携帯電話を最新のスマホに変えた。5G。
6年ぶりの機種変更。
スマホは2台目。
しかしながら、ショップの担当のお姉さんが恐ろしくて、やっと手続きが終了した3時間後には、すっかり彼女がキライになっていた。
わたしはあと1ヶ月で前期高齢者になる。
すると、高齢者枠内ではピカイチ若いことになる。
だが、現在の高齢者ではないククリでは、最年長になる。
スマホへの理解が遅過ぎて、契約者名義変更やら、契約内容変更やら、その他諸々に、なんと3時間もかかってしまったわけだが、、、
有料で申し込み手続きを依頼したものが、2件あった。
娘にやってもらったら無料だし、わたしが自分でやっても出来ることだった。
5000円弱の手数料の無駄遣い。
しかも、有料なのに、あんなにコワイお姉さん。
「さっき、やったばかりじゃないですか。
もう忘れたんですか?」
などと、完全なる上から目線パワハラモード全開でたたみかけられる。
わたしが間違えてトンチンカンな発言をすると、「最初、こう言ってたじゃないですか(何、言ってるんですか)」と、鋭く一刀断ちに斬られる。
そりゃあ、わたしが鈍くボケてるのはわかるけど、、、
わたしが客だ!
しかも、有料で頼んでいるのに。
、、、必要以上に落ち込み、慄き、不安になり自信を喪失した。
彼女は若いし、毎日同じ専門的なことを繰り返してやっているから出来て当たり前のように感じているが、わたしは高齢者(あと1ヶ月で)であるし、スマホやパソコンは苦手だ。
彼女の常識やペースは、わたしの常識やペースではない。
しかも、わたしのほうがお客さん。
そして完全なる弱者である。
言われっぱなし、叩かれっぱなし。
そりゃあ、理解は悪い、覚えは悪い、記憶もひどい、スピードも遅い。
だから、有料でお願いしているのに。
彼女だって、いくらお金をもらったからといっても、ムカつくものはムカつくのだろう。
この、ノロマめ!トンマめ!と。イライラ。
それはわかるが、弱者に対する労りなど1ミリもない。
弱者は自分の弱点がしみじみ身に染みてわかり、自覚するのであるが。
悲しい、情けない、惨めな時間だった。
が、最新スマホ、容量もメチャクチャ大きく、出来ることがいっぱい。
絶対にそんな大容量は必要ないと娘に大反対されたが、強行敢行した。
今は新しいスマホを前のスマホの時のように各々に認証させるための、それぞれ作業中である。
が、高価なモノを持ち歩くにあたって、怖々、ヒヤヒヤ、ドキドキしている。
前のスマホも持ち歩き、2台同時に使っている。
自宅やWi-Fi環境が整っているところでは前のスマホも使えるので、年子の兄弟のような感じである。
お姉さんは怖かったが、新しいスマホに夢いっぱい、期待している。