蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

男の美学に反する、オトコ

2008-11-26 | 読む人々には興味ない話
ここで言う「男性」とは、家族ではない人。
つまり、一般の、そこらへんの男性。

一方的になりゆきでお見かけした、海外派遣中の企業人男性。
長期海外滞在されているということで、ちょっと素敵だなぁ~、なんて思った。
しかも、私を含め、女性たちが憧れるヨーロッパに単身赴任。
当然、日本にいるご家族とは、別居。
奥様を愛しておられるとか。
いかに離れていても、強く愛しているか・・・とのことだ。
それは、とても結構なこと。感心、感心。

しかしながら、その割には、奥様がおられるとは思えないようなコメントをされる。
その人のアタマとカラダは別もののようだ。
「妻を愛する自分」という理想を、
ご自分で、呪文みたいに唱えておられるだけのように、私には映った。
あるいは、いい思いをした後、面倒な展開を避けるために、
初めから、既婚者であることを強調しているのか?
遠く海外への単身赴任の期間に、家族とは離れ、日本人が憧れる地で、
この絶好のチャンスを生かさないでどうする!とばかりに、
(婚外女性と)遊ばないと損!みたいなニオイを感じてしまう。

そういうのって、実に、あか抜けない。
いっそ、いいカッコしないで、ズバっと本音を出すほうが、ずっとマシ。
ずっとずっと、そのほうが男らしい。
(まあ、それはそれで、女性たちは、ドン引きなのだが)

海外に憧れる女性たち、一人旅を計画する女性たちに対して、
下心ありありの心が透けて見える。
私は、そういう男性は、本当に、サエナイ、モテナイ、ダサい、と嫌悪する。
ま、私には直接も間接も、全く関係ない人なのだが、
私のカンに障っただけのことである。
学業や仕事に追われ、遊びなれていない、不器用な善人なのかも知れないが・・・。
そういう人が、へんに遊ぼうということ自体が、そもそもの間違いだと思う。

私のイメージする「男性の美学」に全く反する、
最もカッコワルイ典型的パターンだ。

秋色、真っただ中

2008-11-25 | 
まだ途中。
このあと、徐々に真っ赤になって、すべての葉が落ちる。
今は、黄色から赤に変わるところ。
落ちた葉っぱも、まだ生きている。



落ち葉の絨毯。
風で時々、模様が変わる。
お日さまの光で、色彩も変わる。
秋色をたたえ、めまぐるしく表情を変える。

冬への入り口。
あと少し、あと少しだけ、秋の風情を楽しませてほしい。


自立について

2008-11-23 | 読む人々には興味ない話
自立には、経済的自立と精神的自立がある。
自立に必要なものは、健全な心と、お金。
そのなかで、まずは、「お金を得ること」の意味、目的、大切さを知ること。
得たお金は、何に使われているのか、整理してみた。

【基本編】
お金を払って行うこと(得ること)・・・自分では出来ないことをやってもらう。
衣食住費、光熱費、税金、通信費、運賃、医療費、教育費、生活支援関連など

お金を得るための行為・・・おもに仕事
専門分野、一般分野
自営、正社員、派遣、パート、アルバイト、お手伝い
相続、贈与、不労所得

得る金額も、払う金額も、人それぞれ、差がある。
一般的には、収入額が多いと、支出額も多い(生活水準が高い)
収入額が低いと、支出額も低い(生活水準が低い)
能力による差、階層による差も含め、
今は、格差社会が社会問題にもなっている。


【余裕編】
お金を払って行うこと・・・娯楽費、サービス料
自分は、お客様。ちやほやしてくれる。ガマンしなくていい。
成果や結果は、求められない。

お金を得るための行為・・・仕事
お金を払う人が、お客様。ご機嫌を取らないといけない。
お金のために、嫌なことでも辛抱する。
試練、鍛錬の場にもなる。

例えば、お金を払って趣味のことをすると楽しいが、
趣味の分野でお金を得ようとすると、その道のオーソリティでなければいけない。
イバラの道。
お金を得ようとすると、大変なのだ。

