蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

アツアツは、即、冷める

2009-02-27 | 時事&世の中
芸能ニュース、あっちも、こっちも。
「おくりびと」、朝から深夜まで、NHKから民放各社
どこでもいっぱい関連ニュースが溢れ出ていたから、ちょっと別のものを。

玉置浩二と石原真理子。
女性週刊誌が放っておけない、復縁ニュース。
廉価ペアジャケットでお揃いでお目見え、そのまま婚姻届提出。

45歳と50歳。お互い、平々凡々の普通の恋愛では燃えない、
非常時にのみ、身を焦がすような高熱でないと、
生きている臨場感が感じられないそうだ。
そう他人が勝手に分析、コメントしていた。

結婚は、冷静な判断欠如、
離婚は忍耐欠如、
再婚は、記憶の喪失だとか。
こう言っていたのは、石田純一だから、リアリテイィがあるのか、ないのか・・・。

いい年なんだから、まわりがあれこれ言うことではないし、どうでもいいことである。
が、必死で情報に食らいつく私は、相当に芸能スキャンダル ヲタクだと、自己嫌悪。

芸能ニュースとしては「おくりびと」の、
静かに死を見つめる日本文化、死生観を掘り下げてテーマにすべきところだが。


※草稿のまま、ほったらかしていたせいで、
ニュースから時間が経って、さんざんメディアに取り上げられたあとのアップになった。
アツアツが冷めたピザのようで、美味しくなくてすみません。
(そう言えば、かつて、そんなあだ名をつけられた政治家がいた・・・。)

不景気風、吹いてます

2009-02-25 | 読む人々には興味ない話
テレビ、新聞、その他から伝わる、うんざりするほど、お寒い政治、経済の実情。
毎日、まるで恐いもの見たさに突き動かされるように、ニュースを見る。

このご時世、景気のいい業種は何だろう?
天下のトヨタ、ニッサン、ソニーといった、車、電機業界、すごい赤字転落。
輸出で利益を上げる業種は、円高が命取り。
(まあ、体力勝負だろうけれど。)
世界中で、消費マインドはマイナス100度。冷える、冷える、凍てついている。

マネ、マネ、マネ~、と、ABBAの曲を歌いたくなる。
今まで何も感じてこなかったことが、むしろ奇跡に近い。

しかし、不景気なんてどこ吹く風、とまるで感じていない人もいる。
羨ましい限りだ。
というか
テレビは家にないのか? 新聞は取ってないのか?

実のところ、ごくごく身近にいて、こちらの気苦労を全く感じていない。
ますます状勢が悪化すれば、どうなるのだろうと思いつめるほど、
こちらは悲鳴をあげているというのに。

将来、伴侶はたっぷりお金を遺してくれるだろうか。
伴侶はイマイチでも、将来、息子はたっぷり母親にお金をくれるだろうか。
・・・経済力がなくて人に頼ると、ろくなことがない。

不景気だ。本当に。
心も財布も、からっぽ。不景気の風は、冷たい~~~~。

しかし、それは私だけではない。
世の中、今、厳しい。
さあ、頑張って、やっていくしかない。





狙われる、草食系男子

2009-02-17 | 時事&世の中
もう、けっこう前から言われているが、
今朝、読売新聞の記事で取り上げられていた「草食系男子」。
その特徴をあげると

最初の「ビールで乾杯!」の時は、自分の好きなドリンクを飲む。
スイーツ好き。
細身で、お洒落に関心がある。
一人の時間を大切にする。
別にさほど女性と付き合いたいと思わない。

モノに満たされた時代に生まれ育ち、バブルも経験し、
  さほどモノを欲しがらない。
モノは買えるけれど、買わない。部屋は、いたってシンプル。
独自のこだわりがあり、美意識は高い。

ギラギラ、ギンギンの脂ぎった肉食系の真逆だ。
そういえば、典型的な草食系男子を身近に知っている。
平和主義で優しくて、自己主張が強くない、
まさに、どんぴしゃり、このタイプ。

それに比べると、女性のほうが、欲求がはっきりしていて、物欲も強い。
目標を定めると、ぱっぱと思い切った行動に出たりする。
そういうバイタリティあふれる女性たちには、
こういった草食系男子がぴったりのようだ。

恋愛に限って言うと、
女性はもともと草食系だったが、肉食系男子に食べられると、肉食系に変化するとか。
最初に草食系に食べられたら、そのまま草食系のままでいくのだが、
一旦肉食系になると、草食系には戻れないという説もある。

