機能最重視で。

新機種かどうかなんて、どーでもよかったのだが、最新のものだったようで、
値段がとても高くなった。
おそらく、ケータイショップのなかで、一番、高価だったかも知れない。
ケータイなんて、滅多に買い替えないから、えいっと、清水の舞台から飛び降りた・・・

で、季節のお花を撮った。(トップ画像)
なのに、こんなに、ぼんやり。
ぼーーーっとしている。(→縮小して、コレ)
時間にも迫られなかったし、周りには誰もいなかったのに、こんなにぼやけている。
何度、撮っても、おんなじ。
ぼーーーっ。

これなら、前のケータイのほうが、ずっとキレイ。
他にも、映したものもあるのだが、特に近距離がダメのようだ。

マニュアル無視の、自分ルール。映し方が悪いのだろうけれど。

もっと、まじめに、トリセツ(取扱説明書)を読んだ方がよさそうだ。
ケータイに期待しすぎ?
その前に、アタマのネジを締めるべき?



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白昼夢だったら、いいのだけれど

2010-10-27 | 
今日こそは、もうやめよう・・・と、思いつつ、またまたブログを更新。
しょーもない内容なら、アップしないほうが、ずっとイイと思う・・・のだが・・・


昨日、恒例、1年に1度の、自宅のガス機器設備・点検があった。
で、担当の方が点検を終えて、帰られたのだが、鍵を家の中から掛けてなかった。
ちょっと気になっていたが、他の用事をしていて、忘れていた。
1時間は、経っただろうか。

すると、カチっと玄関のドアの音。
どきっ。
そうだ、鍵、掛けてなかったんだ。

慌てて玄関のほうに走り寄ると、
すっと、玄関の扉が開き、外の明るい色が、ダークブラウンの扉の隙間から見えた。

えっー、うそぉ~、だれ~???

玄関までちょっと距離があるから、ドアを開けられるまでには、到底たどり着けない。
もう手遅れだ、とわかっていながらも、
怖くて、全速力で玄関に駆け寄り、鍵をガチャガチャと掛けた。

心臓、どっくんどっくん、息、はぁはぁ。
何が起こった??
どんな人だろう・・・怖くて、確かめられない。
十分遠さかって、去って行ったと思われるまで待って、怖々、扉の小さな穴から、そぉっと片目でのぞいてみた。
当然、人影はなかった。

まさか、風で重いドアが開くなんて考えられない。
泥棒?
ゴミ出し用ペールを、ゴミ収集車が去ったあとも、外に出したままだったので、
家にいない、と思われた?

いつも外出時は、セキュリティーをセットする。
万が一、侵入されても、音がガンガン鳴り続ける。
警備員が駆け付けるまでの数分間が、プロの泥棒の腕の見せ所かもしれない。
が、ご近所に響き渡る、うるさい警報音を聞きつけられて、近隣に気付かれる可能性も、十分。
よほどの上級者プロでないと、通常は、警報が鳴った時点で退散すると思う。

コワいのは、在宅時の鉢合わせ。
家に居る時は、就寝時以外は、セキュリティーをセットしない。
居直り強盗にでも急変されたら・・・・
というか、泥棒被害は、ご近所でもよくあるのだが、
うちは一度も被害に遭っていなくて、やれやれと思っていたが、まだまだ安心はできない。


怖がりの私。
怖くて怖くて、キモチ悪くて、ちょっとの音にでも、ギクリ。

しかし、あのドア、少し開いて、どうして、また、すっと閉まったのだろう。
人が家の中に、いる気配がしたから?
(私は、とても静かに過ごしていたのに)
電灯をつけるか、ラジオをつけるか、家に人がいることをアピールしたほうが、よさそうだ。
その点、うちのテレビ、ある時間になると、勝手に電源が入って、テレビショッピングのチャンネルになる。
ある意味、防犯に役立っている?
単に、キミョーで、ボロなだけ?