娯楽にも、高くつくものと、そうでもないもの、いろいろある。
比較的高くつくもの
高額旅行、高価なショッピング、高くつくお稽古、高くつくイベント、
際限ないギャンブル、サロン的お付き合い、高くつく趣味、高いお店での飲食
比較的安くつくもの
低額旅行、廉価なショッピング、スポーツ、アウトドア、釣り、読書、映画、展覧会、
安めのテイクアウト、市民サークル、安くできる趣味、自宅または安いお店での飲食

欄外として
嫌なこと、したくないとこと、できないことは、お金を払って、自分に代わって人にしてもらう。
→家事代行、介護、保育

セレブ→お金持ち、成功者
いろいろな欲求を、お金を払って満たす。
満たされる欲求のレベルは高く、支払う対価に比例する。
庶民はガマンしていることも、涼しい顔で実行できる。
妬まれる。(麻生さん発言も、このあたり、ヤリダマに。。。)

セレブを夫や親に持つ妻・子供は、自動的に妻・子供もセレブ。
一般の女性が一生懸命労働して稼ぐお金よりも、うんと多いお金を、ダンナさんからいただく。
セレブ的優雅な暮らしを否定するのではなく、憧れる人もいるだろうが、
そういう人は、そこそこ今の生活に満足している人。
さらにステップアップを夢見て、憧れる。または、ライフスタイルを参考にする。
あるいは、心を豊かにする工夫を心がけ、モノと心の均衡を保ち、バランスをとる。

ダンナさんが、お金持ちではないと、生活は厳しい。
男性も同じこと。
自分が働いて得たお金も生活費に。きちきち、カツカツの暮らし。
必死で頑張っていても、先が見えない、不安がぬぐえない、余裕もない。
そんなときに、無神経に優雅な暮らしぶりを見せ付けられると、
きっと反感を買う人もいるだろう。

不公平。
社会の閉塞感。行き詰まった政治、経済。深刻な不景気による、雇用状況の悪化。
厚労省の元お役人と家族が殺傷された事件も、そういう背景があると言われている。

勝ち組、負け組みも、オセロゲームのように、翌日には逆転。
ただし、逆転して勝利を得ても、未来永劫に持続する保障はない。
本当に不安な世の中である。

自立した生き方とは・・・と、私なりに考えてみた。
そういう不安要素を抱える社会の中で、自分の立ち位置を熟知すること。
そこから始まると思う。
社会の荒波の中で、どう泳ぐか、そのコツを掴むには、失敗も必要だ。
がむしゃらに頑張る人、余裕で頑張る人、頑張らないけれど、現状に満足している人、
頑張ってるけれど、頑張れない人、頑張らなくて、不満爆発の人・・・。
自分は、どういう種類の人なのか?
どうして、その立ち位置なのか?

「自分のまわりは皆、自分と同じようなことを言ってるし、してる」
と、小さな範囲、楽な基準だけで自分を正当化する。
類は友を呼んでいることに気付いていない。
そのあたりの出発地点が、かなり重要なターニングポイントだ。
まわりに流されるのが、普通だ。
誰だって楽なほうがいいに決まっている。

自分はどういう立ち位置にいたいか。
諦める前に、まず目標を立てること。小さなカンタンな目標でもいい。
流されて生きるのと、意識して生きるのとでは、全然、違うと思う。


今、幸運にも、なんの不安なく、ゆるぎない立場で、自立して生きておられる方々には
全然関係ない話となりました。
でも、そこに行くまでの努力、維持する苦労は、あるはずです。

私は、いつも、不安定。ゼロを意識して生きています。



頑張る人が好き

2008-11-22 | お付き合い
社会保険労務士の資格をとって、資格を活かして働き始めたFさん。
中之島でお昼休みにランチを共にした。
1年に1回ぐらいしか会わないけれど、ずいぶんキレイになり、輝いていた。
彼女と会うと爽やかな気持ちになる。