女性も恋愛経験が豊富になってきているから
肉食系男子を食べ過ぎて、ムネヤケしたときには、ほどよい胃薬になるとか。

草食系男子と言っても、単に、元気なく従うだけでは、女性に好かれないだろう。
肉食系女子に狙われるには、最低限、女性の食指が動くような要素が必要。
それは、麗しいフェロモンは勿論のことだが、
女性も高学歴になっているので
単にルックスだけのbubble headではない、べつのもの、
不特定多数にモテる要素でなくてもいいが、一人の人だけにアピールできるもの、
女性とお付き合い経験が少ないために、垢抜けない、磨かれていない原石の宝石、
目立たないけれど、よく見れば良いと気付く草食系男子の良さを
経験豊富な肉食系女子に、見抜いてもらう。
結婚相手としても、モテる肉食系男子はとかくリスキーだそうで、
クセのない草食系男子のほうが、良いそうだ。


私も一緒に暮らすなら、ベトベトの肉食系男子ではなく、
さらっとした草食系男子が、いい・・・。
絶対にそのほうが、いい。
年齢を上げると、ちょい悪オヤジより、枯れオヤジ?
キタナイ肉食系は、嫌だ。(キタナイ草食系も嫌だが)
しかし、美しい男性に好かれるには、私自身の持ち点数が足りない・・・
(草食系男子を狙うには、女性として、くたびれ過ぎ)
私のような、夢見る頃を過ぎた年齢の女性ですらそう思うのだから、
お若いお嬢さん方は当然、草食系男子を好むだろう。

まあ、どっちが肉食で、どっちが草食でもいいから、
一組でも多くのカップルが誕生して、少子化に歯止めをかけるべく、
人類活性化への道を切り開いてほしいものだ。

義理チョコ、オンパレ

2009-02-16 | 読む人々には興味ない話
例年のごとく、バレンタイン・デーには、義理チョコが、集まった。

最近は、チョコ戦線も、以前ほど仰々しくなく、こじんまり感がある。
前は、家人が職場のあちこちの部署に顔を出していたことと、
女性スタッフが結構多かったこと、
そしてチョコを競い合うかのごとく派手派手ブームだったこともあり、
食べるにも、ちょっとうんざりするほど沢山の量をいただいたこともあったが。
まあ、これぐらいなら、家族でいただけそうだ。

これって、日ごろ、お世話になっている人に、お礼の意味を込めて贈る
ビジネス版 季節の谷間ギフトみたいなもの?
中には、チョコに限定しない御品選びもあるようだ。
お中元、お歳暮よりは、予算的には重くない。

さて、妻から夫への本命チョコは???
ひとつだけ、写真に混じっている
一番安い、お粗末なチョコ。

愛情不足かしらん。。。

終電ラプソディ

2009-02-13 | ささいな事
最終電車、久しぶり。
泥酔、爆睡、座席を目一杯使ってる人、人、人。
人の領域、自分の領域、そんな線引き無縁のボーダレス・シート。

地下鉄、隣のお兄さん、6人用座席、横になって夢の中。
どんな夢を見てるのかな。
お家のベッドか、はたまたリビングか・・・。
赤の他人がその超リラックス姿を見ると、ちょっと引きますが。
無防備、平和な日本。

地下鉄最終電車は、当然地下鉄の終点までしか辿り着けない。
その時間には、地下鉄に連結している私鉄の駅、ホームは真っ暗、営業終了だ。
映画みたいに、念力でぱぱっと照明が灯るといいが。
その駅からタクシー。
もったいないけど仕方ない。
でも運転手さんはもうけ時。祝日前日、大歓迎。
火曜日なのにハナキン気分。

とは言え、あまり人影はない、タクシー乗り場。
不況の中、週の半ばで最終駅からタクシーに乗っているマヌケは私ぐらいか?

祝日が増えても、嬉しくない人もきっと多いだろう。
家に着く前、ほんの束の間、
電車の中で見る夢が、一番楽しいSTORYなのかも知れない。


マンマ・ミーア

2009-02-08 | 映画
前に、劇団四季のミュージカルを見たことがある。
前田美波里が、のっぽの友人ターニャ役で出演していたが、とても素敵だった。

今回は映画。
メリル・ストリープが、年齢的なハンディを乗り越えて
(御年59歳、今年還暦!!アラカン世代の星!!)
イキイキ、歌に踊りに、名演技を惜しげもなく披露していた。
ピアース・ブロスナンは、カッコはよいのだが、
歌、演技とともに、ちょっと・・・・
歌も、交互に歌うメリル・ストリープが上手すぎるので、目立ってしまう。
姿は、とってもいいのだが、・・・・。