自動的に暗くなったら点灯し、明るくなったら消える電灯をぜひ、設置したいと思っている。
ついでに、タイマー予約のラジオとかもセットするといいかも。
完璧ではないにしても、これで、外出中も、旅行中も、在宅中も、少しは安心できる?

サラリーマン風の紳士が、サラリと何食わぬ顔で盗みに入っていたという話も聞く。
物騒な世の中、気をつけるに越したことがない。


それとも、あれは、白昼夢?
そうだったら、いいのだけれど。



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はいっ、Cheese!

2010-10-26 | お付き合い

ある方のブログ。
竹馬の友、幼なじみの親友がおられ、それぞれの家庭内でのツライ時期をお互い乗り越え、
今、晴れて、一緒に遊んだり、息抜きしたりしておられるそうだ。

友情・・・素敵。羨ましい。
長い間に培われた信頼から生まれるのだろう。

私は、いい年して、堂々と親友と呼べる人はいない。
遊ぶ時は、ひとりか、家族と。
あとは、お声をかけていただいたら、時間が合えばホイホイと。

社交ベタで、人づきあいが苦手、人との距離の取り方がヘタ、
すごくマイペースなので、その性質を理解していただかないと、うまくいかない。


というか、ツラさをシェア―するにも、私は、結構あらゆる面で幸運のようなので、ツライ時期がない。
その割には、学生時代は、不遇時代、劣等生時代が長かったが。
自分を客観視しているので、劣等生なのは、原因と結果が一致していて、当たり前なのだ。

ツライとは、感じない?
ツライ時期なのに、ツライと感じるセンサーが、あまり反応しない、
性能が悪いだけかも?

ノーテンキさを無神経に前面に出すと、カンにさわる人もいるということも学んだ。


それもさることながら、
実は、何から何まで知っている間柄というものは、私にとっては苦痛なのだ。
女性は、親友に、心の内や、ヒミツ、あった出来事をすべて話す傾向があるようだけれど
いい関係を保つには、すべてをさらけ出すのではなく、
お互いの価値観が一致する部分が、あるかどうかだろう。
そして、お互いを許容できるかどうかだろう。

なんでも、かんでも、一部始終を把握して、スミからスミまで、価値観が一致するなんてあり得ない。
やたら重いことをべらべら話される側も、支えきれないこともあるだろう。
ほんの一部分でも、重なるところがあれば、それでよし。

あ、
親友がいないことに対する、負け惜しみのようになっている?
また、負け犬・蝶の遠吠え?
負け根性の正当化?
これは、私のスタンダード・スタンス?


ま、それはともかくとして、
今までは、今まで。それはそれ。

これからは、おそらく、一緒に行動する機会が増えてくると、いろんな人とでも
イベントや旅、あれこれを楽しめるようになると思う。


誰でもいいから、時をいっしょに楽しみ、遊んでくれる人に、にっこり。
こんにちわ。
スマイル。
Cheeeeeeeeeese!


人生の残り時間を考えると、ぼやぼやしていられない。




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秋のブロイラー旅

2010-10-25 | 
昨夜遅く、ミニ旅から帰ってきた。
あー、疲れた。

2日目の朝から、ゴルフ組と観光組に別れ、夕方、帰路に合流する。
私は、いつも観光組。
残念ながら、近場というものは、何度も行っているので、新しい発見はほとんどなく、
旅行としては、あまり新鮮ではなかった。


↑宿泊した部屋から、アサリ獲りの小舟が見える。

しかも、日曜日は、午後から雨が、ぽつりぽつり。
行き先は、智恩寺、日本三景・天橋立、籠神社、コウノトリの郷公園、出石町、
夕食の神戸三田新阪ホテルでのバイキングは、結構豪華だったけれど、
かえって、食べ過ぎて気分が悪くなった。