なにしろ、彼女は頑張り屋さんだ。
上の息子さんがある程度、手を離れた頃から、自分の行く道の目標を模索していた。
具体的なカタチとなったのは、下の息子さんが生まれる前後から。
彼がまだうんと小さい頃から、専門学校の学費を貯めるため、
ご近所のお寿司屋さんでアルバイトし、国家試験へのステップを踏んだ。

彼女は、京阪沿線の閑静な住宅街に住む専業主婦だった。
ご主人は温厚で知的な方。
有名企業にお勤めだ。ヨーロッパなど、海外出張もある専門職。
お子さん二人も、今時珍しいぐらい、とても素直に育てられている。

勉強を始められる前は、ちょっとしたバイトをしたり、
国際交流関係のお友達や、ママ友達等と、ご自宅でパーティをされたり、
楽しく活動的に過ごされていた。
私とは、その頃からのお付き合いだ。

別に家庭に不満があるわけではない。
ご主人とFさんのそれぞれのご両親は、他県に住まわれ、お互いの生活には干渉し合わない。
Fさんは、ご結婚年齢はそう遅くないので、
ご結婚以前は、ほとんどお仕事の経験はないと思う。
40歳頃からのお勉強スタートなのだが、本人いわく
「あの頃に始めていて、本当に良かったわ。
今からだったら、気力も体力もきっと追いつかない」と。

資格のあるなしで、仕事の内容や待遇は全く違ってくることを実感したというFさん。
次は、行政書士の資格を取りたいそうだ。
もう勉強は始めているが、就職先が変わったばかりで、慣れない仕事に戸惑いながら、
孤独な勉強に取り組むのは、結構きつい、とも。
でも、意欲満々。
「なぜそんなに頑張るの? もう、現状で十分だと思うけれど・・・」
と聞くと、最終目標は、経済的自立だそうだ。
経済的自立と同時に、精神的自立も叶う。
そのとき、彼女は目に見えない色々な呪縛から解放されるのだろう。

下の息子さんはまだ小学6年生だが、お母さんが忙しいから、食事の用意は慣れている。
気が向くと、小麦粉からイーストを使って本格的にピザを作ったり、オムソバを作ったり、
主婦顔負けの創意工夫をするそうだ。
最近は、音楽(楽器演奏)にも目覚めているとか。
ご長男も親が知らない間に、私立大学在学中に、国立大学を受験し、今年、合格。
「あの子ったら、親に隠れて陰でコソコソ勉強してたのよ~」と、Fさんは言うが、
合格決定の日に、「国立大学へ行かせてください」とご両親に頭を下げたそうだ。
(こういうケース、けっこう耳にする)

親がかまってやれないと、それなりに子供は自立してくれる。
過保護、過干渉は良くない。
放任しても、子供は親の背中を見て育つ。

今からまた、Fさんは辛い時期に突入する。
社労士資格勉強中は、一切遊びも余裕もなく、ひたすら勉強ばかりしていたという。
次の資格に向けて、ちょっと休養も必要かなあ~と感じるそうだ。
「その前に少しだけ、楽しい、キラキラしたものに触れたくて。
だから、また、時々お付き合いしてね」
そう言うFさん。
夢に向かって、不断の努力が続く。



雪の葛城山

2008-11-20 | 
なにしろ、寒い。
近鉄阿部野橋駅から急行を乗り継ぎ、約50分。御所駅へ。
御所駅から、かわいい小ぶりのバスで約20分、ロープーウェイ前へ。
温度計を見ると、氷点下ゼロ度。寒そう・・・

葛城登山口から、ゴンドラみたいなロープーウェイで葛城山上へ。
ゆーらり、ゆらり。高い~。
まさに読んで字のごとく、ロープのウェイだ、と実感。(→意味不明)
これ、落ちたら? 途中で止まったら?
いろいろ考えながら、でも、しっかり360度に広がるパロラマ・ビューを楽しむ。
高所恐怖症の方には、オススメしませんが。