前半では、中年総動員でパワー全開の大騒ぎドタバタが続き、
跳んだり跳ねたり、大奮闘。
(体って、いくつになってもあんなに動くものなんだ。
でも、鍛えてないと無理だろうけれど・・・)
ちょっと頑張りが痛々しいかんじだったが、
後半のシリアスなトーンになると、メリル・ストリープの名演技が光る。

娘ソフィーの水着がダサイ、とコメントしていたブログがあったが、
私はそんなことは、全く感じなかった。
(というか、そんな風に感じる人もいるという感性の違いに、驚いた)
というより、ヘタに水着なんかで演出しなくてもいいぐらい、
若いみずみずしいソフィーが眩しく輝いていた。
(獲れたての魚は、あれこれ手を加えるより、新鮮なお刺身が一番!)

「ホテルもボロイ」との感想もあったが、
それは、あくまでもストーリーの味付けなので、味わいのひとつとして楽しんだ。

浜辺で、モーションをかけてくる若い男性をのっぽのターニャがたしなめるシーンは、
劇団四季では同じく前田美波里が演じていたが、映画もとても、楽しめた。

娘に花嫁衣裳を着せるシーンでの曲「Slipping Through My Fingers」で、
涙腺の防波堤が、ぷつんと切れた。
それからは、涙、涙、涙・・・
無理っぽい筋立てなんか、まったく気にもとめず、
美しい島の風景に溶け込んだ、歌と踊りの世界に、どっぷり。

ABBAの音楽
心臓の鼓動のリズム、血液が逆流しそうなぐらい、
体中から、ノリノリ感が湧き出た。
とても楽しく、元気が溢れ出た。
涙も、いっぱいあふれた。
悲しい場面もさることながら、楽しい場面ですら涙が頬を伝った。
なぜなんだろう・・・
それぐらい、歌や踊りは、感動を与えるということか。

私はリアルタイムでABBAの音楽を聞いていたわけではないのだが、
少しは重なる時期がありそうだ。
私の世代、特に娘がいる母親、そういう背景が加わると、
また一段とリアリテイが加わる。

メリル・ストリープは、「プラダを着た悪魔」の時の、冷静な上司役、
「マディソン郡の橋」の時の、真摯な主婦役、
私が映画館で観た、それぞれの役柄を、それぞれに演じきっていたが、
本当に幅広い演技派女優だ。
これまで以上に、彼女に興味を持ち、これからの作品にも期待する。

最後のショータイムシーンでは、ビートアップしたまんま、
劇場でアンコールしているような臨場感。
ラストの歌「Thank For The Music」で、また涙が・・・まさに、クールダウン効果。
最初から最後まで、最高にビビッドなエナジーを与えてくれた映画だった。



「メリル・ストリープ唯一のミスキャスト映画」
「好きな人にとっては、好きな映画」
「中年狂乱舞動画」
「中年悪趣味ショー衣装」
との酷評もあるが、そんな全世代全員一致で大絶賛なんて、ありえないので
全く聞く耳を持たず。

楽しんだ人が、勝ち!!


地下鉄ヒューマン・ウォッチング

2009-02-03 | 人々の風景
ばたばた全力で駆け込んだ地下鉄。滑り込みセーフ。

さて、隣の席の太った女性、太りすぎで窮屈。
しかも少々臭い。
妙齢というにはちょっと過ぎているものの、
女性なのに、臭いというのはいかがなるものか・・・。
隣の人(私)は、かわいそう。

それに対比するように、真逆の向かいの女子高生、
下着が見えそうなぐらいスレスレの短いスカートから、生太もも。
彼女イナイ独身男性には目の毒。鼻血もの。
せめて、足をちゃんと揃えて座るわけにはいかないのか?
おばあさん(私)は、よくまあ寒くないなぁと感心。血管、寒そう。

そして
前に立ってる若い男性二人、女性の品定め、品評ばかり。
そんなけしからん高飛車発言を延々とするのは、何様なんだろうと、見てみると・・・。
チビデブと、カマキリのっぽ。映画に出てきそうな不細工コンビ。
そういうのに限って、いっちょまえに、女性のことをあれこれ難癖つける。
相手にしてもらえてないような男性に限って。
みっともないし、惨めだから、やめたほうがいいのに。
本人たちは、なぜか気がついてない。そんなものだ。

次から次へと、いろんな人、仕草、ことがら、モノが目に飛び込んでくる。
地下鉄には、いろんな人がいる。

ちなみに私も、ベラベラしゃべっていたりすると、
ジロっと見られることがある。
私のことも、ウォッチングされていないことを願うばかりだ。