なんで、バイキングだと、こう食意地が張るのか・・・・
気分が悪くなるほど食べる必要が、どこにあるのか・・・・
いつも、食べてから後悔する。


350万円もする時計をなくした、という参加者がいて、ちょっとザワめいた。
セフティ・ボックスに入れたそうだが、そこから出してから行方不明になったらしい。
が、本人の勘違い、モノ忘れが原因とわかり、やれやれ。
第一、そんな高価な時計を、よくまあ旅行なんぞにしてくるものだ。
しかも都心へのショッピング・ツアーではなく、ゴルフ旅行なのに。
まあ、見つかったのだから、それでよしだが、
おカネの使い道って、人それぞれなんだなあ・・・と、感心。


恒例の宴会。そして2次会。
酔っ払って、前後不覚になった人がいた。
その人は、次の日は、早朝からゴルフに出かけたが、前夜のことは記憶にないとか。
結構ですねえ、記憶から吹っ飛ぶという、脳のリセット機能。
覚えていたら、恥ずかしくて、皆さんに合わせる顔がないですもん。
本当は、少しぐらいは、断片的に覚えているのではないかと、またまた下衆の勘ぐり。

朝の7時から、こんなにたくさん。このほかにも、写真には映ってないけれど、
焼き魚(干物)、焼きたて出し巻き卵に、アサリいっぱいお味噌汁、ご飯もつられて、おかわり、ばんばん。
(ここらあたりから、ブロイラー傾向)





ゴルフ組は、ゴルフへ、観光組は、観光バス発車時刻まで、
旅館の近くをちょろちょろ散歩するが、なかなかお腹は、減らない。
たまたまホテル前で、まさに出かけようとしていた方とご一緒したが
私より15歳ぐらいはご高齢、しかも私とおなじぐらいの方向オンチ、で、ご一緒作戦は、大失敗。


日本には、小京都がたくさんあり、どこの小京都だか、わからなくなる。
街並みも、古い家屋を修理し、街を整備し、すっかり生まれ変わっている。
といっても、古い街並みに、再現。
新しくて、古い。
古く見せかけるように、新しく作られている。
古いのだけれど、新しい。(→いかげん、しつこい?)



行く度に、少しずつキレイになっている。
美容整形をくりかえしている、元美人の人、みたいなかんじ?
まあ、街が美しく、風情あるように整えられるのはいいことだ。
が、なんだか、どこも似たようなかんじで、それこそ、小京都がいっぱい。
私の目は、曇っているのか?

ケーブル・カーに乗ったり、リフトに乗ったり。
旅のあれこれを報告したいところだが、
私の目に映るものは、以前の光景とあまり変わらないので、キーボードを打つ指の速度が、鈍る。




いつものメンバーの一人、もの静かな男性Kさん。
すごいグルメ。
(ついでに、おしゃれ。さらに、ストイックな肉体改造・実践派でもある)

とことん、こだわるお方。
奥様と食べ歩きや、都心ホテルステイには、いつもご一緒だが、
奥様にもあんなにウンチクを語られるのだろうか?

話を聞けば聞くほど、そのウンチク、奥行、情報量の多さ、経験の深さ・頻度、
時間とお金のかけようには、脱帽する。
が、聞いていると、途中で、しんどくなる。
お勉強と同じで、私のアタマの集中時間は15分が限度か?
カタカナと、アルファベットが、アタマの中で、踊る。


↑コウノトリ、小さくて見えませんが、BBCからも取材に来ていました。


参加されたある方に、私は、こう言われた。
「オシャレですね。オシャレを楽しんでおられる感じがします」
突然のお言葉に、なんだかモジモジ。
「全然、そんなこと、ないです」と、バツの悪さをゴマ化そうとする私。
この旅行のために、あれこれ用意に苦労した、なんて、口が裂けても言えない。

「あ、あの人も、オシャレ!」
と、彼女が言うほうに目をやると、
同じツアーに参加しているご家族の13歳のお嬢さんの姿が見えた。
彼女は、中学生らしい格好に、真っ赤なエナメルのハイヒールの靴だけが、浮いていた。
「真っ赤な靴が、とてもオシャレだわ」と、彼女は仰るが
私の目には、とてもオシャレには、映らなかった。
子供から大人になりかけの、思春期のアンバランスな格好に見えた。
(かつて、私もそうだった。娘たちも、そうだった)