ロープウェイからの眺めは、途中から雪景色へと変わっていく。
さむ、さむっ。
葛城高原ロッジへと向かう。
雪で、道は滑りやすく、こわごわ。
ご高齢の方なら、足元がちょっとキビシイかも。



目安の20分を過ぎても、目指すロッジらしきものが見当たらず、更に進む。
雪質は、シャーベット状から、さらさら状に粉雪になる。
でも、吹雪くし、冷たくて寒いし、出会う方は、登山装備の方々だし・・・。
これって、道を間違えてる?
こんなところで遭難したら、間違いなく笑いモノになる。
まだ着かない不安と寒さで、ミニ・ブルーになった。

道しるべの示し方が、ちょっとヘンだったせいもあって、見誤って、通り過ぎていた。
Uターンし、どうにかロッジにたどり着き、鴨鍋をいただくことができた。ほっ。
鴨の歯ごたえがよく、甘みのきいたおダシも美味しかった。

鴨鍋をいただいた和室の窓は、水蒸気で曇り、室内から外は見えなかった。
突然の天候悪化で、このロッジに足止めとなり、居合わせた客同士の体験談が始まった・・・
などという展開やら、なんやらかんやら、いろいろ勝手に頭をよぎる。
訪れた季節を間違えた・・・か・・・気まぐれなお天気を恨むか・・・

食後に移動した喫茶室の窓からは、遠くまで山々が広がる。
雲からお日様が顔を出してくれた。
陽だまりに身をゆだね、ゆっくりコーヒーを飲む。
古(いにしえ)の俳人や画家たちの目から見えた風景も、こんなのだったんだろうなあ・・・
と、思いを馳せた。



気の利いた一句も出るとよいのだが、帰りも寒いのかな~と、また不安に。
散策どころではなく、帰りは、予定より1時間半も早いロープーウェイに乗って、
早々に下山した。

ロープウェイ前バス停留所の周辺は、平日で、季節はずれのせいか、
ひっそりして、休憩所も草が生い茂っていた。
このあたりの土地管理は、奈良県なのだろうか。それとも、奈良交通?
ちょっと観光地としては、さびしい風情。
御所駅までの途中、バス道路の両脇には、古くからの立派な門、
美しい瓦屋根の、手入れの行き届いた純和風のどっしりした家々が建ち並んでいた。

御所になにかのご縁があってやって来たわけだが、
こんな寒いときに、あんな雪の山上に行くことになるなんて、
ちょっと溜息の一日となった。
でも、少しお天気の神様に翻弄されたが、雨や大雪などではなかったわけだし・・・。
しかしながら、やはり、寒さは一気にではなく、徐々に体感したほうが、身体には良さそうだ。

親切の押し売り

2008-11-18 | ささいな事
大阪市営地下鉄では、1日乗車券は、850円で1日乗り放題、
ノーマイカーデー フリーチケットは、毎月20日と毎週金曜日に限り、600円で利用できる。
私は、ノーマイカーデー フリーチケットを毎週購入している。
しかし、当日買うと、券売機が混んでいたり、運悪く前の方が発券に手間取ったり、で、
電車の発車時間に間に合わないことがあるので、前もって買うことにしている。
(ただし、夜、終着駅で買うのは、極力避けている。)

にもかかわず、昨夜は、ちょっと気が抜けて(→酔っ払ってました・・・)
地下鉄終着(始発)駅で、私は金曜日のためのノーマイカーデー カードを買っていた。
その時、
「このフリーチケット使って!」、と、
ご自分が終点まで乗って、もう使って用済みの1日乗車券をご親切にくださった。
もう夜だし、終着駅だし、使うことはないから、今から券売機で切符を購入しようとしている人に、
(ただで)使っていただこうということだ。
でも、私が使うのはその日ではなく金曜日。そのために前もってカードを買おうとしていた。
なので、引き続き、カードを買う手を止めなかった。

