蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

秋すぎて

2007-12-04 | 人生
もみじが真っ赤になった。
写真を撮って、しばらく放置していたら、もう師走を迎えている。
追われるようだ。


さて、とある妙齢の女性。24歳。
結婚願望あり。
でも、お相手がいないという。
結婚はお見合いでするそうだ。
しかし彼女のお相手は、なかなかお見合いでは見つからないだろう。
今まで、大学ではまわりには男性がいっぱい。職場も男性がいっぱい。
モテないわけではない。
なのに結婚したがっている男性がいない、ということで、お見合いを希望する彼女。
まだ結婚する気がない男性と、気長に付き合うのは時間の無駄、という。 
待った挙句にサヨウナラでは嫌、とのこと。
あまり年上の男性は好まないというが、男性も身をかためたくなるのは社会でも安定してそこそこの年齢に達してから。
社会に出て間もない24,5歳でお見合いする男性の数は多くないと思われる。

彼女は将来性あるキャリアウーマン。
自分の年齢も収入も高くなって、ますます結婚が縁遠くなる前に、手を打ちたいそうだ。
今まで勉強と部活と仕事に全力疾走してきた。
恋愛(→結婚)は、筆記試験や面接や試合のようにはいかないようだ。

自由恋愛、してほしいなぁ。
真正面からぶつかってほしい。
まだまだ若いんだから。
結果も勿論大事だけれど。
ひたむきな気持ちは、今まで彼女をそういう目で見ていなかった男性にも伝わると思う。


もみじは真っ赤になったら風に吹かれて散って、寒い冬を迎える。
私としては、日本人的美意識は、もみじより、桜。
散り際が命。美の極致。
枯葉は最後までよろよろへばり付いて、なんだか哀れで未練たらしい。

でも次の年になればまた、新芽が芽吹く。
そうやって、一年一年、過ぎていく。
地に足つけて、喜びも悲しみも経験してほしい。