そうか・・・この人のオシャレというのは、こういう感覚なんだ・・・とわかり、
ぬか喜びした自分が、恥ずかしくなった。

「赤い靴の少女」という童話があり、
少女は、赤い靴を履くと、踊り続けて止まらないせいで、足を切られるストーリー。
子供に買った絵本のなかに、そんな絵本もあったなあ・・・と、またしょーもないことをぼんやり思い出した。



食べて、バスで爆睡し、また食べて・・・

行楽にぴったりの過ごしやすい季節、
ちょこっと雨にも見舞われた恒例親睦ツアーは、無事、終了し、ほっとした。
でも、観光組は、あまり歩かないで、食事量が多く、ちょっと疲れた。
近場で、ゴルフ場もあり、その周辺の観光地となると、候補地が限定されてしまう。

ブロイラーのように、詰め込まれた感がある。
胃袋だけでなく、私の肝臓も、ひょっとしたら、フォアグラのようになっている?

いろんなものを見すぎ、知りすぎた、おばさんは、似ても焼いても食えない。
飽食日本と謳われ久しいが、
もっと謙虚な気持ちで、食べ物に感謝しないと、バチがあたりそうだ。


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イベント前の憂鬱

2010-10-23 | お付き合い
本日から、近場に、ミニ旅行。
夫の仕事関係の人々の集まりなので、そう、楽しいウキウキ気分ではないのだけれど。

服装ひとつにしても、なんだか気になるし。
自分の服装も、人の服装も。
女性は、嫌ですね~。(私だけかも? 1)
ホテルでの夕食用には、ワンピース、
観光用には、歩きやすい靴、アームカバー、秋のコート・・・
見かけと実用のバランスを考慮して、
いろいろ気になるものをピックアップし、さて、どの組み合わせにしようか。

もたもた苦戦していたら、また遅刻しては、あきません。
たいしたファッションでもないのに、自分だけが気になる、自意識過剰。
オンナってやつは、つまらない生物だ。(→私だけかも? 2)


一年に一回の、顔合わせ。
家族も同行。
ますます、気が重くなる。
言語・行動も、責任を持って。
使い捨て風、旅の恥はかき捨て、というわけにはいかない。


あら、お子さん、小学生の時に比べると、ずいぶん大きくなられましたね。
あ、受験期でもう参加されないご家族も。そうでしょうねぇ。
この方、身のこなし、ずいぶん、トロくなられました。お年はごまかせません。

などなど、こころのつぶやき。
顔は、にっこり。
ちなみに、私には、敵対心や、攻撃性、悪意は、まったくありません。
目に見えるものに、勝手に、私のアタマが反応し、私に話しかけてくるだけ。
ときどき、うるさいことも。


私は、何事も、コトを起こす前は気が重い。
遠足の前日の小学生は、ワクワクして眠れないけれど、
私は、ずっしり腰が重い。気分も重い。

去年は、この恒例旅行で、旅行中、遅刻を3回し、3回目に足の指を骨折した。
その後の、ダンスやスポーツは、3か月お休みとなった。

さて、今年は、どんなドジを踏むのか?
今から、お出かけ準備、早めに取りかかろう。
老体に鞭打って。



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「勉強好き」の子供の顔が見たい

2010-10-22 | 子育て
うちの子、勉強しないんです

あるブログで、ある方が質問されていた。
「どうしたら、子供がちゃんと勉強するようになるでしょう?」

子供や学生が、勉強がスキ、という人に、私は会ったことがない。
私は、苦節・劣等生時代が人よりうんと長いせいで、
よけいに勉強嫌いが深刻なのかも知れないが。


下の娘R。
中学の時に、「学校に行きたくない」と言う。

彼女は、小学校高学年の懇談会では、担任の先生に
「クラスの男の子にイジメられているようです」と、報告を受けた。
家では、そんなこと、Rはちっとも言わなかった。

先生は、「でも、Rちゃんは、のびのびとした絵を描くので、心配ないと思います」と、あっさり。
えらく楽天的な先生だ。
その頃、Rは、塾でも、
「Rちゃんは、なにがなんでも宿題をしてこない」と、塾の先生からお叱りを受けていた。


なぜ、勉強しないの?