「なんで買うん?このカードがあれば買う必要ないやん!」
と、その方は、力んでくる。
「(いえ、今日の分ではなく)、金曜日の分を買ってるんです」、と、私。
「なんや、そうなん、じゃ別の人にあげるわ!」、と、いかにも機嫌悪そう。
別の、切符を買おうとしている人に「これ、使って!」と、あげていた。
まぎらわしい買い方をしている私も悪いが、
あんなに、ふてくされた態度をぶつけられたのは初めてだ。

ここまであらわに感情をぶつけられたことはなかったが、
今まで何度もこの展開になったことがある。
だから私は夜に終着(始発)駅からフリーチケットを買うのが嫌なんだけど、
金曜日、当日に朝から買うとせわしないから、
前もって買おうとしても、日中はいつも時間に追われているので
どうしても、今ぐらいのタイミングで、夜、買うことになってしまう。

私も、前に一度だけ、使用済み1日乗車券を、あげる側の立場で、
同じことをしたことがある。
貰ってくれた人は、「え?」と一瞬たじろいだようではあるが、
「ありがとうございます」と言ってくれた。
が、実は、私と同じ状況で、いらなかったかも知れない。
でも、とりあえず場の空気から、お礼を言ったのかも知れない。
自分の経験上、それ以来、私は人にはあげないことにした。

私は、いちいち説明も面倒だし、せっかくの親切心を踏みにじるようで、
場の雰囲気を気まずいものにするのも嫌だから、
いらなくても、そのまま軽く礼を言ってもらっておくこともある。
でも、金曜日のためのフリーチケットは私は買わなければいけない。
それをすると、くださる方は、「なんでや??」とういうことになる。

とどのつまりは、色々ややこしいことを避けたかったら
夜に、しかも終着駅で、誤解を招くようなチケットの買い方をすること自体を
私がやめたらいいハナシだ。

親切の押し売りは、微妙なかげんで、ありがた迷惑にもなる。
お互い気をつけたいところだ。


お姫様ドレスの効果

2008-11-17 | 趣味
パソコンをいじりながら、とりあえず毎週日曜日10時は、恒例、
テレビ番組「サ◯◯ミ」をつけていた。
テレビとは背中合わせでパソコンの画面を凝視していたので、
ほとんどテレビを見ていなかったが、終わりごろ、同級生○氏がコメントしていた。
あれ?今週は、出演してたんだ・・・。
終わる頃、気付いてもしかたないが。

落語家さんが、◯氏と同等に、中国の経済事情等に関して、
中国という大国を一言で言い表すような発言をしていた。
落語家さんのお仕事は、落語。
あの落語家さんが、物知りで、よくお勉強されていて、
世界で活躍するビジネスマンや政治家のように、
実体験やキャリアを積まれて、経済や国際に精通されているのだろうか。
知ったかぶりや、思い込みなどではないと思いたいが、
いくらバラエティ色がある番組といっても、どうも説得力に欠けるような気がする。
前に出演していた三谷幸喜氏の、しらけギャグのほうが、ずっと健全かなぁと思った。


それはそうと、話は変わるが、昨日は、ダンスパーティがあった。
ディナー付きだったので、お値段もご立派。
(と言っても、まだまだ上には上があるが)
主催者の先生と生徒さんによるデモンストレーションが披露された。
素晴らしいドレスに、素晴らしいダンス。(そうでない方も、おられたが)
誰でもそこそこは踊れるようになるが、あとは、才能だと感じた。

競技ダンスの人と、一般ダンスの人とでは、雲泥の差がある。
英会話でも、ちょっとした英語が通じるのと、
実用ビジネス英語を仕事で使いこなすのと、格段のレベルの違いがあるように。

見ていて楽しく惚れ惚れするのは、競技ダンス。
踊っていて楽しいのは、一般凡人ダンス。
ダンスタイムになると、私は、お上手な方々の波のハザマをすり抜けて(時々、ぶつかって)、
足を踏み踏み踊っている。
人の往来が激しく、ホールの真ん中で立ち止まってしまっていたりもする。
楽しんだ人が、勝ち。
競技ダンスなど程遠い身でも、健康と老化防止には、効果ありである。

ただ、あまり、お衣装に凝っても、
お衣装のイメージほど踊れない人のデモンストレーションを見ると、
ドレスが立派な分、かえってカッコワルイんだなあ・・・と感じた。
でも、人知れず、こっそり(人前に立たず)一人で自己満足する分には、なんでもあり。
(こっそり、といっても、人には見られてるんだけれど)
いくつになっても女性は、女性。美しいドレスは永遠の憧れ。
恥ずかしがらす、ドレスやダンスで気分転換するは、大いにおススメである。


泡沫の夢

2008-11-14 | 時事&世の中
あの、かの、超有名なミュージシャン、小室哲哉氏。
そんなにお稼ぎになっていたのか。
100億を超える資産があっても、落ちるときは、一瞬。
借金があり、人をだましてまでお金を取ろうとしている状態でも、
まだ300万円近い家賃のところに住み、
逮捕されたときも、1泊9万円のホテルのスィートルームに身を置く。

ヴィトンの大きなスーツケースがいくつも積まれていた室内、
あたかも、宴のあとの泡沫(うたかた)。
哀れというか、見ていた夢は、本当だったんだという唯一、証拠品のよう。
彼の場合は、偉大な作品の数々が残るが、それにしても・・・。

ホリエモンも、テレビ局のお呼び出しに応えて、堂々と顔を出している。
どういう意味合いで、この時期、出演要請があるのか、一目瞭然。
それでも、出演する。
彼には、彼のポリシーがあるようだ。

最近の流行語のようになっている「セレブ」。
その実態は、じつに危ういものをはらんでいる。
積み上げるのは大変だが、壊れるときは、一瞬。

大金持ちになって浮かれるときは、そっと静かにお忍びで、どうぞ。
人々の羨望は、それが過ぎると、憎しみに変わる。
こんな深刻な不況下においては、Scapegoatになっては、かなわない。
世間の誰もが認める本人の実力の見返り、評価としての報酬であればよいが、
そうでない場合は、(そうだったとしても)、間違いなく、叩かれる。
ビル・ゲイツみたいなお金の使い方、できないのだろうか?
あそこまでいけば、またスケールが違うが。

たとえ、音楽にのめり込んだ挙げ句のはてのことだとしても
なかなか得られない名誉をお金とともに失い、犯罪人にまで身を落とすとは。
類まれな才能もさることながら、
今から100億円、稼げない。宝くじに当たっても無理。
残念であるが、比較にならないほど凡人の我々も、戒めとしたい。

いずれにしても、成金趣味は、よろしくない。



ご結婚おめでとう・・・なんだけど

2008-11-11 | お付き合い
集まったのは、主役のN氏ご夫妻のほかに、男性3名と2夫妻、全員で9名。
ホテルオークラ神戸のメインダイニングで、フルコースディナー。
同ホテルに宿泊した翌日は、有馬でゴルフだ。
そのメンバーの中で、Y氏の奥様は、ドタキャン。
Y夫人とご主人は同業だが、奥様のほうが、実によく働き、ご主人より評判が良い。
収入も多いかも?
ドタキャンしても、強いものである。

ディナーのときに、お祝いのシャンパンと、ケーキをお二人にプレゼントした。
赤ワインは、藤原紀香と陣内智則の結婚披露宴に出されたものと同じワインだとか。
白ワインは、すっきり味でよかったけれど、赤ワインはキツめで少し飲みにくかった。


ご結婚されたN氏は、ここ何年か、前の奥様のおられるご自宅には
あまり帰ってないということは、人づてに聞こえていた。
離婚したのかも?という噂もあったが、本人は、だんまり。
N氏は「お休みは、家に帰らず、映画を見ている」ということらしく、
以前、誰かが、ご本人にさらっと話を投げたところ、
「そういう過ごし方も、いいものですよ」
とおっしゃるにとどまっていた。