Rは、年子3人の末子。
学年は1年ずつ違い、一番上のお姉ちゃんの家庭内・恐怖政治の被害者。
私が仕事や、本来の性分=手抜きで、あまり面倒を見られなかった分、
シッカリ者のお姉ちゃんは、ますますシッカリ者になっていき、
Rは、ますます圧政に苦しんでいた。
気がつくと、自分の意見や考え、思いを全く表現しない子供になっていたようだ。

「なぜ、宿題をしていかないの?」
と聞くと、大声で、悲しそうに、涙をぽろぽろ流して、わーわー泣いた。
クラス担任の先生のアドバイスもあるし、「ま、いいか」と、雑事に追われ、そのまま時が経った。


Rは、どういうマチガイかはわからないが、ひょんなことで、誰も予想していなかった、難関中学に合格した。
一番、驚いたのは、塾の先生だったかも知れない。
家族、関係者、全員が、Rが受かると思っていなかった。
そのせいで、Rは、遠距離通学、受験色一色の灰色・学生時代を強いられることになってしまった。
あの時、落ちていれば、もっと楽しい学園生活が送れたのではないかと、親としては胸が痛む。

中学3年ごろに、Rが学校に行きたくないと言い出した時には、
やはり・・・・と思った。
ちょっとあきらめながら、とりあえずは、説得を試みたが、
私には、なにがなんでも説き伏せるという気はなく、
Rに、別の中学に編入するコースを提案した。

Rは、「学校に行きたくない」という姿勢は崩さないものの、
しかし、他の学校に変わることには、難色を示した。
そうこうして、結論を先送りし、しぶしぶ通っているうちに
結局、卒業を迎えた。
雨の日も、風の日も登校し、遅刻・欠席はゼロだった。
(でも、私鉄ストの日は、お休みで、バンザイ)


勉強がスキになる方法、あったら教えてください

一番楽しい時代を、暗い時代に染め上げてしまった、その原因を取り除いてやれなかった、母親の後悔。
牢獄生活の元クラスメートたちと、今も、集まって、皆でスポーツを楽しんだりしているところを見ると
みんな牢獄なりに、囚人同士、被害者・友の会、一致団結していたところがあるのだろうか。

(お世話になっておいて、出身学校に、怒られそうだ・・・でも、本当に、そう思う・・・けれど、
その、牢獄の所長と、手先の看守さんのスパルタ教育のおかげで、「勉強の仕方」をカラダで覚えたようだ)

受験の前だけ勉強しても、絶対的成果は得られない。
日頃の基礎体力。それは、日頃のトレーニングの積み重ねから。
一朝一夕では培われない。
天才や秀才はともかく、凡人には、地味な持続しかない。

勉強がスキ、キライ、ではなく、
生活の一部として、当然のごとく当たり前のようにこなすようになるには、それなりの道程が必要だ。


幼児虐待・自責の念

Rが、3歳の時に、大量の公文の宿題をやっとやり終えたと思ったら、
算数の答えが、「1」ずつずれていて、大泣きしてやり直した姿を思い出した。
あんなに大嫌いな勉強を、無理やり、鵜飼いのようにやらせる、鬼の母親。
かわそうといえば、かわいそう。
一種の教育虐待?