ふ~ん・・・
ひとりで寂しく、ではなく、素敵なお相手と映画を見ていたのか・・・と、納得した。
N氏は、当然再婚、奥様は、どうなのだろう?
離婚の原因は、今の奥様なのか???
説明、一切なし。
「知り合われたキッカケは、何ですか?」
の問いに、「ある会です」と、お答えになったに過ぎず、
そんなんでは、わからんやろー、
つまり言いたくないわけね・・・と感じた。
一応はお披露目はするけれど、そのへんの事情は、カット。
まあ、芸能人ではないのだし、根掘り葉掘り聞きくのも大人気ないし、
第一、本人がしゃべりたくないのなら、しかたない。
N氏の社会的な立場もあるし、入籍した事実だけを公にしたかったのだろうが、
しっくりいかない気持ちでいっぱいだった。

初めてお目にかかる奥様、いったいどんな方だろう・・・と思っていが
ほんのわずかの会話からわかったことは、
奥様は、今、平日のゴルフレッスンを受けておられるということぐらい。
そこから推測できるのは、仕事のお休みが平日なのか、
あるいは仕事をフルタイムではしていないのか、
それとも専業主婦なのか、特定できず。
それぐらいだ。
ダンナ様であるN氏も、もう少し、奥様を会話に入れてあげたらいいのに、
奥様に対する思いやりがない、気の利かない人だと感じて、私はシラけた。

彼らの集まりは、いつもそう。
夫人同伴であろうが、わざわざ新妻を家から、飲んでいる場に呼び寄せようが、
飾りみたいに、見世物として置いておくだけで、決して会話には入れない。
初めてお会いする夫の仕事関係の方々を相手に、堂々とべらべらしゃべれる夫人は、そういない。
政治家の夫人なら、また別だろうが。

日本人男性たちは、夫人同伴のときの、夫人に対する扱い方がぞんざいで、
いかにも夫の付属物みたいに感じられて、いつも私は、大いに気を悪くしている。
夫人の方も、ここぞと、夫が困るぐらい、平気でへんな発言をされたら良いのでは?

私が、いい例。いや、悪い例?
ニュースや話題について、ちょこっと一言話すが、いつもなにかを間違えている。
でも、緊張が緩んで、和んでいるときもある・・・→むりやり自己擁護
シャンペンとワイン、脂分の多い西洋料理の数々で、
コース最後あたりには、私は気分が悪くなった。
部屋に戻って、目を白黒させながら胃袋からもどしたら、やっと落ち着いた。
豪華料理をたっぷり食べると、いつもこうなる。
油を十分に分解できないらしく、身体に合わないようだ。
私って、ほんとにチープな体質なんだと、またまた再認識した。


プリザーブド フラワー アレンジメント

2008-11-06 | お出かけ
今回は、こんな出来栄えとなった。

友人のレッスン練習にお付き合いしたサクラの生徒は、前回と同じ顔ぶれ、2名のみ。
ロスタイム、たっぷり、製作時間、ちょっぴり。
で、ばたばた大急ぎで、作った。
レッスン料タダで教えていただいて、文句は言えないが、
もう少し、準備などに、時間を有効に使えれば、言うことなしだった。

きっちり、緊張して完璧にやろうとすると、ボランティアで教えてくれている友人も疲れると思う。
本格的に、他人に教えるとなると、こういう時間配分にはならないだろうけれど、
まあ、無駄も、贅沢時間のひとつかなぁ・・・と。(むりやり、弁護)

レッスン代金無料という身分では、何も発言権はないので、ただただ、感謝するのみ。
友人たちとコミュニケーションがとれただけでも、楽しかったわけだし、
時間は無駄に過ぎたのではなく、この手作り作品がおみやげとなった。