子供にツライ思いをさせてしまった。
信念と、感情は、振り子のように、行ったり来たり、揺れ動く。
母親の自責の念は、尽きない。


(母親の思いとは、裏腹に、本人たちは、けろっとして、健常にフツーに育ったみたいだが・・・)




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コワいもの知らず

2010-10-21 | 趣味
私は、コワいもの知らずだった。
なんでも、自分の実力を考えないで、どんどん進んでは、ぺちゃんこに大破。
恋もそうやって、勝手に一人で発火し、木端微塵(こっぱみじん)、
やけ酒を飲んで紛らわそうとしたこともあった。
結局、紛れないし、体がしんどいだけなので、お酒路線は、やめた。
というより、自分本位の考え方を見直した。

そもそも見直すのが遅すぎる。

乳幼児は、ストーブに近寄ろうとすると、母親が、危険なものは回避できるよう教えてくれる。
私は、母親の存在を知らずに、直にストーブを触るタイプなのだろう。
その割には、子供の頃にはヤケドもしていない。

今、コワいもの知らずの初心者を見ると、お元気だなあ・・・と感心する。
そして、自分の苦い思い出が蘇える。


昔、英語を習った。
学生時代は、全ての教科、どれも大嫌いな中で、英語も嫌いだけれど、
無理に選ばなければならないとすると、英語かな、という、超・消極的選択から、
英語だけ、マジメに勉強した。
さして、いい成績ではないけれど、他の科目と比べると、まだマシだった。

希望校受験には、英語は不可欠だったし、人並み程度に学習した。
(「人並み」の基準は、自分本位で実にいい加減だけれど)

言っておきますが、
今の私の英語の実力は、地を這っている。
コミュニケーション能力は、言語をほとんど介さず(言葉を発しているが、理解してもらえず)、
ジェスチャー、ボディーランゲージ、時には筆談で、
相手のボランティア精神、熱意に頼る。


昔、昔、アメリカにほんの短期間、滞在した。
その時に思った。
「わたし、この国では、生きていけない」

語学の壁に、ぶち当たっていた。(当然だ)
介添え者や、ナビゲーター、親切な案内人がいないと、一人では、ただの彷徨える人。
ホームレスと、遊び人の中間ぐらい。

現地では、私をヒスパニック系だと思った人もいた。
言葉が出来ないから?
仕事もせずに、日中、ふらふら。
フィリピーナと間違えられることもあった。
現地で、ちゃんと地に足つけて、しっかり勉学に励んだり、働いている風情は、ゼロ。
かといって、さすらいの旅人、牧歌的雰囲気もゼロ。
ただの、へんな人だったんだろう。

私が切に感じたこと。
私には、絶対的ボキャブラリーが不足している。
話をするにも、幼児程度の語彙では、大人の会話はできない。
しかも、発音、ヒアリングがダメだから、外で昼食もまともに食べられない。
「ねえ、連れてって」と、結局、知り合いに、ぴたり寄り添い、頼ってしまう。

帰国後、一念発起して、語学をやり直す、目的意識もなかった。
根気、熱意もなかった。モチベーションも低かった。
自分の生活設計を、日本国内に絞るという、安易な選択で、お茶を濁した。

ちょこっとかじっては、あれも、だめ、これも、だめ。


ハナシは、社交ダンスのことになるが・・・
ダンスの初心者の方が、大きなことに挑戦するのを目の当たりに見て、
とても複雑な心境だ。
気持ちは、気持ちとして、挑戦する内容が、気持ちだけではどうしようもない、
練習の時間、絶対量や、鍛練、先生との相性、いろんなことがクリアーできて、大きな大会に出られる。
それを、まだハシリの段階で、挑戦するのは、どう見ても無謀だ。

私は、自分の実力も顧みず、いろんな無謀な失敗を数々繰り返してきた。
客観的に実力を知った上で、それからの努力が勝負だというのに、
その、そこからが、脱落。
入口近くでウロウロしている人は、ゴマンといる。
その苦しさを乗り越えてこそ、ある程度のどころまで行けるのに、肝心の頑張りが出来ない。
今までの人生、自分の中で、思い出したくない汚点をいっぱい残している。
それを挫折というのだろう。

挫折だらけの人生って、カッコ悪い。

なにごとも習得するには、苦労が不可欠だ。

(→残りの人生も短いのに、肩肘、張りすぎ)

もっとリラックスしよう・・・
・・・言っていることが、バラバラだ・・・


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